えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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今月のぼくの歌う予定です。遊ぼー。
http://kysakai.lovemebaby.net
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ジャズ。ピアノでもっともたくさん聞いたのがこのアルバム"The Bud Powell Trio"なのです。アナログ・レコードでは1曲目から8曲目がA面で9曲目から16曲目がB面でした。

そのA面は、1947年の録音で、モダン・ジャズ・ピアノの楽しさと美しさを完璧なまでに高みに至って表現しきった名演奏集だとぼくは思う。そして、B面がそのA面と対比して1953年の録音で麻薬所持による収監や精神病院での非人間的な治療のあとの、痛みすら感じさせる美しいバラッド集の趣。A面が光でB面は影かな。ぼくは光の美しさがあるのは影のおかげだし、影の美しさがも影のおかげだとも思う。とどのつまり、このアルバムのA面も、B面も好きなのです。

その後、このセロニアス・モンクを師と仰ぐ、まぎれもない天才で凄腕のピアノ弾きは、ヨーロッパにわたり、人生の輝きを取り戻すことになるのだけど、そのころの彼をとりまく物語はベルトラン・タヴェルニエ監督の「ラウンド・ミッドナイト」で見ることができますよ。

空も晴れてきたようです。近づく春を感じながらバド・パウウェルのピアノを聴いているんです。さて出かけるかな。





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国分寺のカフェスローの「暗闇カフェ」という企画ライブを見に行きました。出演者はスミアヤコちゃんでした。電気を灯さず、蝋燭の火の灯りのもとギターやピアノの弾き語りをしてくれました。

蝋燭の灯りにゆらぎにとっても気持ちよくて、歌も心にすっと入ってきます。

ろうそくがテーブルのそこかしこで灯されているんだけど、けっこう暗いものだと感じました。山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」という映画を思い出しました。江戸時代まで、というか、電気が家庭に普及するまで、人はこんなほの暗さの夜を暮らしていたのかな。なんだかその暗さもあったかいのです。

昔、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」という随筆があって、羊羹について谷崎は書いていて、あのほの暗いような黒い色を褒めたたえていました。水木しげるは電気のせいで妖怪が現れずらくなったと言ってもいました。暗闇万歳かもしれません。

それから、蝋燭の炎ってなんだかあったかいんですね。キャンプ・ファイヤーでもそうだけど、火を見てると、頭と心が浄化されて、すてきな夢の中に入っていくようでもあるのです。そう、子供のころキャンプ・ファイヤーが好きだったなぁ。

昔、"Life Is Dream Time?"という歌を作ったことがあります。またその曲もひさしぶりに歌いはじめようかな。こんな詞です。

♪♪♪...
キャンプファイヤーの夜
不思議な女の子にあったよ
彼女は黒い長い髪をしていた
黒い大きな瞳をしていた

キャンプファイヤーの向こうで
思いだしてるみたいに言った
彼女はどんなに悲しくてもいいのさ
彼女はどんなにつらくてもいいのさ

彼女は踊ることが大好きで
だけど、機械のビートにあわせて踊れなくて
誰かのハートのビートにあわせて踊る
だけど、僕とは踊ってくれなかった

彼女はインダス川を南に下り
静かな南の海を、旅をした
オーストラリアの赤い砂漠にたどりつき
虹色の蛇の言葉が降ってきた

Life is a dream time?
Life is a dream time?
Life is a dream time?
Life is a dream time?

彼女のママは行ってしまった
彼女はパパにさよならを言った
 
 Life is a dream time?
...♪♪♪

あっ、この歌の主人公の女の娘の名前をふと思い出しました。けれども、その名前は伏せておきます。いまごろ、どうしているんだろう?

スミちゃんはこの「暗闇カフェ」のテーマを「見えない力」としていました。そんな歌い手のスミちゃんの感想がここで読めます。おもしろいなぁ。
http://sumiayako.exblog.jp/25311150/
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東京都現代美術館へ「オノ・ヨーコ|私の窓から」を見に行きました。近年の作品を中心に、そこから過去のエポック・メイキングとなる作品も振り返ろうという展覧会でした。

ぼくには大好きな日本人の現代アートの作家が二人いて、一人は草間彌生さん、もう一人が小野洋子さんなのです。見ていいて、ふと鳥肌が立つようなこととか、随喜の涙がほろりと流れそうなときすらもあるのです。

