えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
1968年にリリースされたThe Rolling Stonesの"Beggars Banquet"は、ぼくのもっともよく聞いたStonesの色褪せない名作です。
"Sympathy for the Devil"での悪魔への共感に始まり、"Salt of the Earth"の労働者階級への賛歌でフィナーレを迎える乞食たちの祝宴なのです。間に散りばめられたカントリー・ブルーズやカントリー・ゴスペルも素晴らしい。"Street Fighting Man"はベトナム反戦運動の熱い夏を助長するとして、少なからぬラジオ局で放送禁止となりました。
昔、NHKFMでの渋谷陽一か坂本龍一のロックの番組に出た村上龍が、フランスの五月革命、ナンテールやソルボンヌでの学生運動やゼネストでのデモにMick Jaggerが先頭で参加している写真を音楽雑誌で見つけて、自分たちも高校をバリケード封鎖したと話していたのを思い出す。中上健次との対談でもそのことは語られて、龍さんは、自分たちは謹慎処分となり、明けたころは1970年で何にもなくなっていたと言っていた。ぼくが「ロック」の「ロ」の字も知らない子どもだったころ、にいちゃんたちはみんな、長髪だったな。
さて、"Beggars Banquet"に戻り、この祝宴はBrian Jonesへのお別れの晩餐会になってしまう。ここで聴くことのできる"No Expectations"のBrianのあまりに美しいスライド・ギター、"Jig-Saw Puzzle"のあまりにかっこいいスライド・ギターにぼくは泣いてしまうのです。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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