えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
前から行ってみたいと思っていた山梨のほったらかし温泉に行きました。小高い丘の頂上にあって、古い農家のようなほったて小屋の群れがあって、そこがほったらかし温泉で、これはこれで風情がある。お風呂は内湯のお湯はとても温泉らしい泉質で良かったのだけど、そこからは窓ガラスが曇っていて雄大な景色が見えません。露天風呂はお湯はそれほどでもない。露天風呂の方は素晴らしい景色を見ながら大風呂に入るところなのだろう。朝、日の昇る時刻から開いているらしいから、晴れた日の日の出を見ながら入ってみたい。そして、湯治的にお湯に浸かるのならば内湯に入ればいいのかな。
ほったらかし温泉
http://www.hottarakashi-onsen.com/
CCRというアメリカのロックバンドがかつてあって、CCRというのは略称で、本当の名前をCreedence Clearwater Revivalという。すごいバンド名だといつも思う。辞書に載っていない単語"creedence"とは"credence"かもしれず、だとするならば、"Creedence Clearwater Revival"とは「信任・清水・復活」というような意味で、アメリカの南部の地下水脈に息づいて死なないある文化やら伝統を表しているのだろうか? その意味は逃亡してきた清教徒と奴隷というようなことかもしれない。
さて、そのCreedence Clearwater Revivalだけど、7枚のスタジオ・アルバムを発表して、1972年に解散してしまうのだけど、ぼくが最も好きなアルバムは1968年のデビューアルバムのタイトルにバンド名を冠した"Creedence Clearwater Revival"です。このアルバム、ブルージーでサイケデリックでフリーにジャムっている空気もある。むさくるしく熱っぽい中に、ひんやりとした磨かれた鋼鉄のような美しさも光っているようなのです。
二年前に亡くなられた今野雄二さんがミュージック・マガジンで映画評を連載していたのだけど、その連載の中で絶賛していて見逃した映画を見た。新鋭のニール・ブラムカンプ監督の「第9地区」。
SFものなのだけど、舞台が南アフリカのヨハネスブルグで、設定が宇宙からやってきたエイリアンの宇宙船が難破し、地球で座礁していてて、そのエイリアンが難民化して、ある地域に閉じ込められ、虐げられているというもの。と同時にハードなアクション映画でもあり、もう一つのテーマとして、異文化をどうやって受け入れるか、それは可能なのか、というようなこと。
南アフリカ的な状況を描いた映画でもある、とこの映画を撮影した監督自身が言っていた。ふと、パレスチナとかイスラエルとか呼ばれている地域のことを思ってしまった。もちろん、日本の中にも様々な異質がひしめきあっているのではなかろうか。こんな映画を作れてしまう南アフリカ共和国はアパルトヘイトを乗り越えた歴史を持ち、だから、ますます素敵な国になっていって欲しいし、そうなるだろう。あまっちょろいことって言われるかもしれないけれど、みんな、仲良くした方が良いよ。
ぼくも宇宙人とかってよく呼ばれたりするのだけど、宇宙人、万歳。
「第9地区」のホームページ
http://d-9.gaga.ne.jp/
座禅ってどうするのかな、と思い、コンビニで偶然に見かけて読んだ曹洞宗のお坊さん、中野東禅さんの著した「心が大きくなる座禅のすすめ」を読みました。
実践的な座禅のいろんな仕方がたくさん書いてあったのだけど、禅のエッセンスを絵で表現した十牛図の解説も載せられていた。その十牛図の解説の中で八番目の牛の絵に「人牛倶亡」というのがあるのだけど、無があれば有もあって、空とはそれらを超える、というようなことが書かれているのだが、よくわからん。悟ろうとすれば、悟れず、わかろうとする心はわかることはない、と言われても、わからないので、とにかく座れということでしょうか。そこで、キッチンタイマーに10分をセットして座ってみると、雑念が次から次へとわいて、おもしろおかし。
和尚さん、雪がふっていますよ。おやすみなさいZZZzzz.....
予告どおり「ALWAYS 三丁目の夕日'64」を見に行きました。予告って何だ? まぁ、いいです。舞台は1964年の東京の東京タワーが間近に見える町。1964年って確かに東京オリンピックの年で、いろんな意味で日本の分岐点だったのかもしれない。これ以上、時代が今に近づくと、映画としての「三丁目の夕日」は成立しずらいのかもしれない、とも思った。なぜだろう? この年以降、日本人は身近なコミュニティーを失いつづけていっている気もする。茶川家に生まれた赤ん坊が、まるで自分であるような気がし、戻せない時と風景を感じ、ラストのシーンは切なくブルーにもなりました。感動しました。
3Dで見たのだけど、3Dというより、懐かしの飛び出す映画という感じ。これはいい意味なんです。あぁ、ノスタルジー。
「ALWAYS 三丁目の夕日'64」のページ
http://www.always3.jp/
西岸良平の漫画「三丁目の夕日」が好きである。コンビニとかで売っていると、よく買って読んでしまう。その漫画の映画となった山崎貴監督の「ALWAYS 三丁目の夕日」は劇場で数年前、見た。近々、その最新作の映画「ALWAYS 三丁目の夕日 '64」が公開されるというので、ふと旧作の「ALWAYS 三丁目の夕日」を見たい、と思い、つたやに行ってみると、「ALWAYS 三丁目の夕日」の続編「ALWAYS 続・三丁目の夕日」が作られていたのを知って、見たのです。CGと緻密なセットで再現された1960年代の風景のディテイルに目が行ってしまう。そして、これもいい話。
あぁ、やはりノスタルジーとは未来のための夢のようなのだ。
「ALWAYS 三丁目の夕日 '64」も楽しみです。
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」のページ
http://2.always3.jp/07/