えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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民謡クルセイダーズのアルバム「エコーズ・オブ・ジャパン」を聴いております。ラテンのポリリズムに乗り、民謡を聞かそうという新進のバンドです。会社から疲れて帰って来ても、嫌なことがあった夜もこれを聴けば元気になってしいそう。そして、民謡って日本生まれのブルースだなって思う。

腕達者な管楽器やパーカッションも入ったバンド・メンバーが自由にまとまって、ライブ感たっぷり。ミックスダウンがレゲエDJの巨匠、内田直之さん。フレディー塚本さんやメグさんの唄がおらび声をあげている。それに、古友だちのモエちゃんのキーボードの絶妙なスパイスです。

また、ライブ、見に行って、踊りたい!





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ウーマンラッシュアワーという二人組がテレビの"The Manzai"という番組での漫才が一部で評判です。

数年前に浅草演芸ホールに遊びに行った時に見た漫才を思い出す。危ない時事ネタの漫談をテレビで見たこともない初老の男女の二人組の漫才師がしていたのです。これは、テレビではまさかできっこないだろうみたいなお笑いだった。昭和のころには、そんなお笑いがテレビの小さな箱の中にもざらにあったのにな。自由が少しづつなくなっていき、息もできなくなりそうだ。

立川談志が生きていて、ウーマンラッシュアワーを見たなら、なんと言っただろう? もちろん、ぼくには分からない。

昔、アメリカにレニー・ブルースという寄席芸人がいた。これはダスティン・ホフマンが映画の中で演じたレニー・ブルースです。



キース・リチャードやフランク・ザッパが尊敬し、ボブ・ディランが曲を捧げたレニー・ブルース。レニー・ブルースの言葉。

「俺はコメディアンでもないし病人でもない。
 この世が病んでおり、俺はそれを直す医者だ。
 この世の偽善をメスで断ち切る外科医だ。
 これは演技じゃない。
 俺はただしゃべるだけ。
 俺はただレニー・ブルースさ」

「わいせつと言えるのは人を傷つけたり殺すことだけだ。ヒロシマは猥褻だ」

そして、自伝の本のタイトルは「やつらを喋りたおせ!」。

でも、家に帰ればいつでも一人ぼっち。おやすみ、レニー、ZZZzzz.....

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神保町のカレーの老舗「エチオピア」でチキン野菜カレーを食べたのですが、すごくおいしい。町田の「アサノ」のカツカレーとタメをはっているぐらいおいしかった。野菜たっぷり、やわらかいチキンが口の中でとけていき、絶品のスパイシーなルーと合わさります。
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神田の街を散歩した。ここら辺は、江戸の時代、下町の商いをする町人の町ではなく、武家屋敷が並んでいた山の手ではないかしら? たしか、歌舞伎座が下町と山の手のちょうど境界線にある建物だそうです。ちょっと蘊蓄話でした。

湯島聖堂、神田明神、ニコライ堂などをてくてく歩く。「江戸游」という立ち寄り湯でお風呂にも入り、夕食は神保町の「エチオピア」でのチキン野菜カレーがおいしかった。明治大学とか高層ビルになっているのに少しびっくり。神田明神では結婚式をしていて、新郎新婦がしずしずと赤い絨毯の上を歩いて行くのに、なぜか、ぼくも少し晴れがましい気持ちになりました。

夜にたどり着いたのは神保町のライブ・レストラン「楽屋」。B.B.キングやメリー・ウェルズも歌っている、スミちゃん、くるみちゃん、楓子ちゃんの三人娘による、ぼくの大好きな"Guess Who"を聴けたのには、うれしかったです。

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こんな夢を見た。ぼくは、どこかの知らない原っぱを歩いている。見渡すかぎりの草原の上には澄み渡った青空が広がっている。そこに四機の戦闘飛行機がやって来て、機体の小さな模様も見えるほどの低空飛行をしていて、危ないように感じ、どうしてあんなに低く飛んでいるのだろう、と思う。その四機は編隊で飛行をしていて、曲芸するかのように飛んでいるから、あれらはもしかしてブルーインパルスだろうか、東京のオリンピックも開催の時期が近づき、祝福に飛行をしているのかもしれない。そして、その四機が空の上で重なり合いピラミッドを二つ重ねた菱形を形作る。それが空の上で浮いている図にぼくは空飛ぶ円盤やUFO、未確認飛行物体のようだと思い、そうかもしれないとしばらくその不思議な空に浮かぶ物体を見ている。そして、再び、歩き始める。歩いていると眠くなり、草原に仰向けになって、横になる。薄目を開けていると、さっきの空に浮いていた菱形の、二つのピラミッドを下の面で合わせたかのような巨大な物体が、降りて来て、下の方の尖った部分でぼくの手の甲を掻いて、ぼくに何かをの合図を送るかのようなのだ。しばらくして、その空飛ぶ物体は去って行く。ぼくが目を開けて、手の甲を見ると、何かの引っ掻いた跡が赤くなって、けれども痛みは何もない。この赤い象形文字のような手の甲の線は何だろうとぼくは見つめている。

そこで目が覚めた。この前、夜の家への帰り道、米軍の飛行機が南から北にものすごい低空で飛んでいくのを見たのを思い出した。いくつもの赤や青や白ののライトを灯したその飛行機がUFOか何かのような気がしたけれど、それは飛行機なのだと合点していた。核戦争の不安からの解放の空に浮かんで見えるものがUFOだとカール・グスタフ・ユングは言っていたそうだ。そういえば、相模原などという厚木、座間、横田などのアメリカの基地に取り囲まれた、立ち入り禁止の有刺鉄線のある町に住むぼくには直接的に不安で、夢の中の青空には菱形の金剛界曼荼羅が浮かんでいた。
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この前、下北沢の小さな映画館で見た台湾の映画「星空」の原作の絵本を読んでみた。ジミー・リャオさんの描いた「星空」。映画とはまた違う美しい絵と美しい物語でした。

世界には身近にも美しいものがあるのに、それを知らないでいるのは口惜しいことだと最近、思うようになりました。ときたま、ぼくも夜の帰り道、星空を見上げます。





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澁澤龍彦の「高丘親王航海記」を読了した。奇想天外な話がとても面白く、ついには終章の「頻伽」で深く感動して、その読後の深い余韻は格別のものでした。自身が手にとることもなく逝ってしまい、これが辞世の本となったとは、澁澤龍彦、あっぱれです。語彙がとても豊富で、しかも、これほどに美しい日本語もないのではないでしょうか。

この本の物語の登場人物、高丘親王や藤原薬子、そして病床でこれを書き綴りつづけた澁澤龍彦といっしょに、ぼくも、この小説に出てくる魔法のような言葉を唱和せずにはおられないのです。

「そうれ、天竺まで飛んでゆけ。」






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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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