えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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町田に一年前ぐらいに新しくできたライブレストラン、まほろ座MACHIDAに吾妻光良トリオ+1を見に行きました。昔から吾妻さんと演奏している鉄壁のメンバーはギターとボーカルの吾妻光良さん、ウッドベースの牧裕、ドラムスの岡地曙裕さん、ピアノの早崎詩生さんの四人。この夜は、昔のアメリカのちょっと人に知られていないようなスタンダードと呼ばないような、けれどとてもムーディーなナンバーをたくさん演奏してくれました。吾妻さんが原詞の英語で歌って、日本語訳で歌ってという、その日本語がユーモアとウィットに富んでいてとてもおもしろいのです。バックの熟練の演奏もすばらしかった。岡地曙裕さんのドラムとか最高です。ぼくは吾妻さんがThe Swinging Boppersを率いてデビューしたころからのファンなのです。いつか、相模大野のもんじぇ祭りに出ないかなと妄想をしてしまう。

それから、この新しくできたお店の話、六本木とか青山にあるライブ・レストランのばか高い食べものや飲みものにはいつも引いてしまうのだけど、このまほろ座MACHIDAは普通の値段でおいしくてよいのです。いつの間にか、個人経営のとても素敵なお店ができていたのですね。店内の家具は古きよきヨーロッパ調で、壁に飾られていた大きなかっこいい絵も気になりました。あれは誰が描いたどんな絵なのだろう?

まほろ座MACHIDA 町田駅前のエンターテインメントレストラン
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小田急線の新宿駅の売店で見かけておもしろそうだなと思い、買ってしまた文庫本、武光誠さんの著した「「地形」で読み解く世界史の謎」を読んだ。

なるほど、地形とそれによってもたらされる気候と風土、たえず移動しようとする人間たちが文明を築いていくことを鳥から視点でこの本は語っている。その鳥からの視点の本を読むと、やはり地べたからの人や動物、虫たち、魚たちなどのさまざまな小さな生きものたちからの視点で語られた物語が読みたくもなります。たぶん、それらの本もたくさんあって、クロード・レヴィ=ストロースの「悲しき熱帯」とか、柳田国男の「遠野物語」とか、ヘンリー・デイヴィッド・ソローの「森の生活」とか、ジョージ・オーウェルの「カタロニア賛歌」とか、山口淑子さんの「李香蘭 私の半生」などなどなど、あげればきりもなく。

さて、「「地形」で読み解く世界史の謎」にもどって、謎解きとしてはどの章もとても、とても、ものたりなかったのだけどね。







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ブレイディみかこさんの著した「This Is Japan 英国保育士が見た日本」を読了した。

ぼくはパンク・ロックに憧れて、英国に何度も何度も旅をし、ついにはブライトンのダンプに運転手という生粋のワーキング・クラスの旦那さんに嫁いで、一児の母にもなり、保育士として働いてもいるブレイディみかこさんのファンなのです。いつもブログは見ているし、出版された本は必ず読んでいたりします。

今度の新しい本は彼女がおよそ20年ぶりに日本にもどってきての今、東西の冷戦とイデオロギーの時代がすぎさった後の日本で進行中の南北問題、つまり、持つものと持たざるものの格差がもたらした問題の現場、みかこさんのボキャブラリによれば、地べたからのルポルタージュ。とてもおもしろかった。そして、「エピローグ カトウさんの話」では涙が止まらなくなってこまりました。

『THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本』特設ページ






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こんな夢を見た。僕は朝、起きて、どこかに行く用事があるので、着替えて、玄関から外に出る。すると庭のここそこにいっぱい菜の花が咲いていて、かわいらしく美しい。ぼくは、ぼくの庭にひろがるこのかわいらしさ、美しさを誰かと共有しようて思い、カメラをバッグから取り出し、菜の花を撮り始める。

そこで目が覚めた。菜の花は春に咲く花で、ちょっと季節はずれだけど、夢の中のその光景はカメラでは写せないのですね。ぼくの夢の中の菜の花のかわいらしさ、美しさがぼくの中に根をはり、あなたにいつか何か大事なことを伝えられたらいいのですね。
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相模大野のもんじぇ祭りでAnnを見た。今年でなんと12回目のもんじぇ祭りで、総合司会とAnnのボーカルとして歌も歌ったスミ☆アヤコちゃんは12回連続の出演だそうだ。この日の彼女にはオーラみたいなものすら感じてしまったよ。

1回目からこのお祭りを見ていて、12回目までの道は決して平坦ではなく、かなりのでこぼこ道だったのを知ってもいる。1回目の集客は3000人だったそうです。今は広い公園いっぱいに人が入れ代わり立ち代わり、途絶えることがない。なんだか感慨深いものもあります。
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半藤一利さんと出口治明さんが対談した本「世界史としての日本史」を一気読みました。

半藤一利さんは歴史探偵を自認するあの総合誌「文芸春秋」の元編集長にして日本の近代史、現代史の研究者で、出口治明さんはライフネット生命の代表取締役でありながら、世界史の本も何冊か出されている。

主に第一次世界大戦から第二次世界大戦あたりまでをお二人で語りながら、今の日本にも鋭い指摘がくだされております。

半藤一利さんの本はいつもおもしろいです。ぼくはファンなのです。





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たまたまコンビニで見かけた本「PHPスペシャル いい言葉が、幸せを呼ぶ」がおもしろそうで、女の人向けに書かれている小さな雑誌なのだけど、買って読んでしまいました。この本の中にあったチェックテスト「今あなたに必要な言葉は?」をしてみると、ぼくに必要な言葉は「泣いていいのよ」なんだそうです。

なるほどと思いつつ、そんなことより、東直子さんがエッセイ「こころに描く「幻」の効力」で書いている大滝和子さんの短歌があまりに良くって、三つの歌をご紹介したいと思います。

あおあおと躰を分解する風千年前わたしはライ麦だった

サンダルの青踏みしめて立つわたし銀河を産んだように涼しい

地球儀に唇(くち)あてているこのあたり白鯨はひと知れず死にしか

すばらしい歌人ですね。人の心は想像力の翼でどこまでも大きくなれるのかもせれません。






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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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