えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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こんな夢を見た。ぼくは会社で働いている。デスクのかたわらには犬がいて、大きくて黒いレトリバーなのだ。昼のチャイムが鳴り、ぼくは家に帰って昼食を食べなくてはならない。ぼくはその犬を連れて、家に徒歩で帰って行く。その犬を名前は「レオ」といい、ぼくは、レオ、帰るぞと声をかける。家に着くと、父が大きなジャーマンシェパードに他の犬と戦う武闘の訓練をさせている。最近は犬を襲う恐ろしい犬がうろついているからな、と父はひとりごつ。その犬も「レオ」と呼ばれている。家に入ると、母が、庭でレオが待っているよというので、庭に出てみると、チャウチャウみたいな大きなムク犬が嬉しそうに、ぼくに飛びかかってきて、ぼくの顔をベロベロなめる。ぼくは昼食をすまし、犬を連れずに会社に向かう。電車に乗ると、大きなカーフェリーのようで、和室の大きな広間があり、いろんな人がくつろいでいる。ぼくは、カーフェリーのような電車を降り、会社に向かうのだけれども、迷子になる。会社の名前のバス停があるはずなのだけれど、そこにたどり着けない。きっと、会社の戻りの時間に遅れてしまうだろう。困ったことになった。

そこで目が覚めた。実際の会社に着くと、よく自動で切り替わっているログイン画面の画像が、昔、飼っていたレオとそっくりな川辺にたたずむ犬の写真になっていた。なんか、びっくり。この夢には、ぼくを導く黒いレットリバー、ぼくのために戦うジャーマンシェパード、ぼくを好きだととびかかってくるチャウチャウの三匹の犬が出てくるのだが、どの犬にも、レオの魂が宿っているような気がして、三匹プラス一匹で「四匹の犬の夢」としました。そんな犬たちがいれば、ここにいて、迷子になることもなく、どこかに行くこともないのかもしれません。
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高尾山へハイキングに行きました。


ひとっけのない山道を選んで歩いていると、なんか、きれいな蝶が翅を休めていたんだよ。自然というか天然というか、そういう何かにうたれて感動してました。


今は人でにぎやかな修験道の道を登って降って。







そして、夜は蓮華茶屋でMongo-可笑しなふたりのライブを見ました。サンマがおいしかった。ラストにやった川久保ノリちゃんの歌う寅さんの歌の替え歌、すごくおもしろくて、よかったです。山から降りてきてのこういう音楽って最高ですな。


ハイキング途中、高尾山薬王院に参って、御神籤をひくと「大吉」。おいらを「大吉男」と呼んでくれ。


ゆめゆめうたがふことなかれ



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佐渡岳利監督の『NO SMOKING』を見ました。日本のポップミュージックの巨匠、細野晴臣さんの長い音楽人生を今の音楽活動とインタビューでふりかえるみたいな内容なのですが、ふりかえるというより、細野さん、自分の子どもとか孫みたいな世代のミュージシャンたちとワールドツアーとかしちゃって、今が、音楽そのものが人生のようなそれの最盛期で、とにかく幸せな時なんじゃないの? けれど、そんな若いミュージシャンへかける言葉は、あとはたのんだぞ、が口癖だったりする。渋谷の小さな映画館でこれを見終わって、神泉の駅に向かう途中、悲しいような嬉しいような不思議な気持ちになって、泣きたくなって涙ぐむみたく、ぼくの胸はジーンとしていました。

(ちょっと時間を間違えて、初めの方、少し見そこなってしまった。もう一度、見なかゃ)

映画「NO SMOKING」公式サイト 2019年11月公開
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トッド・フィリップス監督の『ジョーカー』を見ました。ダークです。暗いです。視聴注意!

ありっこない話なのに、今というこの時代にぼくが生きているからか、映画を見ながら、怖いようなリアリティーを感じている。

いろんな映画を思い出すのはそれらの昔の映画へのオマージュのようなシーンがちりばめれらてもいるから。ぼくは、ポール・シュレイダー監督の『タクシードライバー』だったり、マイケル・チミノ監督の『ディア・ハンター』、ミロス・フォアマン監督の『カッコーの巣の上で』、フェデリコ・フェリーニ監督の短編『悪魔の首飾り』だったりする。もっといろんな映画を見ている人ならさらにいろいろ思い出すんじゃなかろうか?

