えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
池谷薫監督のドキュメンタリー映画「ルンタ」を見た。圧政下のチベットの今が、チベットの人たちを援助しつづける日本人、中原一博さんを目を通して生々しく語られる。
近頃でのチベットでは中国共産党の圧制と人権無視に抗議し、自らの文化を守ろうとの抗議での焼身があとを絶たない。ここでぼくが「焼身自殺」とは言わず、「焼身」と述べたのは、仏教の慈悲を実践しつづけるチベットの人たちへの敬意による。
国連憲章にもある民族の自決権をチベットに。
かろうじて、ぼくにできることとして、チベットを忘れないこと、思い出すこと、そして、少しは誰かに知らせること。
抑圧する中国の人たちよ、敬虔な仏教徒ではないぼくからは重い怒りを込めてこう忠告しておこう。暴政を行うあなたたちには、早かれ遅かれ、あれがやってくるでしょう。
http://lung-ta.net
近頃でのチベットでは中国共産党の圧制と人権無視に抗議し、自らの文化を守ろうとの抗議での焼身があとを絶たない。ここでぼくが「焼身自殺」とは言わず、「焼身」と述べたのは、仏教の慈悲を実践しつづけるチベットの人たちへの敬意による。
国連憲章にもある民族の自決権をチベットに。
かろうじて、ぼくにできることとして、チベットを忘れないこと、思い出すこと、そして、少しは誰かに知らせること。
抑圧する中国の人たちよ、敬虔な仏教徒ではないぼくからは重い怒りを込めてこう忠告しておこう。暴政を行うあなたたちには、早かれ遅かれ、あれがやってくるでしょう。
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石田千さんの著した「唄めぐり」を読了した。民謡を聴き求めて日本全国各地を旅した紀行文は、その日本語にしかないような文体のリズム感が、読んでいて、きっぷの良い歌が耳に届くかのようだった。まずこの文体に魅かれてしまい、そして、その日本を北から南、東から西へと旅している気分にもなり、日本っていいなぁ、とつくづく思い。各章に数枚、はさまれた口絵写真も楽しく、こんな幸せな風景と空気があったのかと、ぼくの頬はゆるんで、微笑んでしまう。
おしまいの章「音頭の渦 福島[あまちゃん音頭、新生相馬盆唄]」では、音頭が今ここで生まれるそれが綴られているのだけど、そこに出てくるミュージシャン、大友良英さんの言葉は民謡が歌われ踊られる音頭のもっとも深い真実をついているようにも思え、引用させていただきます。
「震災前から大変だったこともあるし、震災後から大変になったこともある。二年前まで、盆踊りって大嫌いだったんですよ。でも、いまこれだけやっていたら、もう嫌いとは言えないです。いったん踊りが始まると、だれも僕らのいる舞台をみてない。主人公は踊ってる人たちなんです。それが最高。また来年もやります」
日本の音頭の夏が今年もやってきますな。
ついさっきの土曜日から日曜にかけて、「禅は、今ここ。」という本を読んだよ。1960年にカリフォルニアから全米に禅の精神を広めた曹洞宗の老師、鈴木俊隆さんが弟子のアメリカ人たちに言った言葉、その思い出を集めたとっても魅了的な本でした。
そう、1960年代のカリフォルニアのヒッピーやカウンター・カルチャーの深奥にはこの鈴木俊隆という一人の禅師がいたらしいのです。それで、ぼくは、こんなの読んだら、今日はいつだってどうにでもなるさと、安心してしまったのか、夏風邪をひいてしまった。先週は働きすぎだったな、と思うけれど、もう戻ってはこないのさ。いくつもの美しい言葉がこの本にはあるのだけど、ぼくの今の心に一等響いこんな挿話をたった一つだけ引いておやすみなさいZZZzzz.....
「接心の間に鈴木老師の独参がありました。私は迷い、人生の居場所を失っていると、感じていました。大いなる心(ビッグマインド)も、同じく闇に迷うのかどうか、私は老師に尋ねました。 老師はおっしゃいました。「いいえ、闇の中に迷わず、闇の中で働くのです」老師はそれを千手観音のようだと言って、手を動かし説明されました。その瞬間、千手観音をこの世に出現させたのです」
そう、1960年代のカリフォルニアのヒッピーやカウンター・カルチャーの深奥にはこの鈴木俊隆という一人の禅師がいたらしいのです。それで、ぼくは、こんなの読んだら、今日はいつだってどうにでもなるさと、安心してしまったのか、夏風邪をひいてしまった。先週は働きすぎだったな、と思うけれど、もう戻ってはこないのさ。いくつもの美しい言葉がこの本にはあるのだけど、ぼくの今の心に一等響いこんな挿話をたった一つだけ引いておやすみなさいZZZzzz.....
