えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
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エチエンヌ・コマール監督の「永遠のジャンゴ」を見ました。ジプシー・スウィングの巨匠、ジャンゴ・ラインハルトの1943年から1945までを描いた映画でした。ナチス占領下のフランス、世界でもっとも偉大なギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトがこんな人生を生きていたのかなんて、知らなかった。確か、バイオグラフィの中でも空白の3年間になっているような気もする。もちろん、映像とともに溢れる音楽が素晴らしい。そして、運命や時代に立ち向かわざるえなくなってしまうジャンゴは強運だ。すごく印象に残ったらセリフがあります。
「おれが音楽を愛しているんじゃない。音楽がおれを愛しているんだ」
かっこいね。ヨ―ロッパのロマ族出身のジャンゴはナチスに命を狙われ、神出鬼没の奇行とスイスへの逃亡が命を救ったけれど、人生は音楽のためにあったのだ。
映画『永遠のジャンゴ』公式サイト
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こんな夢を見た。ぼくは車でドライブしながら友だちと遠い知らない町に来ている。そこは観光地ではなく、どこだかわからない閑散とした住宅地なのだ。そこで車を停め、友だちといっしょに今夜、泊まるところを探し始める。目の前に数軒、民宿らしきものがある。歩いて行き、車を降りた所から数軒目のもっとも遠い所にある民宿に入ろうと、ドアを開けると、小さな何もない玄関があり、そこから二階へ続く階段があるのみ。その階段の先にはドアがある。窓の一つもないその薄暗い階段を上って行くと、邪悪な悪魔が咆哮するような異様な声、もしくは音が聞こえる。怖くなり、友だちに逃げようといい、ぼくたち二人は急いで降りて、ドアから外に出る。何かの霊に取りつかれた呪われた家だったらしいとぼくは友だちに言い、さてどうしようかと思う。友だちは、この近くに学生のころ、サークルの合宿でよく泊まった民宿があるはずと言う。車に引き返す途中の数軒目の民宿にその友だちの言っているサークルの名前が掲げられた看板のある民宿があった。ここなら安心だなとぼくは思うのだが、さて、明日の朝は会社に出勤しなくてはならないと思い出す。ぼくは、明日、休むつもりでここに泊まるべきか、少し躊躇し、迷っている。
そこで目が覚めた。あの階段の先のドアの向こうには何があったんだろう。あの怖い声がメフィストの誘惑の声だったなら、それを越えて行った、そのむこうの扉の先には何があるのかと想像してみれば、そこには何もない真っ白い部屋があるだけのような気がする。
そこで目が覚めた。あの階段の先のドアの向こうには何があったんだろう。あの怖い声がメフィストの誘惑の声だったなら、それを越えて行った、そのむこうの扉の先には何があるのかと想像してみれば、そこには何もない真っ白い部屋があるだけのような気がする。
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こんな夢を見た。ぼくはある女子と同じ部屋にいて働いている。ぼくの机の隣にその女子の机がある。用事があり、ぼくは別の机で何かの事務作業をする。自分の机に戻ろうとすると、ぼくの机で仕事をしていた隣の女子が、さっと、自分の机に移動する。そこに少しだけ食べ残したテトラパックに入ったお弁当が入っている。そのお弁当を指さし、これは、とぼくが女子に尋ねると、その女子は、残ってしまいました、食べてください、と答える。確か、そのお弁当にはぼくの大好物のイクラが入っていたらしく、ぼくは、困ったな、もうおなかがいっぱいだよ、けれど、イクラだったら大好きだから食べられたのにね、とぼくはいう。どうしようかとぼくは思案している。
そこで目が覚めた。たわいもない夢で人って幸せな気持ちになるんだなぁと、今のぼくは実感しているところ。昨日の帰りの電車の中で、なぜか正夢の話を聞いたことも思い出します。これは大好きなミュージシャン、細野晴臣さんが何かの本の中に書かれておられた言葉です。
ゆめゆめうたふがふことなかれ
そこで目が覚めた。たわいもない夢で人って幸せな気持ちになるんだなぁと、今のぼくは実感しているところ。昨日の帰りの電車の中で、なぜか正夢の話を聞いたことも思い出します。これは大好きなミュージシャン、細野晴臣さんが何かの本の中に書かれておられた言葉です。
ゆめゆめうたふがふことなかれ
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戸井十月アニキの「ロシナンテの肋 チェ・ゲバラの遥かな旅」を読了した。アニキと呼んだのは、こんなかっこいいお兄さんがいたらな、と一人っ子のおいらは思ったからです。昔、よく見ていたCSの旅チャンネルでのアフリカやラテン・アメリカをバイクで縦断する番組はおもしろくて、かっこよかったなー。その十月アニキも点鬼簿に載っていることをつい近頃、知った。この前、戸井十月アニキの「植木等伝「わかっちゃいるけど、やめられない!」」を読んで、ネットでちかごろはどうしているのだろうか調べたら、2013年に天国に旅立っていた。
