えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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五月は近所の散歩をよくしたものでした。









変わりなく、魚は泳ぎ、鳥は飛び、花は咲いておりました。

散歩していたら、どこからかこの歌がぼくの耳の中で鳴っているようでした。それは、Nina Simoneの歌った"That's All"。このAlan BrandtとBob Haymesの作詞したスタンダードナンバーを意訳してみました。

♪♪♪
わたしがあなたにあげられるのは春の田舎の散歩道
秋、落ちていた葉っぱにそっと手をさしのべていた
冬の夜、恋人たちの明かりがそっと燃え始めていた
それがすべて

誰かがあなたにお話ししています
おもちゃみたいな可愛らしい世界があなたをとりまいているけれど
わたしのものはわたしの腕の中のあなただけ
愛の時は誰も壊せない

あなたがさまよっているなら、わたしはもどってきてとお願いする
わたしが必要なのはとても小さいことで、あなたはとっても驚くかもね
あなたが憧れるのはこの私だけと言ってください
それがすべて♪♪♪

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テレビで山田洋次監督の「男はつらいよ 寅次郎恋歌」を放映していて、おしまいまで見てしまいました。マドンナは池内淳子さん。渥美二郎の寅さんってほんとうにいい。そして、名優、志村喬の心を込めた素晴らしいセリフを紹介いたします。

「寅次郎君、今、君は女房も子供もいないから身軽だと言ったね? あれはもう十年も昔の事だがね、 私は信州の安曇野という所に旅をしたんだ。バスに乗り遅れて田舎道を一人で歩いている内に、 日が暮れちまってね。暗い夜道を心細く歩いていると、ポツンと一軒の農家が建ってるんだ。 リンドウの花が、庭いっぱいに咲いていてね。開けっ放した縁側から、明かりのついた茶の間で家族 が食事をしてるのが見える。まだ食事に来ない子供がいるんだろう。母親が大きな声でその子供の 名前を呼ぶのが聞こえる。私はね、今でもその情景をありありと思い出す事ができる。庭一面に 咲いたリンドウの花。明々と明かりのついた茶の間。にぎやかに食事をする家族達。私はその時、 それが、それが本当の人間の生活ってもんじゃないかと、ふとそう思ったら急に涙が出てきちゃってね。 人間は、絶対に一人じゃ生きていけない。逆らっちゃいかん。人間は人間の運命に逆らっちゃいかん。 そこに早く気がつかないと、不幸な一生を送る事になる。分かるね、寅次郎君」

人間は人間の運命に逆らっちゃいかん…
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こんな夢を見た。ぼくは押入の中で布団をひいて、そこがベッドのようになって、寝そべっている。その押入の隅に大きな蜘蛛が巣を張っているのが見える。その大きな蜘蛛が糸を垂れて目に前まで降りてきた。その蜘蛛は人の形のようでもあるけれど、もう一度、見ると蜘蛛なのだ。ぼくは、その蜘蛛が少し怖くもあり、どうしたものかと思案するが、その蜘蛛が神の使い、わが家の守り神のように思え、ほっておく。すると、次第に眠くなってしまって、ぼくはうとうとし始める。

そこで目が覚めた。ぼくが思うに、子どものころから、蛇もそうなんだけど、蜘蛛って悪いイメージの生き物ではないんだね。どっか、可愛いっていうか。蜘蛛はいえの守り神だから殺しちゃいかん! これはきっと先祖からの言い伝えです。
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こんな夢を見た。ぼくは家の近くを散歩していると、巨大なプールのような水たまりがあって、友だちがそこで釣りをしていて、入れ食いだよ、もう魚を食べるのはここに来れば困らなくなるよ、などとぼくに笑いながら、声をかけてくる。そこの水は海とつながっているらしく、鰯だか、鯵だかが大量に群れをなして泳いでいるのが見える。そうか、ぼくも釣りをしなくてはと思い、家に戻り、物置の中を、昔、買って使っていた釣り竿と仕掛けを探している。

