えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

全労済ホール・スペースゼロで坂本長利さんの独演劇「土佐源氏」を見た。
原作は民俗学者、宮本常一さんの土佐の馬喰からの聞き書き。ブルースマンのロバート・ジョンソンみたいな話だった。とんでもない性の遍歴談に、なぜかしら、ついにはヒューマニティーを感じてしまった。
坂本さんの芝居、すばらしかった。脚本家、倉本聰さんのこの芝居を五十年、千回以上の公演を続けてきた御歳八十八歳の坂本長利さんへの献詞を紹介し、ぼくもエールをお送りしたいと思います。
「創るということは 遊ぶこと
創るということは 狂うこと
創るということは 愛すること
創るということは 生きるということ」
そして、この言葉に、ぼくの何かを言い当てられたようにも感じ、ギクリとするのでもあった。
和の心を伝える企画プロデュース 響和堂 - 土佐源氏


Pink Floydの1stアルバム"The Piper At The Gates Of Dawn"でのリーダーはギターを弾き歌を歌い作詞作曲をするSyd Barrettだった。サイケデリックなロンドンで一等輝くスターだったのに、たった一枚のアルバムを残し、Sydは幻覚性の薬物の乱用によってさまざまな問題を抱え、バンドを去ってしまう。もしくはベーシストのRoger Watersがバンドを追い出したという噂もあるのだけど。
その後、Sydの後釜にDavid Gilmourを加え、Roger Watersを中心にシンセサイザーとクラシック・ミュージックのような管楽器を加えたシンフォニー中心の所謂プログレッシブ・ロックというジャンルで少しづつキャリアを積んでいく。そしてアルバム"The Dark Side Of The Moon"でロング・ランの爆発的なヒットとなり、欧米では、一家に一枚はPink Floydの"The Dark Side Of The Moon"があるとも言われた。
驚異的なヒットにとまどいながら、メンバーは次のアルバムのレコーディングに入った。Roger WatersはSyd Barrettについて歌った歌を数曲、書きためていた。そして、そのスタジオに見慣れない男が入って来て、Roger Watersにこう言ったという。
「おれはどこでギターを弾けばいいんだい?」
Syd Barrettだった。けれど、ギターは持って来ていないようだった。Roger Watersはやんわりとこう答えたらしい。
「すまない、Syd、ギターのパートはすべて録り終えてしまったよ」
その夜、Rogerは朝まで、はるか魂の向こう側まで行ってしまった古い友だちを思って、ベッドの上で泣いていたのではなかろうか? このアルバム"Wish You Were Here"を聴くと、Rogerのすすり泣きが聞こえるようだ。このアルバムの中から"Shine On You Crazy Diamond"を意訳してみました。
♪♪♪
若いころを思い出すと、きみは太陽のように輝いていた
狂ったダイヤモンドがきみに輝いている
今、きみの瞳を見ると、まるで空にあいた黒い穴のようだ
狂ったダイヤモンドがきみに輝いている
重なっていく少年期の炎やスターの地位にきみは囚われ、鉄の熱風に吹き飛ばされ
遠くで笑いものにするやつらに狙いをさだめ、異端と伝説と殉教に輝け!
もうすぐ秘密にも近づき、きみは月に向かって泣き叫ぶ
狂ったダイヤモンドがきみに輝いている
夜の影が怖い、それで光ですべてを曝せ
狂ったダイヤモンドがきみに輝いている
すりきれたばらばらになった精密さで鉄の熱風に馬乗りになって
熱狂し、幻を見つめ、絵を塗りたくり、口笛を吹き、囚われ、輝け!
だれもきみがどんなに近くにいようが、遠くにいようが知らない
狂ったダイヤモンドがきみに輝いている
幾層にも積み重なったそこでぼくはきみとつながりたい
狂ったダイヤモンドがきみに輝いている
昨日の勝利の影にうたたねをし
鉄の熱風を航海し
きみは子どもで、勝利者にして敗者
知られざる真実と幻滅と輝き♪♪♪
そして、"Wish You Were Here"。意訳してみました。おやすみZZZzzz.....
♪♪♪
きみは天国と地獄の違いがわかると言っていたね、痛みと青い空を分かつもののこととか