もっとも力の入った代表作を読んでないことに気づいて、本をネットで取り寄せてこの「ロシナンテの肋」読んだのです。この本の終章の「第七章 最後の旅へ」を読んでいて目頭が熱くなった。この本は十月アニキによれば、八〇%の事実と二〇%の想像で書かれた評伝小説なのだそうだけど、とくに「第八章」は見てきたことのようにリアル。そして、「あとがき」でのゲバラと絶望的なゲリラ戦をボリビアで戦った日系人のフレディ・マエムラについての文もすばらしい。この数年後に「ロシナンテの肋」の続編ともいうべき旅行記「遥かなるゲバラの大地」が続くのだが、もう一度、読んでみようかな。
ゲバラ死後のラテン・アメリカでおこったことを思う。1970年代のアメリカ合衆国に後押しされた軍事独裁の時代、1980年代のカソリック教会が貧困に立ち向かう解放の神学、1990年代の少数民族の人権の復権の時代、そして、世紀は21世紀となり、ゲバラたちが志したような武器によるのではなく、民主主義の選挙という制度により、つぎつぎに社会主義政権が成立した時代とそれすらも腐敗してしまったらしきブラジルからのニュース。ラテン・アメリカが愛おしくなる。
さきにあげたフレディ・マエムラの墓碑銘にはこうあるという。
「大きな樹には強い風が吹く」
そういえば、ぼくは、その昔、チェ・ゲバラとアーネスト・ヘミングウェアを思い浮かべ、ぼく自身のために「ハバナ」というこんな詞の歌を作ったのだった。
♪♪♪
ハバナから旅に出よう
リスボンの港に立ち寄ろう
あの古いジャカルタの町で知った
ブンガ・ワン・ソロを歌おう
ハッカとマドロス・パイプをふかして
海の青さが知りたいだけさ
暗い夜の海の航海では
お月様だけがたよりなのさ
こんな僕の人生の中では
君の愛だけがたよりなのさ
New Orleansの港を目指して
Old Delihの町を出たところさ
アフリカ・コンゴで負けて
ボリビアの森の中に消えた
風と波の白さを受けて
舟は海の青さに溶けだした
暗い夜の海の航海では
お月様だけがたよりなのさ
こんな僕の人生の中では
君の愛だけがたよりなのさ
世界は僕の言葉と見たものに
驚きの声をあげるだろう
マストのてっぺんとデッキのへさきから
流れていく星や雲が消えた
Viva! libertad. Viva! Solidaridad.
マンボやチャチャチャを踊りたいだけさ
暗い夜の海の航海では
お月様だけがたよりなのさ
こんな僕の人生の中では
君の愛だけがたよりなのさ♪♪♪
チェ・ゲバラ、百年たったら、武器を持たずにもどってこいよ。もう素手でしか世の中は変えられないかもしれないさ。
ゲバラ終焉の地、ボりビアのあの村の漆喰の壁にこう落書きされているのを十月アニキは見たそうだ。
"Che" viva mas que nunca
もっとも力の入った代表作を読んでないことに気づいて、本をネットで取り寄せてこの「ロシナンテの肋」読んだのです。この本の終章の「第七章 最後の旅へ」を読んでいて目頭が熱くなった。この本は十月アニキによれば、八〇%の事実と二〇%の想像で書かれた評伝小説なのだそうだけど、とくに「第八章」は見てきたことのようにリアル。そして、「あとがき」でのゲバラと絶望的なゲリラ戦をボリビアで戦った日系人のフレディ・マエムラについての文もすばらしい。この数年後に「ロシナンテの肋」の続編ともいうべき旅行記「遥かなるゲバラの大地」が続くのだが、もう一度、読んでみようかな。
ゲバラ死後のラテン・アメリカでおこったことを思う。1970年代のアメリカ合衆国に後押しされた軍事独裁の時代、1980年代のカソリック教会が貧困に立ち向かう解放の神学、1990年代の少数民族の人権の復権の時代、そして、世紀は21世紀となり、ゲバラたちが志したような武器によるのではなく、民主主義の選挙という制度により、つぎつぎに社会主義政権が成立した時代とそれすらも腐敗してしまったらしきブラジルからのニュース。ラテン・アメリカが愛おしくなる。
さきにあげたフレディ・マエムラの墓碑銘にはこうあるという。
「大きな樹には強い風が吹く」
そういえば、ぼくは、その昔、チェ・ゲバラとアーネスト・ヘミングウェアを思い浮かべ、ぼく自身のために「ハバナ」というこんな詞の歌を作ったのだった。
♪♪♪
ハバナから旅に出よう
リスボンの港に立ち寄ろう
あの古いジャカルタの町で知った
ブンガ・ワン・ソロを歌おう
ハッカとマドロス・パイプをふかして
海の青さが知りたいだけさ
暗い夜の海の航海では
お月様だけがたよりなのさ
こんな僕の人生の中では
君の愛だけがたよりなのさ
New Orleansの港を目指して
Old Delihの町を出たところさ
アフリカ・コンゴで負けて
ボリビアの森の中に消えた
風と波の白さを受けて
舟は海の青さに溶けだした
暗い夜の海の航海では
お月様だけがたよりなのさ
こんな僕の人生の中では
君の愛だけがたよりなのさ
世界は僕の言葉と見たものに
驚きの声をあげるだろう
マストのてっぺんとデッキのへさきから
流れていく星や雲が消えた
Viva! libertad. Viva! Solidaridad.
マンボやチャチャチャを踊りたいだけさ
暗い夜の海の航海では
お月様だけがたよりなのさ
こんな僕の人生の中では
君の愛だけがたよりなのさ♪♪♪
チェ・ゲバラ、百年たったら、武器を持たずにもどってこいよ。もう素手でしか世の中は変えられないかもしれないさ。
ゲバラ終焉の地、ボりビアのあの村の漆喰の壁にこう落書きされているのを十月アニキは見たそうだ。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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