えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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ミネアポリスの警察官に黒人のジョージ・フロイドさんが無抵抗のまま膝で首を絞められ殺されたことにショックを受けています。ジョージの最期の言葉"I can't breathe"を掲げて、全米でデモが広がっています。ある人種とかある民族ならば、ナチスに殺されたユダヤ人のように、無抵抗に殺されてもいいのだろうか? 「暴力反対」の言葉すら空語のように思えてしまう。抗議する彼らへの共感と敬意ともに、ジョージ・フロイドさんを悼み、昔、読んだ精神科医でありアルジェリア独立運動の闘志でもあったフランツ・ファノンの「黒人の生体験」の中の言葉を引用させてください。

「しかし私は自分の全存在を賭してこの切断を拒否する。私は自分の心が世界と同じくらい広大なのを感ずる。真実、私の心は最も深い河と同じくらい深いのだ。私の胸は無限に広がる力をもっている。私はこの世へのささげ物だ。だのにその私に不具者の謙譲さを勧めるのか。きのう私は世界に目を開いたとき、空が顛倒するのを見た。私は身を起こそうとした。だが内臓を摘出された沈黙が翼もなえて私の方に逆流してきた。無責任に、〈虚無〉と〈無限〉に馬乗りになって、私はさめざめと泣き出した」

ジョージ・フロイドさんは、ブラック・コミュニティの中で若くして死んでいく人たちのことに心を痛めて、銃規制の運動をするようないい人だったそうです。

How the killing of George Floyd has upended America
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こんな夢を見た。今日は卒業式の日で、ぼくは通っていた高校にいる。3年4組の教室に行く。誰もいない教室に入り、こんな所で朝の8時半から夕方近くの4時まで勉強していたなんて信じられない、とぼくは思う。廊下を歩いていると後輩の女子学生から声をかけられ、ぼくは先輩風に、この高校ではどんなに成績が悪くてもどこかの大学に行けるんだぜ、などと答える。体育館に行く。そこはとても広くて、壇上では知らない男子学生が木遣りのような民謡を一人で朗々と歌い、学生服を着た学生たちが集まりつつある。ぼくだけが学生服を着ておらず、居心地が悪く、その場にいたたまれないと感じとなって、体育館を離れる。そして、階段を登って行き、屋上に着く。屋上にも人がちらほらたむろしている。屋上はとても広く、こんなに広い高校だったのか、とぼくは驚く。これから、卒業式が始まり、ぼくの名も呼ばれ、この屋上でもそれは聞こえるはずだ。けれども、こんなに成績が悪くて、ぼくは本当に卒業できるのか、と少し不安に思っている。

そこで目が覚めた。高校生のころのことは、音楽をやっていたことと、背伸びした読書ぐらいしか思い出せないな。読書といえば、新潮文庫の分厚いドストエフスキーの小説までも何冊も読んでいたっけ。成績はひどく悪かった。はるか昔は、昨日のことのようでもあります。夢の中のぼくだけは学生服を着ていなかった、というのは、実際は着ていたので、心の中のことを表しているのかしら? けれども、近く何かを卒業するらしいのです。
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こんな夢を見た。ぼくは小田急線のターミナル駅の改札口にいて、駅員のロマンスカーの切符を見せて駅の中に入ろうとする。切符を見せた女性の駅員はぼくがとても若いころの会社でのほぼ同期での人なのだが、ぼくのことは忘れているらしい。切符を見た駅員はこれは何だろうと首をかしげ、ちょっち調べてきます、といって事務室に入っていく。しばらくして出てくると、この切符で大丈夫です、これならば、どこの席にも座れますよ、次に発車するロマンスカーにお乗りください、とぼくは案内される。停まっているロマンスカーに乗り、入ってすぐの一番後方の展望室に座る。ロマンスカーは動き出し、ぼくは、去ってゆく町並み、街並み、沈んでゆく夕日を見ている。その景色がとてもきれいだと思っている。

そこで目が覚めた。この夢で見たロマンスカーからの景色が、ぼくの目に映る世界のありようなのかしら? 今のご時世、県外には行っていけないのかい? 列車に乗ってどこかに行きたいな。 その時は去りゆく町や街を見ていよう。
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こんな夢を見た。ぼくはテレビか映画館での画面を見ている、もしくは、その場所、神宮球場らしき所にいるのかもしれない。その神宮球場にはたくさんの学習院大学の学生が集っている。そのグラウンドにたくさんの御車や馬に乗った人を引き連れて、その先頭に平安時代らしいにぶい緑色のような黄色のような、そんな色の何かのを衣の皇族のいでたちの天皇陛下が馬に乗り登場する。馬が止まり、天皇陛下はその馬の背に立ち上がり、出陣か競技開始か何かの古風な言葉を力の限りにおらんでおられる。おらび終えると、観客席の黒い詰襟やセーラー服を着た学生やその他、もろももろの人たちが深々と陛下に向かって、礼をする。その威風にぼくは圧倒されている。

