えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

沖浦和光さんの著した「天皇の国・賤民の国 両極のタブー」を読了した。
沖浦和光さん、昨年に亡くなられていたのですね。日本史、日本文化の研究者、大学教授であるともに桃山学院大学の学長も務められた人です。こんな人が学長であった桃山学院大学っていい大学ですね。
沖浦和光さんのこの本「天皇の国・賤民の国」を読んで、これまで日本について当たり前に考え思って、ある意味、信じてきたことが、崩れてしまうような、そんな強烈なインパクトの問題提起と見方を知りました。47歳で逝ってしまった中上健次は沖浦和光さんの表そうとしたことを小説で行おうとしたのではないかとも思う。中上健次の晩節を思うにつけ、アル中みたいなお酒をやめ、新宿三丁目通いもやめ、もっと健康に気を付けて、勉強して、いろんなところに行けば、三島由紀夫や大江健三郎を凌駕し、谷崎潤一郎を超えていくような偉大な作家になれたのかもしれないなどと不遜、僭越にも思ってしまいます。中上健次の紀州・熊野を濃密に描いた「岬」から「奇蹟」あたりまでを強烈に再読したくなりました。けれど、沖浦和光さんがもっとも好きな小説家は中上健次ではなく永井荷風だそうです。永井荷風も読みたい。


えいちゃんのSHOWCASE vol.2 Guess Who?
場所:万象房
日時:2016年7月30日(土)18:30オープン 19:00スタート
チャージ:2,000円(1ドリンク付き)
出演:
木村直行(piano & vocal)
Mongo-可笑しなふたり-(スミアヤコ guitar & vocal 川久保典彦 piano)
ふうこ(guitar & vocal)
えいちゃんといあいちゃん(えいちゃん guitar & vocal 居相毅 harmonica)
http://musictown2000.sub.jp/banshowboh/open_cafebanshowboh.htm


友だちの深川慶くんが新しいアルバム「花散らし」を出した。
この前、小田急相模原のバー「ドラゴンフライ」で発売記念のライブだったのを聴き、独特のブルースの世界がやっぱいいなと思い、買って家で毎晩、CDプレイヤーの皿に乗せているのです。バックの渋く静かな演奏もあいまって、しかもいつもの独特の歌いまわしで、素晴らし出来に仕上がっています。これから、各地のライブで売り歩くそうだ。それにジャケもかっこいいぞ。
この前のライブで深川くんはこんなこと言ってもいた。京都でのライブでは、彼のブルースを聴いて、お客さんが、最低なやつだな、と投げ捨てるように言った言葉が聞こえたそうだ。最低の歌は最高の小唄、ブルーズでもあると思うよ。それに深川慶くんはとってもいいやつです。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/kei-fukagawa/album.html


ティック・ナット・ハンの著した「あなたに平和が訪れる禅的生活のすすめ」を読了した。
ベトナムに生まれ、対立と戦争の渦中にあった南ベトナム、北ベトナム、双方に平和の呼びかけをし、祖国を追放された僧侶が書いた本には、平和をどうやって人の心に根付かせることができるのかが、僧侶自身の人生経験も踏まえて、表されていた。
この激しい人生を生きたともいえる僧侶の微笑みが伝わってくるような内容でもあったのだけど、ぼくは、ティック・ナット・ハンにとっては、むしろ、微笑むことは、苛烈な闘争でもあったのかもしれないとも思う。けれど、この偉大な僧侶に微笑むこととはいったい何なのでしょうか、と問えば、微笑むこととはただ微笑むことだよ、と返ってきそうな、そんな予感も今はするのです。
この本にはたくさんのエピソードと実践の瞑想法が盛り込まれ、この本は英文での原題を指し示しているかのようでもあるよ。遠い道かもしれなけれど、一歩一歩なのです。そのためには、まずぼく自身のこと。素直になれず、よく自分と自分が喧嘩しています。いかん、いかん。
Creating True Peace
Ending Violence in Yourself, Your Family, Your Community, and the World
ベトナムに生まれ、対立と戦争の渦中にあった南ベトナム、北ベトナム、双方に平和の呼びかけをし、祖国を追放された僧侶が書いた本には、平和をどうやって人の心に根付かせることができるのかが、僧侶自身の人生経験も踏まえて、表されていた。
この激しい人生を生きたともいえる僧侶の微笑みが伝わってくるような内容でもあったのだけど、ぼくは、ティック・ナット・ハンにとっては、むしろ、微笑むことは、苛烈な闘争でもあったのかもしれないとも思う。けれど、この偉大な僧侶に微笑むこととはいったい何なのでしょうか、と問えば、微笑むこととはただ微笑むことだよ、と返ってきそうな、そんな予感も今はするのです。
この本にはたくさんのエピソードと実践の瞑想法が盛り込まれ、この本は英文での原題を指し示しているかのようでもあるよ。遠い道かもしれなけれど、一歩一歩なのです。そのためには、まずぼく自身のこと。素直になれず、よく自分と自分が喧嘩しています。いかん、いかん。
Creating True Peace
Ending Violence in Yourself, Your Family, Your Community, and the World