ラストの30分ぐらいの暗い悪夢のような群衆のシーンは、映画でしか表現できない世界が圧巻だけど、見終わった後、ものすごく嫌な気持ちになった。それはスタンリー・キューブリック監督の『時計仕掛けのオレンジ』や『フルメタル・ジャケット』を見終わった時の感じに似ている。。そういえば、『フルメタル・ジャケット』の主人公の兵士の名前はジョーカーっていったっけ。近未来か、いつかの過去の時代らしきを描きながら、今の恐ろしさをリアルを表わしているいるかのような『ジョーカー』を見て、その嫌な感じから逃れたくも思って、山田洋次監督の寅さんの映画『男はつらいよ』みたいなのを見たくもなりました。

映画『ジョーカー』オフィシャルサイト
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雨宮処凛さんの対談本「この国の不寛容の果てに」を読んでいて、熊谷晋一朗さんがこんなことをおっしゃっておりました。

「「障害者にも生産性がある」という言い方では、優生思想の枠組みの中でしか反論できていないことになるので。年商1億円はもちろん事実なのですけれど、べてるの家が大事にしているのはそこではないでしょう。彼らの働き方を見ていて私が思い出すのは、政治哲学者ハンナ・アーレントが言った、労働・仕事・活動の三類型なんですね。アーレントは、人間の活動には三つあって、労働(Lavor)、仕事(Work)、活動(Action)だと。そのうち労働(Lavor)は、衣食住を満たすためにために不可欠な、ある意味で仕方なくする作業のことで、基本的には動物もしていることです。対して仕事(Work)は、それまでに存在していない作品を生み出して後世に残し、人間の文化に何かを付け加えること。そして、活動(Action)は、政治的なコミュニケーションです。人と人が集まって自分に見える世界を表現しあい、共有された現実をつくりだすこと。アーレントは、この「仕事」と「活動」こそが人間の人間たる条件だと言ったのです」

この次に本では、精神障害等をかかえた当事者の地域活動拠点「べてるの家」で何が本当に大事にされていて、それがいかに画期的かを論じられているのだが、みなさまにはそれはこのすばらしい本で読んでいただきたく伏せておきます。

ぼくもこれからは、生産性がないといわれようとも、労働は少しづつ減らし、仕事や活動を充実させていく道を選ぶぞ。まずは自分のために書いておきます。

ハンナ・アーレントの「エルサレムのアイヒマン――悪の陳腐さについての報告」はいつか読みたい。





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香港もそうだけど、チリやバルセロナやレバノンで近ごろ激しく熱いデモが行われている、そんなことも連想させるCafe★Lavanderiaは新宿の末広町の先ををもっと歩いた繁華街にあって、そこで辻村マリナさんのライブ「Make It Throuh the Night 夜をくぐり抜けよう」を見ました。

辻村マリナさん作られたり、作ったりしない、今を歌って今を生きているような歌に、そうだよなと、ほっとしたり、はっとしたりする。パーカッションのらぶたひさんのブラシロッドで叩くパーカッションも手堅く素晴らしかった。ゲスト出演のエリ・リャオさんの歌は環太平洋をめぐる一人ワールド・ミュージックのおもむきの楽しさ。

ラストは辻村マリナさんとエリ・リャオさん、らぶたひさんの歌えや踊れの大円団につづくジョン・レノンの「イマジン」。楽しい夜になりました。
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ある居酒屋のようなバーのようなライブバーのようなところで、天皇の代替わりの儀式「即位礼正殿の儀」をインターネットでの中継を見ていると、隣にいた女子から天皇制について意見を求められ、ぼくは、ああいうものは自然にいつかなくなって、天皇は世界平和財団とかの理事長になるといいのでは、と答えたのであった。いつかとは、いつなのかはわからなくて、世界の平和と日本人の幸福を祈る天皇ならば、普通の自由のない天皇陛下にはまったくお気の毒ではあるけれど、そのいつかは永遠に先のばしになってもよいとも思う。すると、若い女子の、天皇さんがいなくなると、日本はばらばらなっちゃうよ、との意見に、ぼくはなるほどと首肯してしまう切迫したリアリズムも感じていたのです。

中継を見ていると、天皇陛下がお言葉を述べられ、その中には、「国民と苦楽を共に」や「国民に寄り添いながら」という言葉もあり、その後の総理大臣の「万歳三唱」という木偶の坊の雄叫びのようなものとの乖離に、ぼくはひどく嫌悪感をともなうとまどいを感じ、困惑してしまう。

この儀式も明治政府によって伝統を切断され、改竄されたのであろうか? 高御座に立たれた陛下の表情にどこか怒りがにじんでいたように感じたのは、ぼくの想像的投影だけであろうか? 陛下の御心を察するのは難しいのだけど。

インターネットで見たところによれば、天皇制反対の声も見られ、デモも行われたらしい。ぼくはその意見にとくに賛成でもないのだけれど、まだ日本は、どこぞの国とは違って、まともな国なんだ、と安堵したのです。

実際に会ってしまえば、陛下とはなぜか、とても親しい友だちとなれそうな気がする不思議。実際に会えば、ぼくは、万歳とはとなえず、近頃はどんなご様子ですか、とご挨拶してしまいそうなのですが。

天皇、皇后、両陛下、ご即位、おめでとうございます。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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