えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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NHKBSプレミアムで「世界が私を待っている・前衛芸術家草間彌生の疾走」という番組を見たのだけど、草間彌生はぼくのもっとも好きなアーティストなのであった。この番組を見て、彼女が、1975年から今まで、心の病との闘病生活であったことを知った。心の病とは関係なく、彼女の造形する絵画やオブジェは素晴らしい。わかりやすくてポップでディープでアバンギャルドで、マーベラス。現代アートにYayoi Kusamaという人が世界にいるのだ。NHKの番組でモノクロの若かりしころのいろんな希望やら野望をいだいていた彼女の写真があった。かわいらしい美人でもあったのだった。

今、彼女は、残された時間は少ないから、出し惜しみなく、とにかく描きつづけると言うのでっあった。昔、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーがインタビュアーにいつまで歌い続けるのかと聞かれ、死ぬまで歌いつづけると答えていたのをふいに思い出す。ひるがえって、そのようにして、草間彌生の水玉は増殖し続ける。草間彌生、最高!

草間彌生さんのページ
http://www.yayoi-kusama.jp/
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こんな夢を見た。旅からの帰りのクロスシートの並ぶ古い列車の中、突然、窓外にTBSのテレビドラマ「寺内貫太郎一家」で小林亜星さんの演じた寺内貫太郎がいる。重たい木か鉄でできた棒のようなもので窓ガラスを叩いて壊しはじめる。危ない。席を変える。

そこで目が覚めた。昔のTBSのコメディータッチのドラマが面白かったのを思い出す。「寺内貫太郎一家」、「時間ですよ」、「ムー一族」。

おまけにクリエイション演奏の「ムー一族」のテーマ曲。


http://www.youtube.com/watch?v=LQpSnujPubs
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「大鹿村騒動記」という映画を見ての帰り道、最寄り駅の近くの居酒屋、庄屋でビールとかホッピーを飲みながら「月イチ三丁目の夕日「花火大会」」を読んだ。なんか、いい話ばかりの漫画でした。西岸良平は大好きな漫画家です。昭和30年代の日本にはクーラーもパソコンもないのだけど、なくても人の幸せは21世紀の今以上にあったのかもしれないと思ってしまう。コンビニで買ったこの「花火大会」を読んで、ちょっと眼が熱くなってしまうのです。多分、「大鹿村騒動記」を見ても思ったのだけど、日本の蘇りは物の豊かさではないところから生まれるのではないかしら。
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沖縄を旅した時、沖縄の人は「ビーチ・パーティー」とは言わず、「ビーチ・パーリー」と言っていたのは、まったくの余談かもしれないけれど、この"bo-diddley's beach party"を聴くと、いつも胸の鼓動は高まり、熱くなってしまう。

このアルバムはボ・ディドリーの1963年のサウスカロライナのビーチにあるクラブでのライブを録ったもので、ジャケットの写真も雰囲気、あるなぁ。

1963年というと、まだビートルズやローリング・ストーンズが輸入されていなく、ケネディーが暗殺される前で、アメリカがモータウン社長の言う"Young America"であったころ。昔のアナログ盤でのB面1曲目のボのMCとオーディエンスとの熱狂的なやりとりとその後に歌う"I'm All Right"のハッピーさに胸が高まり、眼にうれし涙すら浮かぶころ、ロックンロールのオリジンはブルーズであるけれど、もう一つの根っ子、ゴスペルであるとも感じいった。I'm all right too!







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本好きのぼくですが、村上春樹の小説はほとんど読んだことがなかった。東日本の地震を数字に表われない何かも知りたく、そういう災害の何かを思ったり、感じたりしたくなって、ふと物語を読みたくなり、阪神大震災の後に「震災のあとで」と題され書かれた短篇集を読んでみた。とてもおもしろくて、共感するところがたくさんあった。この連作集は「神の子どもたちはみな踊る」と名前を変えて、単行本として発刊され、文庫本ともなった。そのタイトルはジャズ好きの春樹さんいかにもというものだけど、その一篇はなんとも言えない苦くて甘い読後感を残す。春樹さん著の「ポートレイト・イン・ジャズ」も大好きな一冊だったことを思い出す。

そうだ、イスラエルやカタルーニャでの受賞の時の村上春樹のスピーチにぼくはまっとうなシンパシーすらおぼえていたのだった。放射能漏れつづける福島の原子発電所に「かえるくん、東京を救う」に登場する「かえるくん」が今、悪と戦っているのではないかという奇妙かも知れない思い描きすらぼくは心にしたのです。









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先日、町田のVOXのセッションで"Love In Vain"を歌ってしまった。いわずもがな、最も偉大で素敵なブルーズマン、Robert Johnsonの名曲です。

Robert Johnson生誕100周年だそうだ。まずは、Bob、100歳のお誕日、おめでとう。

20世紀に音として残っている最高の芸術がRobert Johnsonの弾き語りブルーズだと信じるぼくは、再び、毎晩の夜のしじまにBobの100周年のCD、"Robert Johnson The Cential Collection"をターンテーブルにのせるのです。ところで、ブルース&レコード誌の100号記念はRobert Johnson特集号には発見された3枚目のBobの写真が掲載されています。驚きです。Bobの細くて長い指はブルーズを弾くためにあるかのよう。そして、毎晩、Bobの歌を聴いて感じたことは、最高の歌手だということ。しかも、ブルースというジャンルなんて越えてしまっていて、最高のギター弾きで、詩人(そうだ、歌詞カードを読みながらBobの歌を初めて聞いた高校生の時の衝撃を思い出しすもする)でもあって、メロディーメイカー、ブギマン、ストンパーであり、ロックンローラー。そして、やっぱブルーズマン。

Bobは、ぼくにとって、アルファでありオメガでもあるのです。









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茂木健一郎さん編集の「わたしの3・11 あの日から始まる日」という本を読み終わった。各界の有名人が書き下ろした震災の起こった3月11日についての文章が集められた本。雨宮処凛さんの文章にはぼくとつながる感じ方みたいなのがあって共感を覚えたもした。今でも「3・11」と言われ始めた2011年3月11日の震災は続いているような気がするし、実際そうなんだとぼくは言いたい。ふと、ぼくの死んだ後に生まれたり生きて行ったりする人たち、子供たちのことを思って、今を生きていかなきゃいけないような気がしてきました。そんな意味があるのかも知れず、この本に納められた高橋源一郎さんの「レッツゴー、いいことあるさ」は小さな傑作かもしれません。おやずみZZZzzz.....
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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