そこで目が覚めた。昔、読んだ小説の武田泰淳の著した「富士」を思い出した。その登場人物として宮家との関係妄想(「血統妄想」というらしい)に陥った人が主人公近くに描かれていたと思う。武田泰淳は「三島由紀夫が死んでくれたおかげで「富士」を書き上げることが出来た」と言っていたらしい。この前、見た映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」の中で、全共闘の学生が三島由紀夫に、あなたがいうように天皇が日本人を救済する機関ならば、あなたは私たちと手を結んでいいはずだ、と秋波を送っていた。あー、そして、こんな夢を見るなんて自分がどこかおかしくなり始めているのかと疑ってもみる。けれども、皇族(ぼくはなんとなく「宮家」と呼びたいのだけれども)の夢は吉兆なのだそうです。
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五月は近所の散歩をよくしたものでした。









変わりなく、魚は泳ぎ、鳥は飛び、花は咲いておりました。

散歩していたら、どこからかこの歌がぼくの耳の中で鳴っているようでした。それは、Nina Simoneの歌った"That's All"。このAlan BrandtとBob Haymesの作詞したスタンダードナンバーを意訳してみました。

♪♪♪
わたしがあなたにあげられるのは春の田舎の散歩道
秋、落ちていた葉っぱにそっと手をさしのべていた
冬の夜、恋人たちの明かりがそっと燃え始めていた
それがすべて

誰かがあなたにお話ししています
おもちゃみたいな可愛らしい世界があなたをとりまいているけれど
わたしのものはわたしの腕の中のあなただけ
愛の時は誰も壊せない

あなたがさまよっているなら、わたしはもどってきてとお願いする
わたしが必要なのはとても小さいことで、あなたはとっても驚くかもね
あなたが憧れるのはこの私だけと言ってください
それがすべて♪♪♪

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テレビで山田洋次監督の「男はつらいよ 寅次郎恋歌」を放映していて、おしまいまで見てしまいました。マドンナは池内淳子さん。渥美二郎の寅さんってほんとうにいい。そして、名優、志村喬の心を込めた素晴らしいセリフを紹介いたします。

「寅次郎君、今、君は女房も子供もいないから身軽だと言ったね? あれはもう十年も昔の事だがね、 私は信州の安曇野という所に旅をしたんだ。バスに乗り遅れて田舎道を一人で歩いている内に、 日が暮れちまってね。暗い夜道を心細く歩いていると、ポツンと一軒の農家が建ってるんだ。 リンドウの花が、庭いっぱいに咲いていてね。開けっ放した縁側から、明かりのついた茶の間で家族 が食事をしてるのが見える。まだ食事に来ない子供がいるんだろう。母親が大きな声でその子供の 名前を呼ぶのが聞こえる。私はね、今でもその情景をありありと思い出す事ができる。庭一面に 咲いたリンドウの花。明々と明かりのついた茶の間。にぎやかに食事をする家族達。私はその時、 それが、それが本当の人間の生活ってもんじゃないかと、ふとそう思ったら急に涙が出てきちゃってね。 人間は、絶対に一人じゃ生きていけない。逆らっちゃいかん。人間は人間の運命に逆らっちゃいかん。 そこに早く気がつかないと、不幸な一生を送る事になる。分かるね、寅次郎君」

人間は人間の運命に逆らっちゃいかん…
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こんな夢を見た。ぼくは押入の中で布団をひいて、そこがベッドのようになって、寝そべっている。その押入の隅に大きな蜘蛛が巣を張っているのが見える。その大きな蜘蛛が糸を垂れて目に前まで降りてきた。その蜘蛛は人の形のようでもあるけれど、もう一度、見ると蜘蛛なのだ。ぼくは、その蜘蛛が少し怖くもあり、どうしたものかと思案するが、その蜘蛛が神の使い、わが家の守り神のように思え、ほっておく。すると、次第に眠くなってしまって、ぼくはうとうとし始める。

そこで目が覚めた。ぼくが思うに、子どものころから、蛇もそうなんだけど、蜘蛛って悪いイメージの生き物ではないんだね。どっか、可愛いっていうか。蜘蛛はいえの守り神だから殺しちゃいかん! これはきっと先祖からの言い伝えです。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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