えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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会社の行事みたいなものでサントリーの武蔵野ビール工場に見学に行った。ユーミンの「中央フリーウェイ」で歌われているビール工場です。ビール工場が見えてきたのあのビール工場ね。

工場の配管とでっかい醸造器に少年心がくすぐられて、少し興奮した。

最後にプレミアム・モルツの試飲が三杯あり、短い時間で、ばかでいやしい根性むき出しで飲んだら、気持ちよく酔っぱらってしまった。その試飲コーナーのバーのようなところで飲んだ、武蔵野工場だけの希少なビールはかなりおいしかったです。

もっか好きなビールと言われて思い浮かぶのは、キリンのハートランド、このサントリーのプレミアムモルツ、そして、ベルギーの修道院ビール、シメイの青ラベルです。
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会社帰りに新宿のミニ・シアター、ケーズシネマに寄りヴィンセント・ムーン監督の「花々の過失」を見る。

映画の前に少し時間があり、昭和二十四年からの老舗のバー「どん底」に行ってみた。ここに三島由紀夫も来ていたのかと思うと、その古い昭和というより終戦直後といった店のの雰囲気もあり、ちょっとわくわくしてしまった。ぼくは、ぼくが三島由紀夫のミーハー的なファンであるらしいことを発見した。お金のある時にもう一度、来てみたい。

カクテルやバーボンちょっと酔っぱらって、映画「花々の過失」を見ていた。この「花々の過失」はヴィンセント・ムーンというフランスの新進気鋭の映像作家、ドキュメンタリー映画監督が日本のシンガー、友川カズキをとらまえたもので、デンマークのコペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭2009にて「音と映像」部門最優秀賞を受賞している。

映画の上映後、映画の中で歌を歌い、歌を絶叫し、競輪を打ってもいた友川さんのドキュメンタリー作家、ドキュメタリー映画監督の森達也さんとの対談があり、この映画について、ヨーロッパのスピード感のあるスタイリッシュな映像美が後退し、日本のなにわぶしみたいになっていて、ラッシュの後、ヴィンセント・ムーンに編集しなおせと抗議したそうなのだけど、編集しなおされることはなかったという。それでも、ぼくはもう十分過ぎておもしろかったし、かっこよかった。

対談の時、友川カズキさんはしきりに森達也さんがオーム真理教を撮った映画「A」と「A2」を衝撃を持って受けとめた、としきりに褒めていた。友川さんは、森さんの最近の新聞のコラムの言葉、今の日本は右傾化というより集団化しているとという言葉に共感し、そんな日本が気持ち悪い、と言っていた。

対談の後、4曲ほど友川さんの弾き語りが聴けた。ど迫力に小さなシアターに満席になった客席が演奏後、一瞬、静まりかえる。

会場のチケット売り場の小さなホールでは最新の本「友川カズキ 独白禄 生きてるって言ってみろ」と最新アルバム「復讐バーボン」、上映された映画のDVD「花々の過失」が売られていて、ぼくは「友川カズキ 独白禄 生きてるって言ってみろ」を買い、サインをしてもらい、握手をしてもらった。その握手はかたく、力強かった。

友川カズキさん、今度、また、ライブを聴きにいきます。

ここで紹介しているムービーは「花々の過失」のオフィシャルに公開されているアウトテークです。

https://vimeo.com/7161029
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鶴岡八幡宮にお参りし、散歩を趣味とするぼくは衣張山をハイキングしました。



正月、過ぎてもにぎやかな鶴岡八幡様です。


こんな山道が衣張山の頂につづいている。


お地蔵さんです。いいお顔ですね。いつかぼくもこんな微笑の人になりたい。


衣張山からの眺めです。海は広いな、大きいな。


山の林で居眠りする猫たち。森と同化していました。

不思議なまんだら堂やぐら群にびっくりしました。


日蓮上人の安国論寺です。ここの庵で上人は「立正安国論」を書いたそうです。ぼくは古い神社、仏閣、教会、寺院が好きです。


鎌倉の街に戻ってきました。
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町田の万象房でインドの古典音楽を聴いた。演者はシタールの国分あきこさん、同じくシタールの沼沢ゆかりさん、タブラの立岩潤三さん。一部が沼沢ゆかりさんと立岩潤三さんで、二部が国分あきこさんと立岩潤三さん。