ラストのコーナーで多分、ジョン・レノンとの思い出もあるだろう大きな邸宅でにこやかに過ごす現在の彼女がビデオが大きなスクリーンに映されていて、それは、おしゃれでかわいい元気なおばあちゃんちゃんです。おのとんがりまくっていた人がです。なんか、それはとてもよかったです。究極のメッセージのような気がして。

そして、やっぱり、吹き抜け大きなの空間での展示の彼女の不動な訴えかけ、求め、解けないような問いを発する何かに感動しました。

http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/yoko-ono-from-my-window.html
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勤めている会社の借り倉庫が国立の谷保にあって、用がありそこに谷保の駅から歩いて行く途中に谷保天満宮があったのです。こういうところが好きなぼくは、すぐに詣でてしまい、御神籤をひいてしまいました。こんなお言葉をいただけたのです。さすがに続くと、ぼくも聖なるもの、神なるものに、打たれたような気がしました。そして、もちろん、このように皆さまにもご多幸あれ。

「第二○番 おみくじ

いそしみし
しるしはみえて
ゆたかにも
黄金(こがね)なみよる
小山田(こやまだ)のさと

運勢 大吉」

ゆめゆめうたがふことなかれ
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赤坂憲雄さんと会津学研究会の編著した「会津物語」を読んだ。

民俗学者の赤坂憲雄さんが主導し会津学研究会の人が福島、会津のいろいろな人たちから聞き書きした不思議な実話が100話、物語られています。それらの物語は、あくまでも実話を採取した柳田国男の「遠野物語」から100年以上経て、今のそのような実話の物語が会津に舞台を変えて、そえれが今の日本に住む人たちに必要だと赤坂さんたちに考えたという。

怖いような話から心あたたまるような話まで、いろんな話が披露されているのだけど、魑魅魍魎からきつねや犬、猫、熊などの動物たち、天狗、物の怪らしきもの、生きているものから死んだものまで、そこにもここにもちゃんといて、存在しているのだね。それをぼくは信じます。

ゆめゆめうたがうことなかれ

おやすみZZZzzz.....






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コーエン兄弟が監督、脚本した映画「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」はとっても良かったけれど、そのサントラ"Inside Llewyn Davis Original Soundtrack Recording"も愛聴しています。どうしてなんだろう、Dave Van Rockの歌う"Green, Green Rocky Road"を聴くと切なくなって、泣き出しそうになるよ。つたないけれど、意訳をしてみました。

ぼくがボルチモアに旅立つとき
ぼくの部屋にはカーペットなんて敷いていないよ
ついてきてよ ぼくを追いかけて
ぼくたちは昔の物語の中をおりていく

青い緑のロッキーの道
きみは緑の中を散歩する
きみはほんとうは誰が好きなのかい それをそっと聞かせておくれ
ほんとうは誰が好きなんだい

おんどりが鳴いて それが空にとけていく
歌わないし飛ぶこともできない
歩けも走れもできなくて
おひさまにぶちまけた黒いペイントなだけさ

青い緑のロッキーの道
きみは緑の中を散歩する
きみはほんとうは誰が好きなのかい それをそっと聞かせておくれ
ほんとうは誰が好きなんだい

かわいいジェーンが踊り場にかけていく
つまずかないでよ ころばないでよ
泣きださないで わめかないでよ
ぼくが歌うのを聞いたなら かけてきて

青い緑のロッキーの道
きみは緑の中を散歩する
きみはほんとうは誰が好きなのかい それをそっと聞かせておくれ
ほんとうは誰が好きなんだい

フッカー トッカ― ソーダにクラッカー
きみのママは噛みたばこをするかい
ママが噛みたばこを噛むのなら
フッカー トッカ― ソーダにクラッカーだよ

青い緑のロッキーの道
きみは緑の中を散歩する
きみはほんとうは誰が好きなのかい それをそっと聞かせておくれ
ほんとうは誰が好きなんだい

ぼくがボルチモアに旅立つとき
ぼくの部屋にはカーペットなんて敷いていないよ
ついてきてよ ぼくを追いかけて
ぼくたちは昔の物語の中をおりていく

青い緑のロッキーの道
きみは緑の中を散歩する
きみはほんとうは誰が好きなのかい それをそっと聞かせておくれ
ほんとうは誰が好きなんだい








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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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