えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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ロブ・マーシャル監督の『リトルマーメイド』を見ました。アニメの『リトルマーメイド』は、見たことはありません。アンデルセンの鬱な悲しい『人魚姫』とはまったく違う話なんですね。

アフリカン・アメリカンのアリエルは別に違和感はありません。まー、かわいらしいです。海の底にはいろんな肌の色の人魚がいるのをこの映画で知りました。

カニとかカモメとか魚とマーメイドはおしゃべりをして、海の中、みんなで歌い、踊ったりします。ミュージカルだ。舞台は大航海時代のカリブの王国。王子とアリエルは『ローマの休日』のようです。美しくカラフルな海中のシーンから一転して、後半からジブリのアニメみたくなる。そして、ハッピーエンドの大団円。あっという間の2時間15分。おもしろかった。

実写『リトル・マーメイド』|映画 - ディズニー公式|Disney.jp
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忍野村へフライフィッシングをしに旅をしました。

魚をさがし、その気配を感じようと川を見つめ、川辺を歩きます。平日でも、土曜日、休日、祝日と同じくらい人がいるのに驚きます。休日幾人かの同じ趣味の人に声をかけられ、みんな苦戦してるようだった。ぼくは、この釣りの旅で二匹、釣れてよかったです。ここの魚はプロの魚で、餌と擬餌針の見分けが鋭いのです。



翌日も釣りをして、帰路につく前に忍野八海に行ってみました。世界中からの観光の人でいっぱいでした。パンデミックの三年間が昔の話になるつつあるのだろうか。ぼくは忘れまい。湧き水の池ではいつもと同じように魚が泳いでいるようだけれども。



帰りに高速道路で車で走っていると、ラジオのニュースで関東で梅雨入りになったというのを聞いた。梅雨が明けたら、また来ますね。
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是枝裕和監督の『怪物』を見ました。

小学校の校長を演じる田中裕子さんの怪演がすごいです。いつも、なぜかヒーローではなくアンチヒーロ、よいものでやなくわるものに、ぼくは注目してしまう。でもこの校長先生も意外な展開となる。

映画の中の時間がかならずしも過去から今へと流れないので分かりにくいところもあるのだけれども、ラストの方の物語の展開に驚き、胸のしめつけられるような感動を覚えました。

子どもを撮ると、是枝監督はうまい。今は亡き青山真治監督の『ユリイカ』(子どもの頃の宮崎あおいが出ている)やら、岩井俊二監督の『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』を思い出したりします。『怪物』の子役の二人、黒川想矢くんと柊木陽太くんがたまらなくピュアで美しいです。子どもはすごいわ。

淡々とした映画で、20世紀には家族をなどの小さいことを描く小津安二郎監督の小津調の小津マジックがあったけれど、21世紀には同じく家族とか小さいことを描く是枝マジックがあるのではないかと思ったりしました。

それから遅ればせながら、坂元裕二さん、カンヌ映画祭の脚本賞、おめでとうございます。

時おり流れる坂本龍一さんの音楽も素敵でした。

映画『怪物』 公式サイト - GAGA
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オンデマンドで小津安二郎監督の『小早川家の秋』を見ました。松竹ではなく、東宝での作品。小津調は松竹のまま。

老いらくの恋をする造り酒屋の老いた大旦那を演じる中村鴈治郎の怪演技(?)、名演技が素晴らしい。

大旦那の亡くなった後、長い葬儀の場面となり、映画は暗い雰囲気となり、小津の死生観もそこに示されるかのようです。そのラストシーンを見て、その冷徹な何かに、このまえぼくが訪れた円覚寺の小津安二郎監督のお墓には「無」とのみ揮毫されていたのだけれど、その意味するところが少しだけ分かったような気もしました。
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町田市民文学館ことばらんどで『今日マチ子「わたしの#stayhome日記」2020-2023展』を見ました。これは漫画家の今日マチ子さんがTwitterやInstangramに一枚一枚、コロナウィルス禍で発表しつづけた絵の展覧会です。この三年間、長いようで、短いようで、今日マチ子さんの絵を見ていると、過ぎてしまえばどのような日常も儚く美しいなにかがあると感じます。その余韻を感じつつ、町田市民文学館ことばらんどの本の売り場のところで今日マチ子さんの三冊本『わたしの#stayhome日記』を買いました。ゆっくり文を読んで、絵を見ていこうと思います。
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相模大野のアコパでまるこたぬのライブを見ました。連作の物語をお客さんを巻き込む芝居の中で歌い、演奏し、演ずるという趣は、古いよき日本映画を見ているかのようです。感動しました。そして、ぼくも巻き込まれました(笑)。
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オンデマンドで小津安二郎監督の『お早う』を見ました。この映画『お早う』は鎌倉も京都も出てこない多摩川沿いの新興住宅地を舞台にした小津調コメディー。1959年の作品で、この前、見た1947年の『長屋紳士録』から12年経ち、東京の風景のあまりの変貌ぶりに驚いてしまう。庶民の小さいことを描いた楽しい浮世映画にして、落とし噺。その話のオチにちょっとホロリと涙しました。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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