えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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こんな夢を見た。ぼくは通っていた大学のある町を歩いている。すると、ばったり古い友だちに会う。その友だちはもうこの世にはいないはずなのに、やはり生きていたんだ、と思うとほっとする。友だちは、おれんちに来いよ、と言い、通っていた大学のキャンパスの門をくぐり、入る。校舎のエレベータに乗り、最上階まで行く。廊下を少し歩き、扉を開けると、何も置いていない古い倉庫となっている、床は底上げした板張り、フローリングとなっていて、そこに一つ布団が敷いてあるだけ。黒板のような濃い緑の壁紙がはがれかかっている。もうすぐ引っ越すんだ、と友だちは言い、そこから出て、少し廊下を歩き、別の窓を開けると、そこは大人が一人だけ寝られるぐらいの間取りの板張りの部屋で、和風の畳敷きとなったベッドがしつらえてある。枕のようにあたる棚に花瓶があり、少しの花がきれいに生けてある。友だちはいいだろう、と言う。また、ぼくたちは倉庫の部屋に戻る。友だちは、泊まっていけ、と言う。ぼくは、それもいいかもね、と答える。十一月十九日は〇〇の誕生日だ、と友だちは楽しそうに言う。〇〇はぼくと友だちの同じ大学のサークルの女子なのだけれど、すいぶん長いこと会っていない。よく誕生日とか憶えているな、と思い、あのころのままのような友だちのことが少し寂しく感じる。ぼくは、やっぱ今日のうちに帰るよ、と言い、その倉庫の部屋をあとにする。廊下を歩いていると、更衣室のようなところに出る。ぼくはいつのまにかパジャマのようなスウェット・シャツに着替えていることに気づく。もともと着ていた服はあの倉庫の部屋に置いてきてしまったんだ、と思い、ぼくはそこに戻ろうとする。

そこで目が覚めた。懐かしくも、はやり、少し寂しい。漠然と、死者は年をとらないんだね、と思いました。〇〇はどうしているのだろう? サークルのアイドル的な存在でした。マーサ・アンド・ザ・ヴァンデラスの「ヒートウェーブ」とか歌っていましたよ。きっと幸せにどこかで暮らしているでしょう。たまに、大学で出会ったあの人たちは何だったんだろう、とかって思い出してくれていたりして。

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マーク・フォースター監督の「プーと大人になった僕」を見ました。大人にも、子どもにもおもしろい映画でした。でも、このメッセージが通じない大人って、結構、いそうです。実は、ぼくは、数年前から、時々、森でぬいぐるみの動物たちと遊ぶ壊れた大人になっています。

ディズニー映画ってずるい。いつも、ラストのハッピーエンドに目がしらがウルウルしてしまう。

プーと大人になった僕|映画|ディズニー公式
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この前、とある自主上映の映画会で見た映画「普通に生きる」がすごくよくて、それから、とある個人的な出来事もあり、そこから曲ができてしまいました。昨日の夜、小田急相模原のエルトピートでその曲「飛べ、車いす」を初めて歌ってみたのです。こんな詞です。

♪♪♪
 扉を開けた
 歩道を通りぬけ
 子どもたちの遊ぶ
 森の公園に行った

  ヘ、ヘ、ヘイ
  飛べ、車いす

 どこかに行きたけりゃ
 どこにでも行くさ
 ぼくが押してゆくと
 きみが笑っているよ

  ヘ、ヘ、ヘイ
  飛べ、車いす


 空飛ぶ教室
 それとも体育館
 旅するピアノ
 日曜日のグラウンド

  ヘ、ヘ、ヘイ
  飛べ、車いす

ときたまうまく行かないこともあるさ
誰かがぼくらを傷つけたとしても
きみとぼくがいるよ ずっと友だちだよ
広い空をめぐり、どこまでも行こう

  ヘ、ヘ、ヘイ
  飛べ、車いす
  飛べ、車いす
  飛べ、車いす♪♪♪

別にむずかしいことを歌っているわけじゃないさ。歌は天からの授かりもので、だとしたら、空を飛ぶ車いすの見果てぬ夢をを夢見てもいいのではないかしら。
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今月のぼくの歌う予定です。他にもオープン・マイクなどに出没します。遊びに来てね。

http://kysakai.lovemebaby.net
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ずっと見たかった映画、デニー・テデスコ監督のドキュメンタリー「レッキング・クルー~伝説のミュージシャンたち~」を見ました

