えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

映画「そして父になる」がとても良かったので、その映画製作の參考書籍と謳われる奥野修司さんの著した「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年」を読んだ。これは映画の原作ではなく一つのドキュメンタリーで、フィクションである映画よりも一層に深刻でさらにいろんなことがメッセージとして胸に重く響く。
親が子どもに与えることのできる最高のものとは何だろう? 悲劇としか表しようのない話なのだが、最後まで読み進むと、うっすらとした一筋の救いのような、あたかも希望の光のようなものが差し込んでくるようにも感じられもし、すべては神様のもたらした配材、計らいだったのだろうか、と安堵もまじった嘆息をした。ただただ、子どもたちに幸あれ。

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