えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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2011年3月11日から5年が過ぎました。ふと過去の震災の時の自分のブログを見てみた。昔から、なにかとあれこれブログには書いているのだけど、2011年3月11日から2011年3月19日までの間、あれほど大きなことであったのに何も発信していなかった。どうしていたのだろうか。ぼくは、多分、意識せずに心の中で喪に服していたのかもしれない。それで、その震災直後、ある歌が、夢だか白日夢からか自然に生まれもした。めったに歌わないその歌を、1日過ぎているのだけど、今夜のアコパでは歌おうかな、と思います。よろしければ、聞きに来てくださいな。

http://kysakai.lovemebaby.net/nk-20160312.html
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最近、二人の女性シンガーの二枚のミニアルバムが気に入って、よく聴いている。で、ご紹介します。

一枚目はリクルマイさんの「きたぐにのはる」。全5曲、「秋田音頭」、「相馬盆歌」、「チャグチャグ馬っ子」、「ノンキ節」、「きたぐにのはる」。「秋田音頭」、「相馬盆歌」、「チャグチャグ馬っ子」、「ノンキ節」の4曲は東北の民謡でアップテンポのレゲエのリズムで軽やかにのり、歌われていて楽しい。5曲目の「きたぐにのはる」は、今の震災後の東北をウクレレを弾きながら、これもアップテンポのレゲエのリズムに合わせて歌われていて出色。彼女の育ったところは岩手県宮古市でもある。そいいえば、社会事象について、時代の世相について歌うことは、トリニダード・トバゴのカリプソを代表として、ジャマイカも含むカリブの音楽ではごく普通のことであったりする。ぼくは、いつも、日本でも、もっといろんなことが歌われてもいいのになと思っていたのです。そして、そんな社会のなにがしが「きたぐにのはる」では歌われていても、すべては身のまわりの足もとのことであるのが素晴らしい。ぼくはDry And Heavyのボーカリストとして英語で歌っていたころからの彼女のファンで、あのころから10年以上、経つのですね。なんて遠くまで来てしまったのだろう。けれど、その遠いところは悪いところじゃない。すてきな花も咲いているのではないかしら。

さて二枚目はAnnの"Song for Everyone"。なんか、くよくよしている時、このミニアルバムを聴くと、元気が出るんだ。このAnnのボーカリスト、スミアヤコちゃんは本格的に歌い始めて、もしかして10年過ぎた今ごろなのではないかしら。最初はジャズのスタンダードがメインの持ち歌だったのに、この"Song for Everyone"はラストの曲「死ぬほど生きて」を除いてすべてオリジナルで、ラストの曲も詞はスミアヤコちゃん自身のもの。ずいぶんと遠いところにいつのまにか来ていて、素敵じゃないですか。1曲目「戦いの歌」は、最近のあぶなかしい社会情勢を歌ったもののようにも思えてしまい、こういうことも歌っていいんだよな、どうして、みんな、歌わないんだろうかとも思う。つづく「いいコトあるよ」、「おかげさんで」、「あるがまま」も含め、まったくおせじでもなく、すべての曲がこねくりまわして作られていない、ぼくの好きな感じの名曲ばかりだとも思う。

さて、この二人のフィメール・シンガーに共通点があることに気づく。二人とも、遠く地平線の向こうを見つめながらも、地に足をしっかりつけて、立って、一歩一歩、てくてくと自分で歩いて、歌っていることかな。遠くから、近くから、応援しています。






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新宿に用があり、町田で途中下車をして、いつもの町田天満宮にお参りをしにいきました。神社の梅の花は雨に濡れて散り始めていたのだけど、新芽の若葉が命を得て水のしずくをはじき輝いています。つづいて、桜も咲き、桜の若葉が芽を出し、桃も咲き、桃の若葉も芽を出すのでしょう。そう、近所の公民館のおかめざくらがいつの間にか満開になってもいます。日本の自然も美しい。