昔からレコードやCDで聴いて好きだったのだけど、生でインドの古典音楽を聴くのは始めてでした。一曲、1時間近くもあって、けれど、長くも感じず、以外に眠くなりもせず、あっというまでした。沼沢さんと国分さんのタイプが対照的で、なるほどと思いました。そして、立岩さんのタブラはマジックのようで、そのマジックに国分さんや沼沢さんのシタールが即興のマジックで挑み、音の万華鏡のようです。こういう音楽こそ生演奏なんだなぁ、とも思いました。あぁ、無限の調べだったのです。
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寒川神社に散歩に出かけた。お参りをしたのです。神社は今年に入ってから五社目です。

拝殿の中では、白装束の人たちがたくさんいて、祝詞ではなく、読経のようなものを唱えていた。その奥の方に神像らしきものが三体、並んでいた。何だったのだろうか? 町田の万象房の房主の影響なぞを受けて、神仏分離・廃仏毀釈より前の日本人の信仰みたいなものに興味を抱くようになったぼくとしたら、気になるところです。

それから、五回も続けて大吉が出るかもと思って引いた御神籤では大吉ではなかった。なぜか、ほっとしてしまった。

さて六社目にはあることの必勝祈願にと鶴岡八幡宮へ近いうちに散歩に出かけようかな。
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渋谷のパルコPart3の8階にあるシネクイントにジョン・カーニー監督の「はじまりのうた」を見に行く。すばらしかったです。

ギターとか弾いたりして、プロにしろアマチュアにしろ、この映画を音楽をやる人が見たら、そうそう、そうなんだよと、うなずき拍手したくなるのではないかしら。全編、ニューヨークのロケなんだけど、ライブ・ハウスでのオープン・マイクでのシーンでは、土曜とか日曜に、ぼくがふらふらしている地元のライブ・バーなぞを思う浮かべてしまいもしました。冒頭のこんなセリフからして引き込まれます。マーク・ラファロ演じるアル中の落ち目の音楽プロデューサー、ダンが、キーラ・ナイトレイ演じるライブ・バーで磨く前のダイヤモンド原石のようなフォーク歌手、グレタの唄を聴き、声をかけます。

「いい歌、歌うじゃないか。おれはこういうもので、契約しないか? その男の子みたいなかっこはやめて、かわいらしい服着て、歌、歌えばスターになれるぜ」
「歌と服装は関係ないわ。あんたに服のことなんか指図されるつもりはないし、歌と服なんて、関係ない。わたしは歌を歌いたいだけなの」
「歌を歌いたいだけ? で、例えばどんな歌手が好きなんだ?」
「ディラン」
「ディラン? あいつこそ、かっこ重視で、10年ごとに飽きられないようにファッションを変えているぜ」
「ランディー・ニューマン」
「ランディー・ニューマンか、確かにあいつはいい」

いきなり、音楽好きのぼくのつぼにきました。

それから、マルーン5のボーカリスト、アダム・レヴィーンも出ていますね。かっこいいですが、よれた不良中年役を演じきったマーク・ラファロにはかないません。そして、ぱっぱり、キーラ・ナイトレイ、きれいでかわいかった。

近頃、見た映画の中では「アバウト・タイム」をも超える大好きな映画、とても、とてもよかった映画です。

映画を見ていると、誰かのこんな声が聞こえてくるようでした。

歌いたい歌を歌おうぜ。バンド、やろうぜ。

http://hajimarinouta.com
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大岡昇平の「野火」を読んだら、武田泰淳の「ひかりごけ」を再び読みたくなった。これを読んだのは十代のころで、何度か読み返している。初めて読んだ時は、意味とか今でもよくわからないのだけど、あんて奇怪な小説だろうと、驚愕した。何度目かの今、読むと、序破急の恐るべきラストが、何か救いのようにも感じられて、しーんと胸が静まりかえるような感動をおぼえた。

ところで、武田泰淳は愛する中国で戦時中に兵士として何を見て、何を経験したのだろうか。それは作家に胸に永遠にしまわれてしまった。









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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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