えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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こんな夢を見た。ぼくは両親に子供のころの景色をまた見たいと言い、両親をつれて家を出て散歩に出かける。家を出て数分すると、なだらかな山や谷のつづく深い森の中で、その森にはたくさんの神社や寺院があり、そのかたわらには墓標や灯篭すらある。ぼくはその森の中を懐かしいと思いながら、父と母をつれて歩いていく。すると、古い木造りの神社、もしくは寺のような低い高床式の庫がある。ぼくはその庫に、木で彫られた彫像の白い美しい猫(東照宮の眠り猫に似ている)が眠っているのを思い出し、子どものころのように戸の隙間からのぞいてみる。何もない暗い倉の中の奥の人の目の高さより少し上の方で、その猫は白く浮き上がって美しく、すやすや眠っている。母親はなぜそんなところをのぞくのか、怪訝そうでもあり、不吉なものを見るかのようようでもあるけれど、ぼくは子どものころと同じく、その猫に会えたことがうれしく、子どものころ、毎日といっていいほど、ここに来て、戸の隙間から眠っている猫をのぞいていたことを思い出す。猫は、あのころと変りなく、すやすやと汚れなく眠っている。

朝、起きてふと思った。あの夢の中の景色は、子どものころに見た景色にはなくて、さて、どこだったんだろう?
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NHK大河ドラマにあやかって世はいわゆる坂本龍馬ブームです。本屋に並ぶ龍馬関係の本の数々。そして、歴史ブームでもあるらしい。歴史好きの「歴女」という女子たちもいるらしい。そんな本屋の中で少なからず目立っていた「幕末史」という本を読んだ。おもしろくて一気に読めた。

半藤一利さんの書いたこの本は、何でも、反薩長史観で書かれているらしい。半藤さんは幕末をペリー来航の西暦でいうところの1853年から大久保利通が暗殺される1878年として切り取った。維新という言葉は使わず、これは下級武士による暴力革命だったと主張する。ちょうど四半世紀、25年間の間にさまざまな人物が登場し、生き生きと描かれ、主人公が目まぐるしく変わっていき、みんな若くして殺されたり、自害させられたりする。この日本の歴史の本当に近い過去にこのようなことがあったということが、それは驚くべき、恐るべきことだと思った。国難を救う、みんなのためだと言いながら、自分のため、小さな範囲の自分たちのためにすり変わっていく。

その25年の間に庶民は辛酸をなめた、もっと言えば、辛酸をなめつくしていたことも本書の一等後ろの方で書かれる。内乱と内戦とテロの25年間であったようなのだ。そう、テロ。むすびの章の題としてこう言われている。

「だれもいなくなった後|明治十一年(一八七八)参謀本部設立」

参謀本部とは軍隊において高級指揮官の作戦指揮を補佐するための合議機関のこと。これが天皇の直下の政府や内閣とは独立した機関として設置され、それが、1945年の第二次世界大戦での悲惨な敗戦までの間、日本が富国強兵の名のもと軍国主義にひた走る、その端緒であったと、半藤氏は主張し、この本は後書きを残すのみとなる。歴史って怖いね。

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この前テレビで村上龍のが司会している「カンブリア宮殿」というテレビに民主党小沢幹事長が出演していて、見ていたら、長崎2区選出の福田衣里子議員も少しだけ出ていた。それで興味を持ち、どんな人なんだろうと思い、薬害肝炎訴訟の原告でもあった福田衣里子さんの著した「覚悟。」という本を読んでみた。胡散臭そうに思える政治というものの実態のようなものが少しわかった気がする。まだ20代で現場で果敢に戦う彼女は偉いなぁなどと思った。薬害訴訟の一部始終も書かれていて、官僚や政治家のあくまでも責任逃れをしようとするどうしようもないズルさもよく分かった。

薬害と言うと、エイズの緑十字の事件からそれほど長くたってはいないのではないか? 同じことが繰り返されているのに唖然とする。薬害エイズの時は現副総理の管直人氏はよくがんばっていたけれど。

村上龍は小沢氏のことを最後の政治家と呼び高く評価しているのだが、政治家の本分って何だ? 景気はいっこうに回復しないけれど、それ以前に、日本の社会に対しての信任や信用、信頼の問題であると思う。福田さんのような人がいるから、今しばらくは民主党にエールを送っていようか?