。L.A.というより1960年代のアメリカのポップ・ミュージックを支え、影武者に徹した、決してアルバムのジャケットにはクレジットされることはなかった、スタジオ・ミュージシャンのお話でした。監督のデニー・テデスコはそんなスタジオ・ミュージシャンの集団、レッキング・クルーのギタリスト、トミー・テデスコの息子さんだそうです。

映画には無名のミュージシャンたちと、そんな彼らの作り出した音楽への愛がいっぱいつまっています。ぼくの大好きな女ベーシスト。キャロル・ケイも出てきます。アメリカの1960年代のミュージック・シーンってすごい。ニューヨークで、ニューオーリンズで、アラバマやメンフィス、シカゴ、そして、カリフォルニアでも、いろんなところで音楽が発信され、たくさんの無名のミュージシャンがうごめいて、そんな中での、L.A.を切り取ったこの映画は、音楽への、そして、音楽が生活になり人生となったデニー・テデスコ監督の父、トミー・テデスコとその友だちへの、たたえられることのなかった、そんな人たちへの賛歌となっていたのです。

音楽はすばらしい。乾杯!

レッキング・クルー~伝説のミュージシャンたち~
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最新のディズニー映画「プーと大人になった僕」を見たいと思っているのですが、ふと、A.A.ミルンの「クマのプ―さん」ってどんな話だっけと思い、石井桃子さんの訳した岩波少年文庫を読んでみた。

子どの頃を遠く過ぎたぼくは、こんなかわいらしい絵のいっぱいある本を読むことのワクワクもどこかに去ってしまったのかもしれないなどとも思いつつ、読み進めていく。

そうか、クリストファー・ロビンの子ども部屋の棚には、きっと、クマや子ブタ、ウサギやロバ、フクロウやカンガルー、ゾウのぬいぐるみが飾ってあって、それが、夜のなると不思議な森に彼を連れ出してしまうことは信じていいことなんだ。

すると、ぼくも小さいころ、小さなクマのぬいぐるみいを持っていたことを思い出し、あのころの甘くて苦いような気持ちがよみがえってくるようなのです。きっと、心のどこかで、こんなぼくも、今でも、プーと友だちなのかもしれないな。
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「午前十時の映画祭」というのを、みなさん、ご存知でしょうか? TOHOシネマズが午前10時から古い名画をかけてくれて、しかも1,100円なのです。

そこでアンジェイ・ワイダ監督の1958年のポーランド映画「灰とダイヤモンド」を見ました。巨匠、アンジェイ・ワイダを代表する一作です。

ドイツ軍が降伏した1945年5月8日とその次の日の2日間のポーランドのとある町のできごとだけを描いていています。

とにかく、、ポーランドの共産党権委員会書記のシュチューカの暗殺を依頼されたロンドン亡命政府派の青年マチェクを演じるズビグニエフ・チブルスキーがかっこいい。チブルスキーの演じる無残なラストシーンを、1958年の当時の統一労働者党の政府は、反政府運動の無意味さを象徴したものだと評価し、ワイダ監督自身は、ラストシーンを見た観客がマチェクに同情することを期待したという。多分、このラストシーンは後のアメリカン・ニュー・シネマのアンチヒーローたちの死にざまに大きく影響しているとも思える。

マチェクのほんの短い間の恋人、エヴァ・クジジェフスカの美しさ。

各シーンに象徴的に込められた多層性と深さ。

あの大島渚監督はこの映画を見てから、マチェックのようなサングラスをするようになったと、何かのインタビューに答えていた。

そのポーランドのジェームズ・ディーンとも呼ばれたズビグニエフ・チブルスキーは、この映画の後の10年後、不慮の事故で39才の生涯を終え、旅立ってしまう。しかし、フィルムは永遠に残され、輝きを失わない。

「灰とダイヤモンド<デジタルリマスター版>」上映作品詳細 - 午前十時の映画祭9 デジタルで甦る永遠の名作
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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