えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
大野のライブレストラン・ラシエットで詩の朗読会というのをしているというのを聞き、ふらりと顔を出した。詩の朗読会にぼくは自分の歌を2曲、歌ってしまった。「Dreadful」と「踊りにいってもいいだろう、ママ」ね。2曲とも自作詞なので、これもありらしい。場違いかなと思っていたけど、意外に好評でした。ありがとう。おぺらんの褒め言葉には、いわゆる、こそばゆかったなぁ。
詩というのは好きなのです。高校のころ授業で古文の先生が三木卓の「わがキディー・ランド」という長ぁぁぁい詩を授業で朗読してくれた思い出がある。とても良かった。昔、失恋した時、北原白秋の「からたちの花」を読んで泣いた。
「からたちの花が咲いたよ
白い白い花が咲いたよ
からたちのとげはいたいよ
青い青い針のとげだよ
からたちは畑(はた)の垣根よ
いつもいつもとおる道だよ
からたちも秋はみのるよ
まろいまろい金のたまだよ
からたちのそばで泣いたよ
みんなみんなやさしかったよ
からたちの花が咲いたよ
白い白い花が咲いたよ」
Rockの詞は詩でもあるのかもしれない。Jim Morrison、John Lennon、Bob Dylan、Joni Mitchell、Tom Waits・・・いっぱいいるね。ブラジルにはボサノバの作った一人とも言われる人が、遊び好きの不良外交官で作詞家のVinicius De Moraes。"A Felicidade"は美しいです。何度も紹介したこんな詞。国安真奈さんの訳で。
「悲しみには終わりがない
幸せには終わりがあるのに
悲しみには終わりがない
幸せには終わりがあるのに
幸せは
花びらに溜まった朝露のよう
落ち着いた輝きを放ち
軽く震えたかと思うと
愛の涙のように 滑り落ちていく
貧しき者の幸せは
カルナヴァルの大きな夢
一年中働き通し
一瞬の夢のために
王の 海賊の 庭師の衣装をまとい
水曜日には跡形もなく散ってしまう
夢のために」
小説とかエッセイも詩の心があってほしい。ぼくは、詩はもっとも始原の芸術の基本ではないかと思う。フィッツジェラルドの「偉大なるギャッツビー」、エミリー・ブロンテの「嵐が丘」、メルビルの「白鯨」、ドストエフスキーの「白痴」とか小説がいっぱいあって、長い物語が長い詩のようだ。
ことばが空から自分の心にふってくることがある。ぼくの「Dreadful」はこんな詞。
「Dreadful
Dreadful
Dreadful
子どものころ きみはよく 言われた
あのDreadlocksなんかとは
あそんじゃいけない
Dreadful
Dreadful
Dreadful
おとなになっても まだまだ 言われたね
あのDreadlocksなんかとは
つきああっちゃいけない
Dreadful
Dreadful
Dreadful
チクタクチクタクチクタク
時は流れる
チクタクチクタクチクタク
時は流れた
おばあちゃん とってもさぁびしいーよー
Brother & Sista 本当は知っているよね
空は青くて 世界は呼んでいるよ
きみへの愛は消えることはないさ
Everybody singing みんな、歌っているね
星空は高く 世界は美しい
二人でいつまでも旅をしようよ」
ぼくも輝く世界中のPoetの星たちの中にいるのだろうか? ぼくは六等星ぐらいかな? 悩んで正直に生きれば人生は詩なのかも。
六等星:肉眼で見える最も暗い恒星
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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