えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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今月のぼくの歌う予定です。

http://kysakai.lovemebaby.net

このほかにもちょこちょこオープン・マイクなどに出没します。

遊ぼー!
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三島由紀夫の「潮騒」を読んだ。何度目の「潮騒」だろうかと思う。三島由紀夫の小説を読み始めると、おもしろくて、止められなくなってしまう。この「潮騒」もほぼ一気に読めてしまった。「潮騒」は問題作ばかりの三島の小説の中で孤立した美しく清楚な絵画のようでもあるようだ。

ぼくは、三島由紀夫の小説ならほぼすべて読んでしまっているのだけど、お薦めはこの「潮騒」以外にも、「豊饒の海」、「近代能楽集」、「午後の曳航」、「英霊の聲」あたりだろか。

「金閣寺」をあげなかったのは水上勉の「金閣炎上」の重さによる。

「潮騒」はたくさん映画化されているけれど、この小説「潮騒」での三島の文章の美しさにはどの映画もかなわないと思う。








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日々の生活の小さな川を渡る前にどこかに行きたくなりませんか? 西の方の伊豆、松崎へぶらりと旅に出ました。この入り江の町はなんとも魅力的です。静かさが美しい。

昔、NHKのテレビでサックス奏者も坂田明とベーシストのビル・ラズウェルがモンゴルの草原を遊牧民といっしょに旅をして、音楽を奏でるという番組を放映していました。ビル・ラズウェルは、その時、あきもせず、ずっとモンゴルの草原を眺めていました。ビルはテレビの中でこう語っていました。この草原は、なにもないけれど、あきないんだよ、まるで美しい絵のようだと。そんな景色があるのかしらと思っていて、たまたま松崎を旅すると、ぼくも、そんな、何もないけれど、美しい絵のような景色を見つけたのです。

この静かな美しさに、夜、テレビのスイッチを押すのもうっとうしく、もってきていた三島由紀夫の小説「潮騒」を読んでいました。半分を越えたところで眠ってしまった。そして、夢の中でジャン・コクトーの短い詩を思い出していたようなのです。

私の耳は貝の殻
海の響きを懐かしむ
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久しぶりの友だちに会うと、大丈夫かいと声をかけられる。ぼくは大丈夫です。心も体もポンコツだけどね。どのくらい大丈夫なのかいと聞かれれば、ぼくはBo Diddleyの"I,m Alrigt"ぐらい大丈夫だと答えてもいいだろう。ぼくは、ぼくは大丈夫です。

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下北沢のCIRCUSにANNを見に行った。「いいコトあるよ」とか「あるがまま」とかの、みかねーとかスミちゃんの歌を聴いて、あたかもぼくのために歌ってくれているような、そんな風に感じてしまう時も、今夜、あった。

そうか、彼女たちに出会って十三年にもなるのか。小学校に入学し中学を経て、高校を卒業する、そんな月日が過ぎていたのか!

変わらないことがいいことなのか、悪いことなのか、変わることがいいことなのか、悪いことなのか、ぼくには分からないけれど、帰りにスミちゃんから手渡されたメッセージ・カードを読み、ふと裏返すと、ある言葉が書いてあって、変わらないなーと思った。変わることは悪いことではないけれど、きっと、変わらない方がいいこともあるのです。

http://mainitisumi.com
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こんなレコード"BOOKER T. & THE MG'S In The Christmas Spirit"をご紹介。今、180mgのアナログ・レコードで聴いているのです。クリスマス・シーズンにはヘヴィー・ローテーションです。

BOOKER T. & THE MG'Sって、白人と黒人の混成メンバーで、Otis Reddingのバック・バンドをつとめ、アメリカ南部のソウル・ミュージックを支えたStaxレーベルのハウス・バンドでもあったんだよ。

抜群のセンスです。派手さはないけれど、とにかくかっこいい。

クリスマス・パーティーのためのインストュルメンタル・アルバムはこれですね。ひとりぼっちで聴いてもこのレコードはきみのよきダンス相手になってくれますよ。

アルバム・ジャケットの裏表紙に書かれている献辞に胸がじーんとしてしまった。

「クリスマスがまたやって来ました
とっても忙しったのは
きみのこと楽しくさせてしまう
こんなクリスマスの贈りものを作っていたからなんだ

クリスマスにここにいれなくても
今年のクリスマスはぼくたちと一緒だよ
ぼくたちはきみを喜びでいっぱいにしてあげます
このレコードをクリスマス・ツリーの下に飾ってください

 メリー・クリスマス
 BOOKER T. & THE MG'S」







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こんな夢を見た。ぼくはイーオンの写真のコーナーで履歴書に貼るための写真ができあがったのを受け取り、家に帰り、その写真を見てみる。証明写真の入った小さな数センチの縦横の入れ物には数枚の写真が入っておりその写真はお坊さんを筆で書いた絵を白黒の写真にしたものである。なぜ、このぼくがこのお坊さんの写真なのだろうと訝しく思い、もしかして、ぼくの本当の姿はこの写真のお坊さんの写真かもしれないなどとも思う。そして、紙切れが一枚、入っているのを見つけ、そこには日蓮とプリントされている。そうか、これは日蓮上人なのかと思い、ぼくは日蓮の生まれ変わりだろうかと思う。と同時に、もう一枚、写真を見つけ、そこには長髪の髪がカールした知らない男性が写っている。あっ、そうか、この男の人の写真を間違われて渡されたんだと了解し、イーオンにもどり、取り替えてもらわなくてはと考えている。

そこで目が覚めた。とあるフロイト派の精神分析医、ジャック・ラカンか誰かの本を読んでいると、鏡の中の自分を発見し鏡の中の自分が自分であることを認識することが、人間の精神の発育において、決定的な役割を果たしている、精神を病む原因もそこにあると書いていたのを、ぼんやりと思い出した。例えば、写真は写真であって、そこに自分が写っていても自分ではなく、写真でしかないのに、自分だというのだろうかというような話だったのかもしれない。どういうことだろうか? 日蓮上人に関しては、その日蓮宗の総本山のある山梨県南巨摩郡の身延山久遠寺の近く下部温泉によく行くことがあるのです。そして、ぼくはぼくを日蓮宗だと規定しない。生まれ変わりに関しては、あるのかないのか、信じも信じなくもなく、ぼくにはよくわからないのだが。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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