昨日は湘南台の街に「SHOWなんだいDEショー VOL.4」を見に行きました。街を彷徨い、ブルース系、ルーツ系の音楽に浸っていました。
やぎたこ@文華堂東口店
土の香りがしながらもなぜかとても爽やかな音楽です。
Rock'N' Roll Gumbo@文華堂東口店
のりのりのニュー・オーリンズのセカンド・ライン・ビートのマーチング・バンドです。
町田謙介@YASSAI MOSSAI
ぼくの大好きな曲"Crazy Love"のカバーが胸に沁みました。
日倉士歳郎@YASSAI MOSSAI
黒い声援に支えられ、ぼくの師匠はやっぱかっこよかったです。
永井ホトケ隆・KOTEZ・LEE@YASSAI MOSSAI
シカゴ帰りのLEEさんの凄腕のブルース・ピアノ。
Moony & フレンズ@文華堂東口店
Moonyさんのバックでギターを弾くマナベくんが楽しそう。
平安隆・ながはら元@居酒屋向日葵
居酒屋で聴く沖縄民謡と楽しいおしゃべりにみんなは踊り始めていました。
W.C.カラス@YASSAI MOSSAI
重くて深いブギ・ブルースがかっこいい。
のびちゃんDEショー@ArsNova
エッタ・ジェームズみたいなシンガーがパワフルでドブロのスライド・ギター。
The Sweet Soul Brothers@ArsNova
ハモンド・オルガンをバックのこれでもかこれでもかと暑苦しいソウル・ミュージック。
コージー大内@MUD cafe
ごきげんなコージーくんの楽しくてほろ苦いブルース。九州出身で親戚とかみんな福岡とか大分出身のぼくにはこのブルースはよくわかってしまう気がしてしまいます。
楽しかったよ。
やぎたこ@文華堂東口店
土の香りがしながらもなぜかとても爽やかな音楽です。
Rock'N' Roll Gumbo@文華堂東口店
のりのりのニュー・オーリンズのセカンド・ライン・ビートのマーチング・バンドです。
町田謙介@YASSAI MOSSAI
ぼくの大好きな曲"Crazy Love"のカバーが胸に沁みました。
日倉士歳郎@YASSAI MOSSAI
黒い声援に支えられ、ぼくの師匠はやっぱかっこよかったです。
永井ホトケ隆・KOTEZ・LEE@YASSAI MOSSAI
シカゴ帰りのLEEさんの凄腕のブルース・ピアノ。
Moony & フレンズ@文華堂東口店
Moonyさんのバックでギターを弾くマナベくんが楽しそう。
平安隆・ながはら元@居酒屋向日葵
居酒屋で聴く沖縄民謡と楽しいおしゃべりにみんなは踊り始めていました。
W.C.カラス@YASSAI MOSSAI
重くて深いブギ・ブルースがかっこいい。
のびちゃんDEショー@ArsNova
エッタ・ジェームズみたいなシンガーがパワフルでドブロのスライド・ギター。
The Sweet Soul Brothers@ArsNova
ハモンド・オルガンをバックのこれでもかこれでもかと暑苦しいソウル・ミュージック。
コージー大内@MUD cafe
ごきげんなコージーくんの楽しくてほろ苦いブルース。九州出身で親戚とかみんな福岡とか大分出身のぼくにはこのブルースはよくわかってしまう気がしてしまいます。
楽しかったよ。