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昨日NHKのBSで「ソウル ディープ」という番組が放映されていて、その第2回を見た。サム・クックというアメリカの不世出の歌手について放映されていた。その謎めいた死についても放映されていたのだけど、この番組は英国BBCが2005年に制作したもので、その後にサムの死についての新たな真相らしきものも出てきたのをぼくは付け加えたい。"Our Uncle Sam: The Sam Cooke Story from His Family's Perspective"という本に書かれた同時代の歌手エッタ・ジェームズの証言によると、サム・クックの死体には惨たらしいリンチの跡が数々あったという。いわく、葬儀屋で遺体を見たエタ・ジェイムス(同時代の女声歌手)の話によると、彼の身体は手酷く暴行されていて、首はほとんど 肩からちぎれ、手は折れて潰され、鼻も叩き潰されていた。真相は闇の中だけど、ぼくは書いておかなくてはと思った。

エッタ・ジェームズというと、去年誕生した初めての黒人大統領の就任祝賀会でビヨンセの歌った"At Last"はもともとエッタのヒット曲であった。オバマ大統領の唱えた"CHANGE"とは、サムの歌った"A Change Is Gonna Come"から取った言葉かもしれない。偶然かもしれない三つもの重なりがあったのだ。

Neighborhood Inaugural Ball "At Last" Performance

http://www.youtube.com/watch?v=HGrq1SzkHs0

しかし、ビヨンセが古いリズム・アンド・ブルースをこれだけ歌えるとは知らなんだよ。
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植木等先輩、万歳! 坂口安吾先輩、万歳! 柏原竜二選手、万歳! 2010年の箱根駅伝に思いました。実は、ぼくは東洋大のOBなんです。箱根駅伝の5区、すごかった。東洋大の二連覇、おめでとさん。

この前、柏原竜二選手がテレビのインタビューに答えていたのを見たことがある。あまりしゃべらない人であった。こんな感じでした。

「走るのは好きです。
・・・
マラソンに転向はあまり考えていません。
・・・
走るのは誰にも負けたくありません」

インタビュアーが食事などはどうしているんですかと聞いていた。

「大学で作ってくれる完璧にカロリー・コントロールされている食事を食べています。けっこうおいしいです」

言葉数少なで、朴訥でヌボーっとした風であった。変人ぞろいの東洋大有名人に柏原竜二選手も仲間入りするのだろうか? この大学を創設した井上円了先生が妖怪を研究する変な人であった。例えば、こんなOBがいます。

宮本常一(民俗学者、東洋大学にて文学博士号を取得)
坂口安吾(小説家、随筆家)
玖保キリコ(漫画家)
根本敬(漫画家)
武田花(写真家)
植木等(タレント、俳優、歌手)
笠智衆(俳優)
サンボマスター(ミュージシャン)
落合博満(中日ドラゴンズ監督、中退)
達川光男(元広島東洋カープ監督)
阿修羅原(元プロレスラー)

なんか、色があるなぁ。
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謹賀新年。

善光寺に詣でました。

ふと思った言葉・・・

「ゆめゆめうたがうことなかれ」
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旅心がうずいて旅に出る。とりあえず北西に向かう。長野の手前の高速道でチェーン
規制。あぁ、そうですかとおまわりさんに従う。なれないものだから、以外にてまどり、過ぎた時間が三十分。走り初めて数十分。コロコロ車転がすと、車輪から変な音がする。路肩に止めて点検する。チェーンが切れていた! 切れたチェーン外し長野のインターチェンジを出る。出たインターチェンジのすぐにあるコンビニに止めて、もう片方のチェーンを外す。その次入ったガソリンスタンドでチェーンはないかと所望する。ないと言われて、この近くにはオートバックスないかと尋ねれば、イエローハットを教えられ、急いでチェーンを購入す。イエローハットの貼紙にチェーン装着最高五十キロとさとしてる。そういゃ、八十出していた。ホテルによれよれたどりつき駐車場を案内されるが、近くに屋根なし遠くに屋根あり。屋根なしでいいと言ったけど、大雪になりそう長野県。あとで遠くに移動する。不安は雪でうずもれてチェーンがはけない因果かな。屋内ならば大丈夫。車移動のその後に、やっと居酒屋一息つく。天気予報が気になるわい。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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