えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

こんな夢を見た。ぼくは前に勤めていた会社にいて、部屋の整理整頓、掃除をしている。月の最後の週の金曜日は、その会社では「5S」の日と呼び、午後は全社で掃除をすることになっている。もうきれいになったから、帰っていいよと上司にいわれ、ありがとうごさいました、帰らせていただきますと挨拶をし、部屋を後にする。そして、ぼくはぼくの机のある部屋に入って行く。十人ぐらいの掃除の終わった人たちがその部屋にたむろし、雑談をしている。今日はぼくの退職日でもあり、机から持って帰るものを持ち出そうと思ったけれど、もとより持って帰るものなどないことに気付く。ぼくは部屋で楽しそうにおしゃべりする人たちをみて、先週の楽しい飲み会のことを思い出して、もうこの人たちとも会えないのかなと思う。ぼくは、いままでよくしてくれてありがとうございます、またどこかでお会いできたらと思っております、さようならと大きな声で挨拶をして、寂しくもあり、晴れがましくもある気持ちでその部屋を出ていく。
そこで目が覚めた。さようならもいいもんだ。きっと会える人にはまた会えるのさ。
そこで目が覚めた。さようならもいいもんだ。きっと会える人にはまた会えるのさ。












渋谷のイメージフォーラムで強烈な映画を見ました。イ・ジュンイク監督の「金子文子と朴烈」です。「朴烈」と書いて「パクヨル」と読みます。強烈な映画というよりチェ・ヒソさんの演じる金子文子が強烈です。こんな日本女性がいたのか! けれど、何かとても魅力的。近代と現代のはざまでこんな史実があり、こんな人たちがいたとは知りませんでした。
見ながら今は亡き大島渚監督を思う。これは大島渚が撮るべき題材のような気もしてきたのですが、イ・ジュンイク監督のスピルバーグ監督のように正当な演出にエンドロールのとある場面で目頭が熱くなって、落涙してしまう。
時の内務大臣、水野錬太郎を演じるキム・インウさん、ヒールを演じて恐るべき怪演です。在日コリアン3世だそう。この役者さんがいなければ、これほどの緊迫感は出なかったでしょう。
愛は国境を越えるというけれど、金子文子は愛をもって自らの意志で国境や民族を越えて、超えていったのだ。小説家の西村賢太さんの「金子文子と朴烈」への賛を紹介してこの項をしめくくります。
「それぞれの思想とそれぞれの立場により、どのような観かたをしても勝手であるに違いない。ここに描かれた“個”における自由と、他者への愛の崇高さを胸に刻みつけてさえおけば――」
映画『金子文子と朴烈(パクヨル)』公式サイト


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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


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