えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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加島祥造さんの抄訳した荘子の本「荘子 ヒア・ナウ」を一気に読了した。荘子ってたまに読みたくなります。古代中国の奇想の書ですだ。胡蝶の夢の話など何度、読んでも、惹かれてしまうわ。そして、この本のおしまいをしめくくる加島さんが荘子を紐解いた「「荘子 ヒア・ナウ」について」もなかなか読ませる。

荘子は、きみもぼくも孔子も覚めていると思いながら大きな夢を見ているのだ、といい、いつか賢明な人が現れて夢からわれわれをさましてくれる、ともいう。そうなんだ、その人は、誰にも必ずやってくるのだよ。ゆめゆめうたがうことなかれ。おやすみZZZzzz.....






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上橋菜穂子さんの著した「鹿の王」の上下巻を読了した。架空の世界を舞台にしたファンタジーってのもいいもんだ。医学、疫学、生物学を下敷きにし、それらを物語を駆動するリアルとしてとらえ、いろんな民族やら人々が入り乱れていく長大な叙事詩は、善と悪がいつのまにか、するりと入れ替わって行き、ついには主人公のヴァンは新しい時代のヒーローとして超然として姿を現すのだった。とてもおもしろかった。






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ある朝、目覚めると、前に勤めていた会社の行事に出かけるというような夢で、その夢を見た日、近所のブック・オフで何かおもしろい本はないか、などと物色していて見つけた本が木村壮次さんの著した「日本には尊徳がいた 二宮尊徳の教え」。前に勤めていた会社の社長が歴史上の人物ではこの二宮尊徳をえらく尊敬していて、この本を見つけた時は、小さなシンクロニシティを感じてしまい、買ってしまった。前の会社の社長の話す二宮尊徳のいもこぎ機の話は好きでした。

今、読了し、尊徳のいろんな面を初めて知ることができたような気がします。二宮尊徳とはどんな人かという世の中にありふれたイメージは「倹約と努力」を説く聖人というようなところだろうけど、そればかりでないようなのだ。一つ、尊徳自身のこんな印象的な歌を引用してみる。

「音もなく香もなく天地(あまつち)は
 書かざる経を繰り返しつつ」

二宮尊徳の口述筆記「二宮翁夜話」も読んでみたいな。





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TOHOシネマズ小田原で原恵一監督の映画「百日紅 -Miss HOKUSAI-」を見た。原作は杉浦日向子さんが浮世絵師、葛飾北斎とその娘、お栄を描いた漫画「百日紅」。映画を見ていて、江戸の風情の美しさやら登場する人物の心根のやさしさ、美しさに打たれて涙が止まらくなってしまった。

北斎やお栄の生きた時代、閉じようとする江戸の世、人々は普通に神仏を信じ普通に生活し、だれも数年後に迫っていた明治維新とか文明開化などと呼ばれる暴力を知るべくもなかった。そんな江戸がアニメーションとなって美しく生き生きと21世紀のスクリーンの中で甦っていたのです。

http://sarusuberi-movie.com/index.html
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B.B. Kingが天国に召されてしまったというニュース。不死身のブルーズ・マンと勝手に思い込んでいたのに、逝ってしまった。ついこの前にBen E. Kingが逝ってしまったばかりなのに。ぼくは、あまりモダン・ブルースは聴かないのだけど、それでも、B.B. Kingは輝ける象徴のような存在でもあった。かなりの昔、日比谷野外音楽堂で生のB.B.を聴いたことがあった。ビブラートしチョーキングするそのギターが本当に強烈で、それにあのソウルフルな歌、ぼくの中から湧き上がる歓声が止まらなかった。Requiescat in Pace. そして、天国からブルースを歌っちくれ!

http://www.bbking.com
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相模原の市民祭り「若葉祭り」に出かけた。お目当ては和太鼓の響き。お囃子とか太鼓とか好きなのです。

とある昔、愛犬が存命中にその犬と近所を散歩をしていると、なにやら右翼の街宣車のような車が停まっている。こんな住宅街にもやはりこういう人がいるのかと、思ってよく見てみると、その街宣車らしいような大型のワンボックス・カーのサイドには「相州太鼓保存会」と誇らしくペイントされていて、そうか、近所にこういう人がいるのかと思ったのでした。以来、市内のどこかで太鼓の響きが聞こえてきそうなところには足を運んでしまいたくなり、そのバック・ビートにしびれているのです。

で、「若葉祭り」にもたくさんお和太鼓グループが出演していたのだけど、「相州太鼓保存会」が土とか地、そして、天の両方とも繋いで射止めるような響きで、もっとも好きな感じなのでした。

ででんがでん。
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昨日、会社の行事みたいなもので、錦糸町と押上の間にある本所防災館という所に行った。いろんな体験をしてみました。おもしろかったです。そして、それはあるお別れの日でもあったのです。寂しいの~。

http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-hjbskan/index.html


誰も明日はわからない、わからないって歌っていたのは、憂歌団でした。

https://www.youtube.com/watch?v=qEUsJWW2Fkw


下町に来てしまったのだから帰りに金龍山浅草寺に寄ってお参りをし、御神籤をひいてみました。なんと大吉でした。幸せの言葉なのだから、みなさまにご披露しましょう。

「第七十八大吉

但公道の正しきを存ぜば
何ぞ愁へん理の忠を去ることを
松柏蒼そうとして翠なり
前山禄馬重なる」

http://www.senso-ji.jp


夜は中野の音楽スタジオで、真夜中、家に帰って来たら、いい知らせが届いておりました。ぼくの好きな言葉を思い出しました。

「ゆめゆめうたがうことなかれ」
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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