えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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群馬県の上野村の神流川で釣りをしに旅しました。「神流川」と書いて「かんながわ」と読みます。友だちはたくさん山女魚を、そして大きな虹鱒をルアーフィッシングで釣りました。ぼくときたら、それなりに山女魚をフライフィッシングで釣りました。


ぼくのフライフィッシングのときの目標ってなんだろう? 一匹、魚を釣り、放つことです。魚を放つ? そう、ぼくは魚を食べることも好きだけど、食べる魚は漁師が釣ってきた魚を買うと決めてしまった。

目標と目的って違うことだと思うけれど、目的は自然と対話することかな、なんつって、おいらってかっこいいなぁ。開高健の『オーパ!』ではなくて、昔、ヘンリー・デイヴィッド・ソローの書いた『ウォールデン 森の生活』に憧れていて、その世界に少しづつ近づくような気もしています。

ヘンリー・デイヴィッド・ソローはウォールデン池のほとりで自給自足生活を始めて、その回想録を書いたんだぜ。そして、ぼくの見た神流川では魚が跳ねていた。緑がまぶしかった。車で行く道の途中で狸にだって出会ったのさ。
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こんな夢を見た。ぼくは家族や数人の仲間たちと歩いて旅をしていて、一つの目標の所にたどり着いたらしい。門をくぐると見たこともないような大きな寺院(善光寺のようでもあり)があり、その寺院の前を松がかぶさるように伸び、目の前の空には美しい橙色の猛禽類が悠々と飛んでいる。

そこで目が覚めた。美しい夢でした。寺院、松、橙色の猛禽類。橙色の猛禽類などというものはこの世界にはありはしないけれど、それは夢の中で確かに寺院と松のある空を飛び、それはそれは美しい景色でありました。
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こんな夢を見た。ぼくはどこかの野原にいて座っている。ふとまわりを見ると、昔、飼っていた犬のレオがいる。ぼくがレオに「レオ」と呼びかけると、レオはゆっくりとぼくの方に歩いてきて、近くまで来ると、ごろんと横たわる。ぼくはレオを撫でている。動物のやさしい感触が手から確かに伝わってくる。ふとぼくは、レオは死んだはずなのに、懐かしくまったく昔のままで、どうしたんだろう、と思う。ここにいるレオは生まれ変わりだろうか、それとも二代目だろうか、などと考えている

そこで目が覚めた。最近、同じような夢を繰り返し見たりします。さて、レオは何を伝えたいのだろうか? なんとなく分かる気もするのですが、言葉では言い表せません。
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『『世界』臨時増刊 ウクライナ侵略戦争』を読む。いろんな人たちがウクライナでの戦争を論じている。一番、印象に残った文章は、若い人たち、学生たちに向けてのロシアで政治を研究しておられるエカテリーナ・シュリマンさんの「戦禍に社会科学は何ができるか」と題された講演の記録を訳したもの。出口のなかなか見えない論ばかりなのだが、このエカテリーナ・シュリマンの講演は希望の一筋だとも思えた。なんだか、吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』を思い出した。この『君たちはどう生きるか』は戦争に向かっていく社会の中で書かれた。日本はロシアを他山の石とし、二度と同じ過ちを繰り返してはいけない。とにかく、ぼくも、世界から戦争がなくなるように、虚しくならず、小さいかもしれない抗議の声をあげつづけよう。








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シアン・ヘダー監督の『Coda コーダ あいのうた』を見ました。

この映画のタイトルである「コーダ/CODA」とは、Child of Deaf Adults」の略語で日本語でいえば「聾唖の親を持つ子供」という意味らしい。障碍者のする謙譲とか障碍者への憐みとかこの世界から永久に無くなればいいんだ。世界に必要なのは思いやりで、人は自由で平等です。

映画にもどり、愛にあふれた素晴らしいファミリー・ドラマでした。

昔の日本映画もこんなファミリー・ドラマの映画がたくさんあったと思い出すようでもありました。

舞台の町は漁師の港町で、漁師の港町ってアメリカでも日本でも世界中、こんな感じなのだろうか?

アメリカの映画に出ている俳優さんって抜群にうまい。

主演のエミリア・ジョーンズが演じたルビーにコーラスを教える先生役のエウヘニオ・デルベスが途中から宮本亜門さんに見えてきてしまった。もしかして、宮本亜門さんってこんな風に演技指導しているのではないかしら? そんなわけないか。

この映画、音楽がフックにもなっていて、そこも魅力。コーラスのアレンジでのマーヴィン・ゲイ&タミー・テレルの「You're All I Need To Get By」とかデヴィッド・ボウイの「スターマン」とか素晴らしいです。

後ろの方の席で映画の途中からだれかがずっとすすり泣いておりましけれど、ぼくはこの映画を見てとても暖かい気持ちになりました。

映画『Coda コーダ あいのうた』公式サイト
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"Chara 30th ANNIVERSARY Premium Symphonic Concert 2022 – Chara’s Time Machine –"を見に、渋谷の東急のところにあるオーチャードホールに行きました。マエストロ栁澤寿男さんが指揮する東京フィルハーモニー交響楽団をバックにデビュー30年の間のいろんな曲をCharaは歌っておりました。

あー、このシンガーと同じ時代を、同じ言葉をしゃべる同じ国で生きれこれてよかった、とぼくほ本当に思います。そういえばぼくは思い出す。デビューして数年目の時に、彼女は音楽雑誌のインタビューで、あたしは歌もあまりうまくないから、作詞作曲に専念しようとも思うの、と語っておりました。ぼくはCharaの当時のホームページにあったメールフォームを通して、偉そうに、へたかうまいかほ分からないけれど、あなたは唯一無二の歌手なんだから、決して歌うことを止めてはいけない、と送ったことがあったのです。今夜の記念すべきコンサートにも唯一無二のシンガーがそこにはいて、その歌にぼくは30年前に聴いた時以上に、その歌も進化していて、感動してしまうのです。

近頃はエモいという言葉があるそうですが、エモーショナルな彼女の歌は、エモーショナルとういことにおいて、ぼくの知る限り、今や世界一だとも思っています。いっしょに行った友だちに、コンサートの後に、歌いながら叫んだり、囁いたり、Charaの歌はエモーショナル、という感想をぼくが述べると、友だちは、歌声が楽器みたいだね、と言っておりました。ぼくも、確かに楽器みたいだ、と思い、しかも、地声から裏声まで、いろんな音を奏でる、魔法のエフェクターが付いているみたいなのです。

コンサートの後半、オペラグラスで見ていると、彼女がグルービーにすごくのっているのが分かります。しかも、フルオーケストラをバックに。なんてやつだ。

最近の恋の調子はどう?、とMCして歌いだしたラストの一曲はフェミニズムもポリティカルコレクトネスもへったくれももない"Happy toy"。Charaのラブソングは素晴らしい。この歌で有史以来、人類の半分を縛っていた軛は断たれ、魂は解き放たれたのです。この会場には若い女子たちもたくさん来ていてCharaの自由に生き方に憧れもあるのだろうか? 最近の恋の調子はどう? 不調ばっかだけと、きみの歌は最高だよ。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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