えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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今月のぼくの歌う予定です。

えいちゃんのライブ・スケジュール

このほかにもちょこちょこオープン・マイクなどに出没します。

遊ぼー!
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那須高原にある藤城清治美術館に行ってきました。藤城清治さんの影絵の大ファンなんです。山梨県の昇仙峡にある影絵の森美術館に行ったことがあるし、長野の白樺湖畔にある世界の影絵美術館にも行ったことがある。藤城清治さんの影絵を見ながら、ほんとうにこの人はやさしいきれいな心の人だなって思う。

美術館にはケロヨンのコーナーもあったよ。ぼくもケロヨンの絵のついたお弁当箱を持っていたんだっけな。ケロヨンとモグちゃんのグッズを見ながら、もどらないはずの子どものころの夢を少しだけさまよい、胸がじーんとしてしまった。




藤城清治美術館の隣にある西絆荘という民宿みたいな小さな旅館に泊まり、涙の化学方程式の夢を見ました。その夢の中でぼくは4種類の液体を成合すると涙になることを発見するのだけど、なかなか再現できなかった。

起きて、朝ごはんを食べて、宿をあとにし、風嵐の中、那須高原を散歩していたのです。

藤城清治美術館(公式ホームページ)
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三浦半島を散歩しました。三十三年に一度の一斉御開帳の三浦薬師如来霊場をめぐって散歩をしたのです。

四つの札所をめぐりました。

第1番札所 醫王山 神武寺(天台宗) -本尊 薬師如来-
第2番札所 龍谷山 良長院(曹洞宗) -本尊 釈迦三尊-
第3番札所 東光山 曹源寺(曹洞宗) -本尊 釈迦如来-
第4番札所 義明山 満昌寺(臨済宗建長寺派)-本尊 釈迦如来-

日本は言の葉と神仏の幸ふ国なのです。

御朱印帳に付いていた冊子にこうありました。

「薬師如来は、東方浄瑠璃世界の教主とされ、薬師瑠璃光如来とも尊称されます。
 瑠璃色は紫を帯びた深い青色です。東より瑠璃色の暁の空に昇る朝の光が、夜の闇を消し去るように、悩み苦しむ私たちの煩惱の闇を照らし消除してくださる仏さまです。
 この世にあっては、衆生の病苦などの苦患を救う大願を発されて、日中の太陽のごとく私たちを守護し、人生の夕べには阿弥陀如来の西方極楽世界へと送りとどけてくださる仏さま。古くから先人達は、その様なイメージをもって薬師如来を信仰してきました」

瑠璃色ってどんな色だろうか? 強い神仏のご加護の気にあったてか、スマフォが壊れました。スマフォばかり見ていてもいけないよという、ありがたいお告げでもあるのです。

つづく
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宇沢弘文さんの著した「人間の経済」を読んだ。

この本のの序に書かれているのだけど、1983年のこと、文化功労者に宇沢さんが選ばれて、宮中での記念行事に招かれ、天皇制に違和感を持ちつつ、昭和天皇を前のしてすっかり舞いあがり、しどろもどろに自分の仕事について説明をしたそうです。天皇陛下が宇沢さんにおっしゃった言葉は、その後の勇気づけになったそう。

「君! 君は経済、経済というが、つまり人間の心が大事だと、そういいたいのだね」

成田空港問題の解決に向けて力をかしてほしいと宇沢さんに言った自民党の後藤田正晴さんの言葉も興味深い。

「自民党の幹部の中に『成田の問題は国家の威信にかかわる重要な問題だ。軍隊を投入して一気に解決すべきだ』という声が高まっていて、もう防ぎきれない。危機的状況だ。今まで運輸省から言われるので、立場上、警察を成田に投入してきたが、その結果として数多くの農民を傷つけ、地域の崩壊をもたらしてしまった。警察の威信はまさに地に堕ちた。今後、成田空港の問題を社会正義にかなうかたちで解決すべく真剣な努力をしないままでは、とても立ちいかない」

一方、左翼のシンパだと思われて、中国に招かれ、中国共産党にこんな題の報告書を宇沢さんは提出したそうです。

「資本主義的な搾取には市場的限界があるが、社会主義的搾取には限界がない」

これに理解を示し、弁護した趙紫陽は天安門事件とともに失脚し、亡くなるまで自宅軟禁されることになる。

「人間の経済」をぼくは社会的共通資本をとく経済学の本というより、アメリカの理想主義の滋養されたリベラリズムと破局的な日本の敗戦がもたらした末に得ることのできたヒューマニティ、この二つのために人生を歩んできた巨人のラスト・メッセージが書かれた大切な教科書であるかのように読んだのです。




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町田市立国際版画美術館で「横尾忠則 HANGA JUNGLE」展を見た。横尾忠則の版画作品の大回顧展なのです。多種多様に時代時代でさまざまに変転しながらも、とてもイマジネイティブで、やはり横尾さんは天才であった。

