えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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町田の駅で小田急線のロマンスカーに乗る時は買って社内でビールを飲みながら食べてしまう「たいめいけんヒレかつサンド」。普通の感じでただたんにおいしいです。パッケージもレトロで好きです。
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本棚の隅に眠っていてずっと読まなかった本を読んだ。それはトールモー・ハウゲンの児童文学の名作「夜の鳥」。北欧文学ここにありといった傑作で、そうか、作者の出身のノルウェーは、あの現代のもっとも重要な画家、ムンクを生んだ地であったのか。二人にどことなく共通点も感じてしまう。そして、半年ごとに夜と昼のめぐる不思議でメランコリックなかの地に思いをはせる。その深いメランコリーはぼくの読んだ「夜の鳥」にもあって、人生の隠された秘密を少し解きあかすかのようなのです。







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今月のぼくの歌う予定です。2本と数は少ないけれど、中身は濃ゆいです。

12日(土)にはスライド・ギターの達人、日本の本当のブルーズ・マン、日倉士歳朗さんの前で、ハーモニカの巨匠、居相毅さんと演奏させていただきます。光栄だなぁ。

そして、27日(日)はあの相模原育ちのファンキー・ロック・バンド、BDバッヂもエルトピートで見れてしまいます。

下のリンクをご参照ください。

http://kysakai.lovemebaby.net
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ジェームス・M・バーダマンさんが著し、スティーブ・ガードナーさんが口絵の写真を添えた「わが心のディープサウス」を読了した。

ぼくにとってやはりアメリカ南部は憧れの地でもあるのあだけど、それは日本に住まわれているジェームズさん、スティーブさんのお二人も同じかもしれない。ジェームズさんは早稲田大学の先生をしておられ、スティーブさんはフォト・ジャーナリストにして日本各地のライブ・ハウスから日本からアメリカ・ツアーなどもしておられる最高のブルーズ・マン。二人ともしかもアメリカ南部出身。いつかミシシッピーやテネシーをぼくは旅してみたいと夢見るのだけど、'Jap'とののしられる悪夢も怖いのです。でも、きっとジェームス・M・バーダマンさんやスティーブ・ガードナーさんみたいな人もいっぱいいるから大丈夫なんだ。

そして、この本は食べ物と音楽の話が盛りだくさんで、やっぱかの地で、いい音楽をいっぱい聴いて、食いしん坊になりたくなったよ。






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日曜日の午後は国会議事堂前に行っていた。

午後の1時前に到着すると、Rankin Taxiが「安倍晋三のはなくそやろう」などとにDee Jayしている。笑う。

前へ前へと歩いていって、国会議事堂に向かってやや右にたたずんでいると、あまりの人の多さにとたんに身動きが取れなくなる。目も前に広場のような車道があるのに、この狭い歩道に押し込められているのは、あまりに理不尽で、奴隷の屈従をしいられているようで不愉快きまわりない。要するに人間扱いされていないような感じ。その後に、少し離れた向こうでは、警察の阻止線、Marvin Gayが"What's Going On"で歌ったPicket Lineが破られ、車道に人が解放されあふれていたとは知らなかった。けれど、車のいない車道に人があふれても、やはり、何が起こるというわけでもないのだけど、どこへ行ってもぼくたちは家畜の従順と謙譲を求められるのか?

そして、そんなことは知らずに、坂本龍一や森村誠一らのスピーチにはどうということはなかったのだが、SEALDsの名前の知らない学生女子のスピーチには感動してしまった。

帰りの時にボ・ディドリのリズムの送り出しの音楽を今は弁護士になったJumpsの島さんがギターを弾き歌っていた。渋谷の屋根裏で島さんが主宰していた"Just A Beat Show"には、一回だけ出演させてもらったことがあったのを思い出した。

その後の帰り際にされていた高校生女子のスピーチに、またしても感動している自分がいた。

何人か、ここに来ているかもしれない友だちがいるのだけど、会わなかったな。また、どっかで会おう。

今回のこのデモ、日本のメディアではなく、BBCやCNNやアルジャジーラといった海外での方が大きく取り上げられているという。それを聞いて、ぼくは、なぜか、「大統領の執事」という映画の中で、JFケネディが、公民権運動のデモで黒人たちが警察に暴力を振るわれているテレビ・ニュースを見て、怒りを含んだにがりきった表情で、これがアメリカかというセリフをもらすシーンを思い出した。

今、日本ではどうでもいいじゃん、とかいう総理大臣です。こういうう人の命令によって命を差し出せというのだろうか?

ながながと書いて真夜中だ。

Peace on Earth!
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原民喜の小説集「夏の花・心願の国」を読了した。こんな美しい現代の日本語の文章は読んだことがない。その美しい文体で戦争がもたらした地獄絵図のような広島の惨劇とその前、その後が語られる。これは原民喜が残した遺言であるとともに何度も世界を滅ぼしえる道具を手にしてしまった人類そのもの、すべてへの黙示録なのかもしれないと思い、戦慄と悲しみと絶望に近い何かを感じ、あきらめてはいけないという低く小さな声もどこからか聞こえた気がした。

原民喜がその美しい文体でこれを描くのは宿命であり、神からの天命でもあり、多分、ぼくたちへの天からのかけがえのない贈りものでもあったのです。





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暑さにうだりながら、鶴巻温泉駅の近くの里山を散歩しました。散歩の後、宮永岳彦記念美術館という小さな美術館に寄ってみたのです。大正の美人画ならば竹下夢二ならば、昭和は宮永岳彦かもしれません。小田急線のロマンスカーの配色デザインや「ぺんてるくれよん」のパッケージの絵で有名な日本の画家のコマーシャル・デザインに身を置きながらも、例えば、かのフランスの印象派の巨匠、ルノワールのように、その絵には、絵を描くことの悦びと喜びにあふれているらしく、素敵だなと思いました。

https://www.city.hadano.kanagawa.jp/s-gakushu/kyoiku/bunka/bunkazai/bijutsukan/inochi_no_irodori.html
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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