えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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茅ヶ崎市美術館に「棟方志功 萬鉄五郎に首ったけ」展を見に行きました。

数々の国際的な賞を受賞した棟方志功は絶対的に尊敬していた上の世代の画家がいて、それが萬鉄五郎とのこと。その棟方志功と萬鉄五郎の二人の展覧会でした。

あの有名な「釈迦十大弟子二菩薩」も見れました。そして、そのような日本人らしい版画の原点にもなった当時では前衛的でもあっただろう萬鉄五郎の絵をたくさん見れました。

この展覧会の解説にあった棟方志功自信の言う「日本人として生まれきる」とはどういうことなんだろう? しかも、この日本語、おかしくないか、などと思いながら、さまざまな絵や版画を見ながら、もっともぼくの惹かれた作品は、仏は神のような日本的なモチーフを採用していない巨大な「鷺畷の柵」なのでした。

日本的とはどういうことなのか、「茶の本」の岡倉天心、「民芸運動」の柳宋悦、横山大観の日本画、棟方志功と萬鉄五郎の二人の画業、それらと考えあわせると、深いテーマとなりそうです。しかし、今は、この日本を愛し、美に殉じた棟方志功と萬鉄五郎二人に敬意を表し、筆を置きます。

http://www.chigasaki-museum.jp/exhi/2015-0906-1103tenrankai/
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本当に昔々、それはアメリカ軍がイラクの砂漠で戦争を始めたころ、ぼくはこんな字あまりのつたない詞を書いて、メロディとリズムをつけて、歌っていたことがあるのでした。今、再び、歌おうと思うのです。総理大臣には届きそうにもないと思ってしまうのだけれど、きっと、あの娘なら聞いてくれるのさ。ちょっとは、こっぱずかしいけれど、人生には勇気が必要で、平和であってほしいのだけど、戦争はいらなく、そうさ、今度、きみにも聞かせてあげよう。こんな歌です。おやすみZZZzzz.....

ぼくはそのむかし
王様だったのさ
いろんな国に
進軍していって
宝ものの山を
築いたものだけど
いつだって
わかっていたさ
そんなもの、いつか
消えちまうのさ

ぼくはそのむかし
カサノバだったのさ
いろんな町に
彼女をつくって
おもしろおかしく
やってたけれど
いつだって
知ってもいたさ
そんなことも、いつか
終わっちまうのさ

だから、baby、いまは
恋のうたうたってる
どこにでも、ありふれた
ちんけなうただけど
毎晩毎晩、歌わずには
いられないさ
だって、きみのこと
愛しているのさ
きみとぼくとの、愛が
消えちまわないように

二人の愛は
ここにある
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寺尾沙穂さんの著した「南洋と私」を読了した。昔、日本の領土であもあった南太平洋で生活をしたいろんな人たちへのインタビューをもとにした随筆、随想集。夢が無残な悪夢に変わっていってしまう、そのような世界とそのような世界をもたらしてしまう偏狭で自分勝手な、心をなくした人たちのことを書いた本でもあるし、それに苦悩し引き裂かれながら生き延びた人たちの物語の集りでもある。帯にも書かれていたこんな言葉。

「アメリカと日本が戦争をして家壊したりしてわれわれを人形みたいに弄んだ。辛かったよ、涙が出るよ。
私は(日本に)感謝はしてるが。可哀想だよ」

そんないたたまれない何かを思うと同時に、夢の残り香を嗅いだかのような気持にもなって本を閉じた。おやすみZZZzzz.....






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町田の駅で小田急線のロマンスカーに乗る時は買って社内でビールを飲みながら食べてしまう「たいめいけんヒレかつサンド」。普通の感じでただたんにおいしいです。パッケージもレトロで好きです。
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本棚の隅に眠っていてずっと読まなかった本を読んだ。それはトールモー・ハウゲンの児童文学の名作「夜の鳥」。北欧文学ここにありといった傑作で、そうか、作者の出身のノルウェーは、あの現代のもっとも重要な画家、ムンクを生んだ地であったのか。二人にどことなく共通点も感じてしまう。そして、半年ごとに夜と昼のめぐる不思議でメランコリックなかの地に思いをはせる。その深いメランコリーはぼくの読んだ「夜の鳥」にもあって、人生の隠された秘密を少し解きあかすかのようなのです。







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今月のぼくの歌う予定です。2本と数は少ないけれど、中身は濃ゆいです。

12日(土)にはスライド・ギターの達人、日本の本当のブルーズ・マン、日倉士歳朗さんの前で、ハーモニカの巨匠、居相毅さんと演奏させていただきます。光栄だなぁ。

そして、27日(日)はあの相模原育ちのファンキー・ロック・バンド、BDバッヂもエルトピートで見れてしまいます。

下のリンクをご参照ください。

http://kysakai.lovemebaby.net
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ジェームス・M・バーダマンさんが著し、スティーブ・ガードナーさんが口絵の写真を添えた「わが心のディープサウス」を読了した。

ぼくにとってやはりアメリカ南部は憧れの地でもあるのあだけど、それは日本に住まわれているジェームズさん、スティーブさんのお二人も同じかもしれない。ジェームズさんは早稲田大学の先生をしておられ、スティーブさんはフォト・ジャーナリストにして日本各地のライブ・ハウスから日本からアメリカ・ツアーなどもしておられる最高のブルーズ・マン。二人ともしかもアメリカ南部出身。いつかミシシッピーやテネシーをぼくは旅してみたいと夢見るのだけど、'Jap'とののしられる悪夢も怖いのです。でも、きっとジェームス・M・バーダマンさんやスティーブ・ガードナーさんみたいな人もいっぱいいるから大丈夫なんだ。

そして、この本は食べ物と音楽の話が盛りだくさんで、やっぱかの地で、いい音楽をいっぱい聴いて、食いしん坊になりたくなったよ。






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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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