感じるのは死と生のコントラストであったり、廃墟と楽園であったり、豊かに含まれる相反的、分裂的な何か。エロスとタナトス。

この前、国立新美術館で「ミュシャ展」を見たのだけど、横尾忠則も出発点はポスターであったのか。横尾さんはビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のジャケットをもっとも影響を受けたグラフィックとして称揚していたけれど、彼のポスターの方がもっと早いではないか。きっと、1960年代に江戸の浮世絵も伝承する世界でもっとも先端のサイケデリックとして、横尾忠則さんのデザインしたポスターこそが、三島由紀夫から唐十郎までを触発し、挑発した日本のカウンター・カルチャーの震源地であったのだろう。そういえば、この展覧会には展示されていなかったけれど、1970年代では、サンタナの「ロータスの伝説」やマイルス・でデイヴィスの「アガルタの凱旋」のレコードジャケットも横尾さんの作品だったのを思い出した。

数人の大学生風の女子が見に来ていて、かっこいい、かっこいいを連発していた。もしかして近くの女子美術大学の画学生さんの集団だろうか。もう半世紀前の作品もそこには含まれていて、けれども、確かに、今でもかっこいんだよね。町田市立国際版画美術館は近いし、散歩がてら、もう一回は見に来たいと思った。

横尾忠則 HANGA JUNGLE
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こんな夢を見た。ぼくは高校の卒業式に行くところ、どんな服を着て出ようかと迷い、結局、黒いズボンと茶色い襟付きのシャツを選ぶ。高校に行く途中、道で、人と出会うのだけれど、誰もが礼服に白いネクタイをしている。このような茶色のシャツでぼくはいいのだろうかと気後れを感じる。歩いて行き、小さなトンネルを抜けると、細い道になっていて、その道に高校の生物部か何かの研究発表が展示している。ぼくはおもしろいなと思い、それを眺めていると、黒い学生服を着た男子がぼくに近づいて来て、その研究発表の説明をしてくれる。この男子はぼくの後輩だろうか、頼もしいなとぼくは思う。さらにその道を歩いて行くと、ぼくはいつのまにか教室にいる。教室では最後の授業を行っている。ぼくは、また遅刻してしまったと思う。先生が話し終わり、みんさん、ごきげんよう、いつまでも健やかにというようなことを言って、教室を去って行く。この先生とも、もう会うことはないかもしれないと思うと少し寂しい。生徒たちも三々五々、教室をあとにし、その中にぼくもいる。これが最後の授業だったんだ。階段を降り、げた箱の所まで来ると、体育館を見ておきたくなり、ドアを開けると、雑草の生えた崖しかない。体育館にはどうやって行くのだろうと思案していると、どうしたんだよと誰かの声がする。ぼくは体育館を見ておきたいんだよと、おらぶように答える。

そこで目が覚めた。こういう夢はどう解釈するのだろう? むずかしいな。臨床心理学の先生ならば、もうここにくる必要もなくなったのかもしれませんよと言ってくれるところかもしれない。とするならば、長い高校生活だったね。おめでとう。
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こんな夢を見た。ぼくはツアー会社の山菜採りツアーで知らない山の中にいる。山椒を見つけ、その見つけた山椒の葉で鞄の中をいっぱいにする。山菜採りを終え、観光バスに乗り、何種類もお風呂のある大きな温泉の施設に着き、そこで湯を浴びる。ぼくの名前が呼ばれ、受付に来てくださいとの館内放送を聞く。ぼくが受付に行くと、机の上に書類が広げられ、何人かの人が並んでいる。ぼくの順番になり、家に帰る時間ですよと係の人に言われる。ふと書類を見るとぼくの名前が記され、すい臓癌の疑いありと書かれている。ぼくはシャトルバスに乗せられ、町田駅の前に着く。横浜線の列車に乗ると、その車両はがらがらで、一人の小太りのキャップをかぶった女子がいる。その女子はキャップをとり、ぼくの隣の席に移動して来て、そのキャップを取った頭は高校の野球部の選手みたく丸刈りだ。その女子は、さっき山菜採りにいましたよねと、ぼくに声をかけてくる。ぼくは、こんなにたくさん山椒が採れたよと、その女子に鞄の中を見せてあげる。あっという間に最寄り駅に着き、ぼくは女子に挨拶をし、駅に降りると、その女子もぼくについて来る。あたりを見回すと、田舎のさびれた知らない駅で、駅名を書いた看板や表札もどこにも見当たらない。そして、ぼくを乗せていた車両が駅を出て行くのだが、それは小さな一両編成の小さな黒い貨物列車であった。あんな列車に乗っていたのかとぼくは驚き、この知らない名前もない駅からどうやって帰ろうかと不安になる。

そこで目が覚めた。そうか、昔、美術館で見たポール・デルヴォーの絵に出てくる黒い蒸気機関車は死への欲動なのだと気が付いた。それは、根源がエロスであるところの生と表裏一体の何かなのだ。あの小さな黒い貨物列車はぼくの棺なのかもしれないし、メンフィスのモダン・ブルースマン、Little Junior Parkerの歌う"Mystery Train"のようなものかもしれないのです。

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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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