お参りをした後にいつものように御神籤をひいてみたのですが、ありがたくもこんな言葉をいただけました。

「第四十三番 御神籤

風(かぜ)吹けば
風ふくまゝに
港(みなと)よしと
百舟千舟(ももぶねちぶね)
うちつどいつゝ

運勢 大吉」

ゆめゆめうたがふことなかれ
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栩木伸明さんの著した「アイルランド紀行」を読了した。中世からの過去にさかのぼりながら、19世紀末のW.B.イェイツから始まり、21世紀初頭のU2までのさまざまな文化事象を、原文を日本語訳しながら読み解かれ、アイルランドという土地がたくさんの詩や詞、歌の豊かなゆりかごであったのを知りました。一つ一つの章が短く、どこかのアイルランドのパブに入り込み、黒いビールかウィスキーを飲みながら、誰かの小さなお話を聞くかのようです。そんな風に読み進んでいくと、小さなことどもの中に人の歴史やら今やらの真実は伝えられていくのかな、と思いました。おもしろかった。





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こんな夢を見た。ぼくはどこかのグラウンドでラグビーの試合を大きなラグビー・コートの外から眺めている。ある人が僧侶の格好をしてそのラグビーの試合の審判をしている。剃髪をしていないその姿から、その人は浄土真宗の僧侶であるらしいが、そのことは依然から知っていたと思う。誰かがキックをしてコーナーポストを大きくそれたのを、その人は楽しそうに僧侶の着る白黒のおごそかな袈裟を着て試合の審判をしている。

そこで目が覚めた。最近、夢をたくさん見ますが、それらも一旦は了となるのが近く、しばらくすれば、また夢を見なくなる、もしくは、見た夢を、起きて覚えていなくなるような気がしたのはどうしてでしょう。

浄土真宗の開祖は親鸞聖人で、高野山を旅した時に、高野山の金剛峯寺は高野山真言宗の総本山で、宗派を超えて親鸞聖人の小さなお墓がそこにあるのを不思議に思ったことを思い出しました。あー、あの凛とした宗教都市にもう一度、旅をしたいな。

昔、その高野山の金剛峯寺で両界曼荼羅を目の前にして女の僧侶の言葉をお聞きしたことがあります。開口一番、その僧侶は、私には、超能力のたぐいは何も持っていません、からに始まり、胎蔵界曼荼羅を指し示し、真ん中には大日如来様がおり、そのまわりに様々な如来様がおり、そしてそこにはさまざまな動物たちも描かれている、と説かれ、それらのすべてに貴賤はなく、それぞれがそれぞぞれの役割があって、仏として輝いている、というようなお話でした。そして、誰の中にも生まれた時から仏があって、その仏をいいことをして育てていきましょうみたいな話でした。感動したのを思い出しました。

夢を見て、真夜中、目が覚めて、そこから思い出した高野山のいい思い出の中、またおやすみなさい。ZZZzzz.....
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こんな夢を見た。ぼくの家が建てかえられる。二階にある新しいぼくの部屋には何もなく、布団がしいてあるだけ。何もなくなっても、音楽ぐらいは聴きたいと思う。炬燵のある部屋にいる母に、ぼくの部屋にあったステレオ・セットはどこに行ったのかと尋ねると、あれは、いらないと思ったけれど、ちゃんと押入れにかたずけておきましたよ、と言う。ぼくはその押入れにあるらしいステレオ・セットとレコードとCDを出してきて、ぼくの部屋に設置しなくては、と思い、古い部屋の押入れからそれらを出そうと階段を下りていく。

そこで目が覚めた。新しい部屋にステレオ・セットを並べたなら、ぼくは、一番に何を聴くだろうかと、想像してみる。やっぱ、サム・クックかな。歌うのも好きだけど、音楽を聴くのもとっても好きです。

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杉浦日向子さんの著した「大江戸観光」を一気に読みました。1984年から1985年までに若かりしころの杉浦日向子さんがいろんな雑誌書き散らした文を集めた本です。書き散らしたといても、そこは江戸に対しての並々ならぬ好学、篤学の志を感じ、しかも、文体は軽妙洒脱で粋なもの。おもしろかった。

江戸の太平の世、260年間、戦争がなかったそうだよ。戦後70年だなんて、まだまだだな。あと190年さ。

日向子さん、いまから11年前、まだまだ、若いうちに逝っちまったな。おしかねえやー、美人薄明っていうじゃねーか。まだまだ、おいらの読んでいない本もいっぱいあるしな。やっぱ、おしいわな。






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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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