それで、緑の大地と冷たい鉄の線路の違いがわかるかい?
笑顔と見せかけの違いとか
ぼくに話しておくれよ
きみのヒーローを幽霊たちととりかえっこしよう
熱い灰と森をとりかえっこしよう
冷めてしまった慰めはどうかな
戦場での行軍と檻の中のリーダーはどうかな
どんなにかぼくはきみがここにいてほしかった
ぼくたちは魂をなくして水槽で力なく泳いでいるみたいなんだよ
同じところをぐるぐる走りまわって
ぼくたちは何を見つけたのだろう?
あいも変わらぬ恐れがあって
ぼくはきみがただここにいてほしい♪♪♪
その後、Sydの後釜にDavid Gilmourを加え、Roger Watersを中心にシンセサイザーとクラシック・ミュージックのような管楽器を加えたシンフォニー中心の所謂プログレッシブ・ロックというジャンルで少しづつキャリアを積んでいく。そしてアルバム"The Dark Side Of The Moon"でロング・ランの爆発的なヒットとなり、欧米では、一家に一枚はPink Floydの"The Dark Side Of The Moon"があるとも言われた。
驚異的なヒットにとまどいながら、メンバーは次のアルバムのレコーディングに入った。Roger WatersはSyd Barrettについて歌った歌を数曲、書きためていた。そして、そのスタジオに見慣れない男が入って来て、Roger Watersにこう言ったという。
「おれはどこでギターを弾けばいいんだい?」
Syd Barrettだった。けれど、ギターは持って来ていないようだった。Roger Watersはやんわりとこう答えたらしい。
「すまない、Syd、ギターのパートはすべて録り終えてしまったよ」
その夜、Rogerは朝まで、はるか魂の向こう側まで行ってしまった古い友だちを思って、ベッドの上で泣いていたのではなかろうか? このアルバム"Wish You Were Here"を聴くと、Rogerのすすり泣きが聞こえるようだ。このアルバムの中から"Shine On You Crazy Diamond"を意訳してみました。
♪♪♪
若いころを思い出すと、きみは太陽のように輝いていた
狂ったダイヤモンドがきみに輝いている
今、きみの瞳を見ると、まるで空にあいた黒い穴のようだ
狂ったダイヤモンドがきみに輝いている
重なっていく少年期の炎やスターの地位にきみは囚われ、鉄の熱風に吹き飛ばされ
遠くで笑いものにするやつらに狙いをさだめ、異端と伝説と殉教に輝け!
もうすぐ秘密にも近づき、きみは月に向かって泣き叫ぶ
狂ったダイヤモンドがきみに輝いている
夜の影が怖い、それで光ですべてを曝せ
狂ったダイヤモンドがきみに輝いている
すりきれたばらばらになった精密さで鉄の熱風に馬乗りになって
熱狂し、幻を見つめ、絵を塗りたくり、口笛を吹き、囚われ、輝け!
だれもきみがどんなに近くにいようが、遠くにいようが知らない
狂ったダイヤモンドがきみに輝いている
幾層にも積み重なったそこでぼくはきみとつながりたい
狂ったダイヤモンドがきみに輝いている
昨日の勝利の影にうたたねをし
鉄の熱風を航海し
きみは子どもで、勝利者にして敗者
知られざる真実と幻滅と輝き♪♪♪
そして、"Wish You Were Here"。意訳してみました。おやすみZZZzzz.....
♪♪♪
きみは天国と地獄の違いがわかると言っていたね、痛みと青い空を分かつもののこととか
それで、緑の大地と冷たい鉄の線路の違いがわかるかい?
笑顔と見せかけの違いとか
ぼくに話しておくれよ
きみのヒーローを幽霊たちととりかえっこしよう
熱い灰と森をとりかえっこしよう
冷めてしまった慰めはどうかな
戦場での行軍と檻の中のリーダーはどうかな
どんなにかぼくはきみがここにいてほしかった
ぼくたちは魂をなくして水槽で力なく泳いでいるみたいなんだよ
同じところをぐるぐる走りまわって
ぼくたちは何を見つけたのだろう?
あいも変わらぬ恐れがあって
ぼくはきみがただここにいてほしい♪♪♪


きみは赤い月は見たかい?ぼくは会社帰り近所の公園で月が欠けていき赤くなるのをずっと見ていたんだ。今夜はSun Raの"Moonship JourneyでおやすみZZZzzz.....