「接心の間に鈴木老師の独参がありました。私は迷い、人生の居場所を失っていると、感じていました。大いなる心(ビッグマインド)も、同じく闇に迷うのかどうか、私は老師に尋ねました。 老師はおっしゃいました。「いいえ、闇の中に迷わず、闇の中で働くのです」老師はそれを千手観音のようだと言って、手を動かし説明されました。その瞬間、千手観音をこの世に出現させたのです」
ドイツのジョシュア・オッペンハイマー監督の「アクト・オブ・キリング」は衝撃的な内容で、近代から現代の人間のしてきたことを真摯の問うような映画だったのだけど、その続編「ルック・オブ・サイレンス」が公開されたと聞き、渋谷のイメージ・フォーラムに見に行く。さらに深堀りされた重たい内容に言葉をなくす。これはインドネシア一国のものでもなく、しかも、過去の話ではないように思うのは、例えば、今のアラブとも呼ばれる中東で何が起きているのかを想像してみれば分かるでしょう。この重たい問いの映画を見て、きれいごとのように聞こえててしまうことを承知で、あの世で裁かれるというのは一つの真実であるかもしれないけれど、ぼくは、ぼくたちがこの地上に楽園を築けるように、少しづでもいいから、努力すべきではないだろうか、とぼくは思いました。
http://www.los-movie.com
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開成町が紫陽花の里だという噂を聞いて、この前、散歩をしに行きました。いろんな花があって、この日は雨ではなく、晴れたり曇ったりだったけれど、紫陽花みたく日かげや雨のしずくで輝く花もあるのですぞ。それぞれが、みんな輝いています。そして、梅雨のあいまにのぞいた青空に向日葵の季節がもうそこまで来ている予感。
つづきをごらんください
つづきをごらんください
村上龍さんの「ラストワルツ」を一気に読了した。村上龍って偏見のない抜群の知性でありながら、欲望やらの力も認めているっていうか、そこらへんの両義的、多義的なところも好き。昔、村上龍さんが自分の小説を定義している文があって、それは「答え」や「解」ではなく、解けなかった、解けていない「疑問符」なのだといっていて、なるほどと思った。
それから、今回、このエッセイを読んでいて龍さんってハード・ボイルドだな、となんとなく思った。情緒を認めつつも、それを一旦、わきに置いておいて、観察しつづけるようなところが、かっこよく、しかも、ニヒリズムに陥るのを注意深く避け、考えつづける。これは、もしかしてハードボイルドではないだろうか。
さて、この本の題名ともなったエンゲルベルト・フンパーティングの「ラストワルツ」のムービーを紹介します。村上さんが今、書いている小説は「失われたもの」、「失われていて、もう二度と戻ってこないもの」、「失われているもの」なのだそうな。「限るなく透明に近いブルー」からいつの間に遠いところまで来たんだなー。ぼくはそれをノスタルジーなどと呼んでいるのだけど、みなさんもこれを見て、ためいきをついて、おやすみなさいZZZzzz.....
それから、今回、このエッセイを読んでいて龍さんってハード・ボイルドだな、となんとなく思った。情緒を認めつつも、それを一旦、わきに置いておいて、観察しつづけるようなところが、かっこよく、しかも、ニヒリズムに陥るのを注意深く避け、考えつづける。これは、もしかしてハードボイルドではないだろうか。
さて、この本の題名ともなったエンゲルベルト・フンパーティングの「ラストワルツ」のムービーを紹介します。村上さんが今、書いている小説は「失われたもの」、「失われていて、もう二度と戻ってこないもの」、「失われているもの」なのだそうな。「限るなく透明に近いブルー」からいつの間に遠いところまで来たんだなー。ぼくはそれをノスタルジーなどと呼んでいるのだけど、みなさんもこれを見て、ためいきをついて、おやすみなさいZZZzzz.....
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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