えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
異端の民俗学者、宮本常一の著した「忘れられた日本人」を読了した。昔の日本人といってもほんの六十年前の彼らだけど、なんて自由で心豊かでおおらかなんだろう、と思った。貧しさを通り越して、失われたものもたくさんるような気がして、どこか少しうらやましくもある。この本は西暦千九百六十年、昭和三十五年に出されたから、今から六十三年前には日本のどこかでこんな風景があったのだろうか。博徒や夜這いの話とかもあって、昔、見た寺山修司の映画「さらば方舟」を思い出す。それが不幸とは言いきれないけれど、現代という時代は、何かとても寂しい時代なのかもしれない。夜這いの話とかは出てこないけれど、ぼくはこの本の中のとても穏やかな「私の祖父」という章がとても好きなのだ。常民学と呼ばれる宮本民俗学をとても深いところで支え、その生涯を動かしたものに祖父の宮本市五郎とその人が常一少年に語ってきかせた昔語りがあったに違いない。そんな日本のおじいさんの話をぼくも聞きたい。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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