野坂昭如の「戦争童話集」を読了した。野坂さん、やさしすぎるよ。喫茶店や通勤電車の中で読んでるさいちゅう、うぇーんって泣き出しそうになってしまった。
そういえば、「おもちゃのチャチャチャ」って野坂さんの作詞なんだね。この歌もやさしいなぁ。
そういえば、「おもちゃのチャチャチャ」って野坂さんの作詞なんだね。この歌もやさしいなぁ。


こんな夢を見た。ぼくはある人の家にいる。その家は平屋の一軒家で小さな庭にぼくが乗って来た自転車が停めてある。こんなにぼくの家から近い所にあったかしらと思う。その家でその人の持ち物であるCDをいっしょに紅茶を飲みながら聴いている。聞こえてくる音楽のジャンルはレゲエやラテン、シャンソン。その人は、えいちゃんはわたしと近いうちに暮らすんだよ、と言う。ぼくは、困ったな、近いうちっていつからなんだろう、と思う。しばらくして、ぼくはぼくの自転車に乗り自分の家に帰っている。家でぼんやりしながらぼくは思いつく。着の身着のまま、あの人の家に行き、暮らし始めればいいんだ。そうだ、そうしよう、今度の月曜日からはあそこから会社に行けばいいんだ、と思う。
そこで目が覚めた。なんともあったかい夢でしたな。冬の真っ最中に木や草は芽を出し花を咲かす準備を雪の下ではしているんだよ。冬が去り、ぼくも、どこかに移っていくみたいな春の季節が、きっと近いんだな。そこでは、Alton Ellisを聴きながら、花咲く庭のある午後の陽だまりとなった小さな家の小さな部屋で紅茶を飲むんだよ。
そこで目が覚めた。なんともあったかい夢でしたな。冬の真っ最中に木や草は芽を出し花を咲かす準備を雪の下ではしているんだよ。冬が去り、ぼくも、どこかに移っていくみたいな春の季節が、きっと近いんだな。そこでは、Alton Ellisを聴きながら、花咲く庭のある午後の陽だまりとなった小さな家の小さな部屋で紅茶を飲むんだよ。


この前の日曜日の午前中は休日出勤だったのだけれども、午後から相模大野の音楽のある酒場、アコパの大人の遠足に合流ということで鎌倉の方へ行きました。高徳院の大仏さまを御拝観し、江ノ電で江ノ島までガタゴト揺られ、江の島を散歩。海がきれいだった。みんなでブラブラ歩き、楽しかった。江島神社で御神籤をひいたら「大吉」だったよ。
「おみくじ 江島神社
運勢 大吉
なにをしても幸運のもとになります。自分の仕事に熱中する事です。自分勝手なことをしたり色や酒におぼれることはいけません。
題20番
「言」 無益の句なる一千語よりも、聞きて安隠を得る一つの益ある句を勝れたりとす。」
この御神籤を読みながら、音楽は仕事ではないけれど、音楽はぼくの人生になってしまったとすら思ったよ。またどっかにほっつき歩いて歌いに行こう。それが一番いいのさ。
そして、これはぼくの尊敬する大好きなミュージシャン、細野晴臣さんがある本の中で締めくくりに書いておられた言葉。
ゆめゆめうたがふことなかれ


東京都写真美術館へ「生誕100年 ユージン・スミス写真展」を見に行きました。所謂。報道写真から出発し、ラストに「水俣」を発表したこの写真家の根底にあったのは、ありのままを写真に撮ることと、ヒューマニティ。
ぼくは、膨大な彼の写真によるルポルタージュの中でも特にいいと思ったのは、アメリカ南部の町医者を撮った「カントリー・ドクター」やこれもアメリカ南部の助産師を撮った「助産師モード」のシリーズ。そして、「楽園への歩み」や「アンドレア・ドリア号の生存者を待つ」の美しすぎる一枚。
一枚一枚の写真が一期一会であるように思え、その一度きりに撮られた写真が人々の心を揺り動かし、世界の光の色すらも変えることがあるのではないかしら? その一度きりの奇蹟のよぷような出会いを求め、カメラを持って、ユージンは世界中をいつまでも旅をした。
生誕100年 ユージン・スミス写真展
http://www.crevis.co.jp/exhibitions/exhibitions_084.html
生誕100年 ユージン・スミス写真展
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-2927.html


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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


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