えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
イ・ジョンピル監督の「花、香る歌」を見ました。韓国の映画です。
パンソリという朝鮮半島の伝統音楽は朝鮮時代末期まで女性が歌うことが禁じられていたのだけど、始めてそのパンソリを女性で歌った歴史上の人を史実に基づいて描いた映画でした。
パンソリとはながながとした物語を、太鼓とともに独唱する音楽で、日本の説教節やアメリカのゴスペルを思わせます。ぼくの好きな今は亡き小説家、中上健次が「物語」というとき、それは、口承で伝えられる日本の説教節であり、韓国のパンソリを指しているようでもあったのを思い出しました。
今、パンソリの唄い手は女の人がほとんどのようらしいのだけど、こんな歴史があったのかとも思いました。
民族のよきエートス(倫理的な心的態度)とは何だろうかと思いをめぐらせれば、それを表すものとして、日本では説教節の「小栗判官」や「山椒大夫」、韓国ではパンソリの「沈清歌(シムチョンガ)」、「春香歌(チュニャンガ)」がその代表かもしれません。
さて、映画「花、香る歌」にもどり、ヒロイン演じるチン・チェソンがとても魅力的ですてきでした。韓国のトップ・アイドルだそうです。
【公式サイト】映画『花、香る歌』
こんな夢を見た。ぼくはとあるコンサート会場にいる。立ち見形式の客席は大きなホールになっていて、ぼくはたくさんの人とそこにいる。コンサートはまだ始まらないので、コンサートホールから外に出ると、きれいな赤い絨毯をしいた廊下になっていて、ドレスを着た女の人がくやしがるかのように、もうどうしようもないとひとりごちながら、しくしくと泣いている。その女の人と少しはなれたところに、もう一人の女の人がいて、ぼくはその女の人を抱きしめて、キスをする。そして、抱きしめ合いキスをしながら、その女の人にうながされるううにして、大きな廊下からすこしはずれた洗面所のある小さな隠れた部屋に移動する。
そこで目が覚めた。夢の中の赤い絨毯はとてもきれいでした。それから、スタンダールの小説に「赤と黒」というのがあったのを思い出す。どんな小説だったかはすっかり忘れてしまっていて、再読してみようかなどとふと思う。
そこで目が覚めた。夢の中の赤い絨毯はとてもきれいでした。それから、スタンダールの小説に「赤と黒」というのがあったのを思い出す。どんな小説だったかはすっかり忘れてしまっていて、再読してみようかなどとふと思う。
河合隼雄さんの著した「ユング心理学入門」を読了した。2段組、318頁の大著です。この本は河合隼雄さんがユング派の日本で初めての分析医になったころに書かれていて、そこには、つづく人生で、河合さんが何度も変奏しながら深くまで行こうとする夢と人間の何たるかについてのすべての萌芽がくまなくあると思った。臨床例も豊富ですごくおもしろかった。もっと早くに読んでおけばよかった。
こんな夢を見た。ぼくはとある駄菓子屋さんのようなお店に弾き語りに行く。その日、歌うことになっっているその店に入り小さな店舗内をぶらぶらしていると、ぼくの嫌いなある男が店に入って来る。その男は喪服のような黒づくめの服を着ている。その男がぼくに近づいてくると、ぼくはあまりの嫌悪感に、よるなと大きな声をあげてしまう。開演にはまだ間があるので、その店を出て、街を歩き始める。開演時にぼくはその店にもどってくる。まだ夕方にもなっていない日の高い午後にぼくは歌い始める。三組出るうちのぼくは先頭で、ぼくは三十分ほど弾き語りをし、残りの演者も見ずに、黒い喪服の男が店の中にまだいるので、ぼくは家に帰ろうとする。
そこで目が覚めた。"Meet Me With Your Black Dress"というブルースがあるのを思い出しました。20歳かそこそこのころその"Meet Me With Your Black Dress"を聴いて、黒人音楽の世界観、暗すぎるけど、すごいな、かっこいいなと思ったものです。
そこで目が覚めた。"Meet Me With Your Black Dress"というブルースがあるのを思い出しました。20歳かそこそこのころその"Meet Me With Your Black Dress"を聴いて、黒人音楽の世界観、暗すぎるけど、すごいな、かっこいいなと思ったものです。
今夜は七夕ですね。牽牛と織姫が星の向こうで一年に一度の逢瀬をしております。この物語はどういうことなんだろう?