そこで目が覚めた。景気のいい、縁起のいい夢、見たわ。

ゆめゆめうたがふことなかれ
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こんな夢を見た。ぼくはどこかの古民家の民宿にいる。隣の部屋は囲炉裏のある居間になっており、その向こうに泊まっている二人の男の声が聞こえてくる。どうやら、その二人はぼくの古い友だちで思い出の昔話とかバンドを再結成する話をしているらしい。昔はよくクスリをやったね、などとも話している。ぼくはその再結成するバンドに誘われるかもしれない、と思ってしまう。誘われたらどうしよう、けれど、ぼくは今やトラディショナルな古い音楽も大好きで、音楽性が少し合わなくないだろうか、などと思案している。すると、ぼくの泊まっている部屋に、懐かしい昔の女の友だちが立ち替わりに入ってきて、なぞの微笑を浮かべて、無言で通り過ぎていく。その微笑みは、もうバンドを再開するそのころだね、と伝えるかのようでもある。そして、ぼくは、ずっと、今の向こうに泊まっている二人に、ひさしぶり、と声をかけ、挨拶しに行こうかどうか、迷っている。


そこで目が覚めた。おいらってどこか引っ込み思案の性格なんだけれど、夢のようなことが起こったら、徳利と盃を手に挨拶しに行きます。十牛図の十番目の「入鄽垂手」ように…


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こんな夢を見た。ぼくは知らない街を歩いている。とある階段を降りて、大きなカウンターと少ないテーブル席のある、真っ黒い、それこそ漆黒の内装のバーに入っていく。たくさんのお客さんはすべて男で、彼らは黙りこくり、何かを待っているかのようでもあり、しかも、タバコの煙が立ち込めている。ぼくは、昔のジャズ喫茶ってこんなところだったのだろうか、と思う。友だちのAさんがそのバーのお客さんにいて、ぼくに声をかけてくれる。ある共通の友人のライブ・コンサートがここで始まるとのことだ。ぼくは、漆黒のバーの壁やら、むさ苦しい男たちやら、喚起の悪い部屋にもうもうと立ち込めるタバコの煙やらに気分が悪くなり、そのバーから一旦、外に出る。そして、知らない街をぶらぶら歩く。いつの間にやら、停めておいた車の駐車場に着いていて、ふと腕時計を見ると、夜の九時で、あの漆黒のバーでは友人のライブが始まるころなのだが、あのバーに戻る気はせず、新車の赤い車に乗ってこの街から離れ、家に帰ろう、と思う。

そこで目が覚めた。新型コロナウィルス禍で旅もしずらくなったな。できない? ぼくは、どんな町のどんな街に行きたいのだろう? その行った街のどんな酒場、バーに入りたいのだろう? 知らない街のバーは生きのびてくれるだろうか? ずっと見飽きた嫌な世の中だなぁ。あー、どっか行きたいなぁ。二度と戻らない…
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こんな夢を見た。ぼくはどこかの山の上の古い民家にいる。そこの庭からパラグライダーで山のふもとまで滑空して行く。着くと、ふもとは土砂降りの豪雨の後で、川が氾濫し、道も川のようになっていて、歩くと、首のあたりまで濁った水にぼくは浸かってしまう。そこから抜け出し、山を登り、やっと民家に着くと、ぼくの右手の肘に老いた仙人の髭のような長くて白い髪の毛が束になって生えている。なんだろうとぼくは思い、それを引き抜こうとすると、痛みもなくその肘の白い髪は引き抜けてしまう。引き抜いた後はきれいですべすべしているだけだ。不思議だなと思い、ぼくは散歩に出かける。近くの広場で子どもたちがサッカーをしている。審判をしている女性の教師らしき人にぼくはこんにちは声をかけると、その人は、少し怒りぎみにあんな政府の人たちには子どもたちを任せておけないという。けれども、子どもたちは楽しそうで元気そうだ。ぼくは、それを眺めている

そこで目が覚めた。この夢で見たような髪の毛を宝毛とか福毛とかと呼ぶらしく、吉兆を表しているらしいのです。

ゆめゆめうたがふことなかれ
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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