おはよー。なかむらとうようさん選曲の"The Best Of Johnny Otis"を聴いています。すごく昔に見た日比谷野外音楽堂でのコンサートを思い出したりします。
なかむらとうようさん選曲のアルバムにはずれなしです。数年前のその死にはひとごとではないような気もして、ショックを受けてしまっていました。武蔵野美術大学のなかむらとうようさんが収集した世界各国の民族楽器やアナログ・レコードの展示も見に行ったことがあるよ。その時、古い蓄音機でなかむらとうようさんの遺品の78回転のレコードを聴くコンサートにもあったな。
さて、このアルバムにもどって、なかむらとうようさんのこのアルバムの裏ジャケに載っている宣伝文です。
「ロックの父、R&Bの創始者、ファンクの元祖
白い黒人(?)ジョニー・オーティスの足跡を
7社への録音を網羅して、初めて集大成」
Johnny Otis、ギリシャ系移民のアメリカ人。「白い黒人」とはよく言ったね。このJohnny Otis、黒人とばかりバンドを組んで、嫁さんも黒人で、天才ギタリスト、Shuggie Otisは息子さん。
ぼくの好きな白人ミュージシャンは黒人と結婚する人が多いような気もします。David BowieとかLowell Georgeのことです。
たまにこんな黒人みたいな白人のミュージシャンがいますね。Dr. JohnことMac Rebennackとかさ。たしか、お父さんがアイルランド系の移民でレコード店を経営していたんだよ。それで子どものころからたくさんの音楽を聞き、遊びが高じて、ニュー・オーリンズのレコーディング・スタジオに入りびたり、ティーン・エイジャーにしてスタジオ・ミュージシャンで白人なのに黒人音楽家協会にも入っていたという。Booker T. & the M.G.'sのDonald "Duck" DunnとかSteve Cropperもそうか。ぼくもLou Reedが"I Wanna Be Black"で歌っているみたく黒人になりたかった。
さて、"The Best Of Johnny Otis"にもどり、このアルバムから"Stardust"の名演を紹介しこの項を了とします。サックスはBen Webster、ヴィブラフォーンはJohnny Otisです。


ルハン・マトゥスの著した「平行的な知覚に忍び寄る技術」を読了しました。まず、この本をぼくに譲ってくれたネットで知り合ったお友だちに深く感謝します。その人からもらわなければ、この珍しくも特別で難解な本との出会いはなかったと思う。
そんな本の題の一部である「平行的知覚」とは、なんだか夢で得られる知恵のような気も読み進めていくうちにしたのです。でも、この本に書いてあるの内容のほんの少ししか分からなかったのだけど。ルハン・マトゥスとは二十一世紀に突然に復活した忽然と現れ出たカルロス・カスタネダの知の後継人でもあるのかもしれない。けれど、数年後に再読すれば、わかってしまうところも多くあるののだろうか。むしろ、この本は、永遠に紐解けない謎めいて不思議な散文の詩なのかもしれません。
この本に書かれていることは夢で得られる知恵なのかもしれないと言ったのだけど、下のリンクはぼくの夢の日記なのです。みなさん、どんな風に思いますか? 夢ってなんなのでしょう?
http://bit.ly/1BwSOkc
そんな本の題の一部である「平行的知覚」とは、なんだか夢で得られる知恵のような気も読み進めていくうちにしたのです。でも、この本に書いてあるの内容のほんの少ししか分からなかったのだけど。ルハン・マトゥスとは二十一世紀に突然に復活した忽然と現れ出たカルロス・カスタネダの知の後継人でもあるのかもしれない。けれど、数年後に再読すれば、わかってしまうところも多くあるののだろうか。むしろ、この本は、永遠に紐解けない謎めいて不思議な散文の詩なのかもしれません。
この本に書かれていることは夢で得られる知恵なのかもしれないと言ったのだけど、下のリンクはぼくの夢の日記なのです。みなさん、どんな風に思いますか? 夢ってなんなのでしょう?
http://bit.ly/1BwSOkc


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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


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