相模大野のクラスにメイちゃんとオープン・セサミの歌と音楽を聴きに行き、メイちゃんにぼくの大好きなガーシュインの名曲"Our Love Is Here To Stay"をリクエストしたら、かなえて、歌ってくれました。ジャズと呼ばれる歌曲の中でぼくが一番、好きな曲なのです。偉大なるガーシュイン兄弟の名曲の詞を意訳してみました。
♪♪♪
とてもあきらかなことなのです
たった一年とか一日ではなくて永遠みたいなこと
ラジオとか電話とか
映画とか、そんなうるさく音が流れていって
そんなことは気まぐれみたいなことで、すぎていくがらくたにすぐなくて
時とともに去っていくけれど
ほんとうに親愛なあなた
きみとぼくとの愛はここにあって
いつまでもぼくたちはいっしょにつづいていく
ロッキー山脈が崩れ落ち
ジブラルタル海峡が沈んでいったとしても
それはかたちにすぎなくて
きみとぼくとの愛はここにある♪♪♪
今夜のメイちゃんの歌も素敵だったし、ローランド・カークのインストゥルメンタルの"Our Love Is Here To Stay"も大好で、エラ・フィッツジェラルドも歌声も最高です。けれど今夜はブルースの女王、ダイナ・ワシントンの歌を聴きながら、愛とはブルースみたいなものかもしれなくて、おやすみZZZzzz.....
相模大野のクラスにメイちゃんとオープン・セサミの歌と音楽を聴きに行き、メイちゃんにぼくの大好きなガーシュインの名曲"Our Love Is Here To Stay"をリクエストしたら、かなえて、歌ってくれました。ジャズと呼ばれる歌曲の中でぼくが一番、好きな曲なのです。偉大なるガーシュイン兄弟の名曲の詞を意訳してみました。
♪♪♪
とてもあきらかなことなのです
たった一年とか一日ではなくて永遠みたいなこと
ラジオとか電話とか
映画とか、そんなうるさく音が流れていって
そんなことは気まぐれみたいなことで、すぎていくがらくたにすぐなくて
時とともに去っていくけれど
ほんとうに親愛なあなた
きみとぼくとの愛はここにあって
いつまでもぼくたちはいっしょにつづいていく
ロッキー山脈が崩れ落ち
ジブラルタル海峡が沈んでいったとしても
それはかたちにすぎなくて
きみとぼくとの愛はここにある♪♪♪
今夜のメイちゃんの歌も素敵だったし、ローランド・カークのインストゥルメンタルの"Our Love Is Here To Stay"も大好で、エラ・フィッツジェラルドも歌声も最高です。けれど今夜はブルースの女王、ダイナ・ワシントンの歌を聴きながら、愛とはブルースみたいなものかもしれなくて、おやすみZZZzzz.....
ジェームズ・ブラウンの生涯を追ったドキュメンタリー映画「ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン」を見た。ミック・ジャガーがプロデュースして、監督はドキュメンタリー映画の鬼才、アレックス・ギブニー。いろんな人がジェームズ・ブラウンを語り、実写のライブ映像が差しはさまれる。そのライブ映像と音のど迫力をぼくは映画館のサラウンドの音響で聴きたかったのです。
やっぱ、ジェームズ・ブラウンはものすごくかっこいいのだけど、後半になるにつれ、金と女の醜聞が語られるもする。1970年だかにはほぼ全員のメンバーにバンドを去られてしまうのだけど、そこで新しいバンドのメンバーとして雇われたのがティーン・エイジャーだったブ―ティー・コリンズであったのです。
それでもやっぱぼくはジェームズ・ブラウンが大好きで、ぼくがもっとも好きなアルバムは1967年のアポロ・シアターでのライブを収めた"James Brown 'Live' At The Apollo Volume II"かな。このころのライブをまるごと撮った映像を映画館で見たい。
映画『ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン』公式サイト