えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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こんな夢を見た。とあるキャンプ場にぼくはいる。こだちにかこまれた大きな広場があって、そこに輪になって、たくさんの知らない人たちが集まっている。ぼくもその輪に入ると、左の隣にみず色のワンピースを着た黒くて長い髪をしたとてもきれいな女の人がいる。何かのオリエンテーションの始まるところみたいだ。遅れてやって来たぼくに彼女は何かあったんですかと尋ねる。ぼくは何もありませんと答えると、彼女はそれはよかったですねとぼくに微笑む。彼女は少し声を大きくして、集まっているみんなに、今日の予定をお話ししますと言って話し始める。

そこで目が覚めた。とても穏やかで幸せな気持ちになっていました。そして、空の上の河合隼雄先生から、こう言われた気がしたのです。当分は私のカウンセリングは要らないのと違いますかな。ならいいのですが。そしてぼくは続けます。単純なことを複雑にしてはいけませんよね。河合先生はこう言います。複雑でも単純でもいいんとちがいますか。ぼくは、どうしてですかと尋ねました。河合先生はこんなことを言います。今日はいい天気や、おはよう。
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藤野の里、山を散歩しました。高倉山に登り、天神峠を越えました。いっぱい春の花が咲いていましたよ。そして、温泉にたどり着き、湯をあみ、きれいになりました。ある晴れた春の日です。

ごらんください。
フォト・アルバム
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「原発、いのち、日本人」を読みました。2012年に出版された原発周辺に関してのさまざまな議論についての浅田次郎さん、藤原新也さん、ピーター・バラカンさん、レーナ・リンダルさん、辻井喬さん、豊竹英大夫さん、野中ともよさん、想田和弘さん、谷川俊太郎さんへのインタビュー集でした。谷川俊太郎さんの言葉が一番、胸に響いて共感してしまいました。2011年の震災の時のあの原発事故でぼくの子どもの頃の夢が一つ失われてしまったのだと思うのは、谷川俊太郎さんのこんな言葉からでもあるよう。そして、ついさっきの熊本での地震でも原発は大丈夫なのかと危惧してしまう。「原発、いのち、日本人」から引用します。

「そんな生意気なこと言いませんけど、今、アトムとかウランちゃんがまた逆に攻撃されているわけでしょう。昔はあんなに人気があったのに、あの当時は、原子力っていうものは平和利用、すばらしいという時代だったからね」

そして、大詩人はこう続けるのです。

「この間ちょっと、もうちょっと年とったアトムを書こうと思ったんだけど、うまく書けなくてさ、今、アトムじゃないアンドロイドっていうのが出てきているし、もっと精巧なのがね。アトムはちょっとシンプル過ぎてだめなのかなみたいな感じ。あれ以上頭脳が進化しないのかもしれないっていう。今、アトムに「原子力、今もう、ちょっと問題なんだよ」って言っても、あの方、「そうですか」って言って何かにこにこ笑っていそうな」

このくだりになぜか感動して落涙しました。





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デボラ・B・ローズさんの著した「生命の大地 アボリジニ文化とエコロジー」を読了する。オーストリア先住民の文化と生活について、その人たちの言葉や詩とともに敬意をもって書かれていた。

この本の中に頻繁に出てくる言葉が二つあって、それは「カントリー(country)」と「ドリーミング(dreaming)」。「カントリー」というのは「地」や「川」や「海」のことを多分、言っているのだと思うのだけど、「ドリーミング」とは何だろうか? ちょっと難しい。デボラさんが聞き語るアボリジニの知恵によれば、人も鳥も獣も虫も石もなにもかもが「ドリーミング」なのだそうだ。それは「夢見るもの」ということなのだろうか? するとこういうことなのかもしれない。人も鳥も獣も虫も石も魚も貝もクジラやイルカもなにもかもが地の上、川の中、海の中での夢見るものたちなのだと。とってもすてきです。その夢はとてもかけがえのない美しい夢なのではないかしら? ぼくもときどき同じ夢を見ています。






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岩井俊二監督の最新映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」を見ました。

ぼくは「Love Letter」のころからのファンで、本当にたくさんの岩井俊二さんの映画を見ているのですが、ひさしぶりの岩井俊二さんの映画だという気もします。

見始めて数分で岩井俊二監督の他の誰でもないオンリー・ワールドに引き込まれてしまいます。筋書きのわからないストーリー、映像の美しさ、現代をとらまえる目、大切なものの壊れやすさとか、それでも決して壊れないものとか、それから、不思議なことに、ちかごろのぼくの人生にあったことと何かシンクロするようなお話であるような気もして、どうしてなのでしょう?

主演の黒木華がすばらしい。それからシンガーのCoccoが出演しているのですが、圧倒的な存在感です。

後半、何度かぼくの涙腺は決壊してしまったのです。見終わった後も、いくつかの映画のシーンを思い出して、胸がしめつけられるようなのです。

映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』公式サイト
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レンタルのDVDでダラ・バーン監督の「ダブリンの時計職人」を見ました。ホームレスになりアイルランド、ダブリンの郊外の海浜の駐車場で車上生活をする親子ほどにも年の離れた二人の男の友情の話と年上の方の男性が抱くある女性への淡い恋の話のからみ、昔、見た1970年代のアメリカン・ニュー・シネマを思い出させました。けれど、昔のアメリカン・ニュー・シネマと違うのは、もっと淡々としていて、映画の中にたくさんの余白があって、そこが今のリアルなヨーロッパなのかな、と思いました。

救いのないような話でしたが、ラストに希望の小さなひとかけらのようなものが描かれていて、そこでは少し涙ぐんでしまいました。

若い方の男性を演じるコリン・モーガンのとても繊細でやさしいな感じは、これから女の娘に人気がでるかもしれません。そして、コリンのこの映画についてのコメントがこの映画をよく紹介してくれています。

「この映画は、現在のアイルランドのホームレスとドラッグ中毒と経済問題という大きな問題に取り組んでいて、そのどれもが重要なポイントなんだ。しかし、暗い状況でも希望と幸せを見つけるという高揚感もある」

映画は世界を映す鏡のようなものでもあると思うのですが、ぼくたちはどこへ行くのだろう?

http://uplink.co.jp/dublin/
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ぼくの手のひらに突然できたたくさんの湿疹が、失恋による心の痛手による心身症だという人もいて、はたまた、高幡不動尊の門前にある蕎麦屋で飲んだ濃厚な蕎麦湯によるアレルギーだという人もいます。

近くの立ち寄り湯に行ったり、山梨の山奥にある信玄の隠し湯になど行ったりしました。決してロート製薬のまわしものではありませんが、ぼくにはこの「メンソレータム メディクイック」という薬が良く効くようです。

それに子どものころから見ているパッケージのナイチンゲールかもしれない絵がとても好きで、これにも癒されています。なんでもこの絵のモデルはごく初期のハリウッド映画の子役、シャーリー・テンプルだということらいいのですが、本当でしょうか?

メンソレータム メディクイック
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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