えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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最近、鉄分が足りていないなぁ、と思い、旅にでました。ぼくは乗り鉄とも呼ばれるてっちゃんなのです。大井川鐵道での大井川本線と井川線の旅。大井川本線では古い列車やSLにも乗ったよ。井川線は、小さい車両が、宮澤賢治の「銀河鉄道」のインスピレーションのもととなった軽便鉄道ってこんなものだったのかなと思わせる。しかも、滑車で坂を登ってゆく。もとはダム建設の資材を運んでいた鉄道だったそうで、その小さな列車にゆられる旅は、昔の殖産興業の時代の遺構となりつつあり、山山との調和も不思議なダム湖をめぐる旅のようでもあるのです。


















鉄分補給完了。

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この前、相模大野のアコパのみんなとサンシャイン水族館、法明寺鬼子母神堂、十条銀座を散歩しました。水族館で水の中の生きものを見ているのって飽きないね。そして、子どもたちを守る神様を参り、昭和のころみたいな商店街をぶらぶらして、昼過ぎからの呑みで酔っ払い。




楽しかったです。
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この前、内田樹さんの著した「街場の戦争論」を読んだ。内田さんの本はたくさん読んだけれど、この本で初めてなるほど内田さんって右翼なんだと思ったよ。この本では玄洋社の頭山満の名前まで出てきて共感を隠さない。吉本隆明ではなく江藤淳に惹かれて、日本の自立を説いて、アメリカからの自由を夢見ている。

おいらも最近は右翼なんだ。本当かい? 本当さ。日本のいろんな文化や生活が好きよ。けれど、憲法九条とか憲法前文が好きで、国歌は歌わず、国旗は掲揚しない。どんな集団でも、集団とかってどっか好きになれないものがあるよ。そして、遅れてやってきた駆け出しの武道家でもあるんだぜ。こんな愛国者がいてもいいじゃんか。内田さんも言っているけれど、自分らしさってやつのの向こうにあるらしい複雑さや矛盾を進んで受け入れることも大人になるってことらしいよ。なんか、おいら、内田樹さんに近づいていっとるわ。






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この前、諏訪敦彦監督の「風の電話」を見ました。1970年代のATG制作の映画を思い出しました。けれど、今という時代をその矛盾や痛みも含めて写しとられています。

ハルを演じたモトーラ世理菜さんは、本当の実在するかのようにハルとなっていました。スクリーンを見ながら、被災して近しい人たちをなくした高校生がそのまま演じているかと思ってしまっていました。

傷痕を確かめ、癒すかのようなロードムービー。映画館で見ていると、まわりからすすり泣きが聞こえてきました。

風の電話のある電話ボックスは本当にあって、今日も誰かが訪れているらしいのです。

映画『風の電話』公式サイト
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こんな夢を見た。ぼくはどこかにのライブハウスにいる。あたり一面の壁に落書きだらけのライブハウスは大学生の頃の軽音の部室のようで何やら懐かしい。そこのライヴハウスは壊れかけたような間仕切りで、ミキシングコンソールのあるところが区切られている。そこには窓にはガラスははまっていない。ぼくはミキサーの隣にいる。客席は全部で五十席ぐらきて三十席ほど埋まっている。ちらほらと若い女子がおり、なぜだか、その人たちは、昔の大学時代に出会った人のようでもあるのだ。そのステージに死んでしまったぼくの友だちがアコースティックギターも持って現れ、歌い始める。その歌は河島英五の「酒と泪と男と女」であることにぼくは驚く。ぼくの知っている彼はロックンロールやブルースの英語の歌しか歌わなかったのだ。いつのまに、こんな日本の歌を歌うようになったのだろうとぼくは感心し、それにしても、相変わらず歌がうまいなと思う。

そこで目が覚めた。ところで、死んだ人に心のどこかで引け目を感じてしまうのはぼくだけだろうか? と同時に生も死もつながっているとも思う。だから悪夢ではないこんな夢を見るのかしら。夢で会う彼らは、いつも、とても穏やかなのです。
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こんな麦焼酎があるなんて知らなかった。古い酒蔵らしいのですが、新しい美味。おいしい。
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岩井俊二監督の『ラストレター』を見ました。

岩井俊二監督の映画は『ラブ・レター』のころからずっと見続けています。はるか昔、『ラブ・レター』を見たころは、沈滞する日本映画界にすごい才能がついに現れたものだと思い、率直に驚きました。そして、ついに、最新作では人の死とその続きを描くようになることに、ぼくは年月が流れることは悪いことでもない、いいことなんだよ、と思ってしまう。

今までの岩井映画を振り返ると、『ラストレター』はとっても地味だけど、奇をてらわないまっすぐな映画になっていて、その中に普遍的なメッセージが光り、これぞ日本映画というような未来もずっといろんな人に見続けられていきそうな名作になっています。

『ラブ・レター』から『ラストレター』へ、岩井俊二監督もすっかり巨匠となっていて、『ラストレター』に託された公にされたかのようでもある私信の中のメッセージは、ぼくの心の中の深いところに届きました。

岩井組オールスターキャストの松たか子さん、豊川悦司さん、中山美穂さん。今回抜擢の福山雅治さん。どれも素晴らしい演技の中で、豊川悦司さんのやさぐれた怪演技が光る。高校生役の広瀬すずさんと森七菜さんが自然でかわいらしい。悲しくも、急逝した木内みどりさんは『ラストレター』が最後の映画出演となってしまった。

これは岩井俊二監督の自伝的要素の多く入っているとか。ぼくも手書きの手紙とか好きです。

映画『ラストレター』公式サイト
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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