えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

年も暮れ、年も明けぬ。昨年は俳句に目覚めた年でもありました。去年の梅雨明けごろから、発表のあてもなく、読んだ俳句でございます。
雨降らぬ梅雨の青空蝉はじめ
朝早く蓮の咲くのを聞いたことなし
夜の風アイスをほうりバスを待つ
入道雲フロントガラスにまた立ち昇る
油蝉駐車場での死骸なり
雷の雲間に青空見えにけり
掃き掃除散っては咲くよ百日紅
夏越えの鱒を釣らずに草を釣る
ロマンスカー窓から見えた鰯雲
暗き雲響けど見えず遠雷か
燕去る議事堂の空花の歌
釣竿に二頭紅さす赤蜻蛉
森の道レオの思い出彼岸花
彼岸花つつじの葉の間二輪咲き
雨やどり日向薬師の小鳥たち
雨しずく折るな折れるな彼岸花
秋祭り神輿にいます母は子に
蜻蛉去り山女魚は走り鉤は紅(鉤:はり)
猿田淵昔の山女魚の秋の夢
鈴虫の歌あはさるは禅の寺
秋の雨小さなあまご走る影
蜜柑落ち甘き黄色に嬉し蟻
暗き雲初秋の向こう茜色
草の影見えず聞こえる蟋蟀か(蟋蟀:こおろぎ)
枯れ葉あり車の中に赤緑
蜘蛛の巣を掃いつ秋の竹の藪
秋桜は小さな棚田の畦に咲く
秋晴れに苗木の並ぶ籠の中
植樹祭新藁渡すみなの笑み
秋釣りも悪いニュースは遠ざけず
空に溶け少しが残る鰯雲
柿の実の歩道に落ちし痕ありき(痕:あと)
秋の午後バトミントンの羽根の飛ぶ
晴れ着の子銀杏の下の七五三(銀杏:いちょう)
狂い咲き桜朝顔秋いずこ
鱒の子は紅葉の小舟かくれんぼ(紅葉:もみじ)
枯葭にスケッチブック子らの声(枯葭::かれよし)
ハナミズキ赤さ眩しきまろい実よ
サルビアの秘かに咲きし花壇かな
秋薔薇石膏乙女を守り咲き(秋薔薇:あきそうび)
楓の葉ところどころに紅をさす
子どもらはみんなの子ども七五三
我か彼誰ぞ蜜柑をもぎらんか
冬の風ロックンロールは死ににけり
枯野原死んだ人のみ正しけり
冬の空どこもかしこも壁ばかり
紅葉濡れ寺の鐘の音朱に染まん(紅葉:もみじ)
ケーブルカー銀杏黄葉は窓に付く(銀杏黄葉:いちょうもみじ)
けぶる霧阿夫利の社光る梁
狂人はこの世動かし年暮れぬ
単線のすすきはみ出し絵のチョーク
静かなり多摩川岸辺冬枯れて
冬の夕古き校舎は時越えん
どこからか中洲のすすき烏の子
寒椿土方歳三過去の夢
未だ続く狂人の暗き冬の雲(未だ:まだ)
灯油売りオルゴールの音冬初め(音:ね)
無関心冬より寒き続く空
冬来ずも冬より寒きニュースなり
分離体続くよ続く寒椿
反射炉は冬徳川家夢始末(徳川家:とくせんけ)
冬の午後いつも松崎静かなり
曇り空見えぬ夕日に冬惜しむ
木枯しの吹かぬ鈴の音夢なのか(音:ね)
川原に真っ赤な桔梗の実が一つ
落葉無き玉砂利の道風清む
冬杉の森の陵墓に頭垂れ(頭:こうべ)
一本の寒椿青い空の下
車窓より柿の木実る一軒家
渓谷の熊鷹幾度も着水す
寒椿イオン生垣歩く人
年の暮れ供花白菊と生垣椿(供花:くげ)
除夜の鐘僧侶祈れよ停戦を
雨降らぬ梅雨の青空蝉はじめ
朝早く蓮の咲くのを聞いたことなし
夜の風アイスをほうりバスを待つ
入道雲フロントガラスにまた立ち昇る
油蝉駐車場での死骸なり
雷の雲間に青空見えにけり
掃き掃除散っては咲くよ百日紅
夏越えの鱒を釣らずに草を釣る
ロマンスカー窓から見えた鰯雲
暗き雲響けど見えず遠雷か
燕去る議事堂の空花の歌
釣竿に二頭紅さす赤蜻蛉
森の道レオの思い出彼岸花
彼岸花つつじの葉の間二輪咲き
雨やどり日向薬師の小鳥たち
雨しずく折るな折れるな彼岸花
秋祭り神輿にいます母は子に
蜻蛉去り山女魚は走り鉤は紅(鉤:はり)
猿田淵昔の山女魚の秋の夢
鈴虫の歌あはさるは禅の寺
秋の雨小さなあまご走る影
蜜柑落ち甘き黄色に嬉し蟻
暗き雲初秋の向こう茜色
草の影見えず聞こえる蟋蟀か(蟋蟀:こおろぎ)
枯れ葉あり車の中に赤緑
蜘蛛の巣を掃いつ秋の竹の藪
秋桜は小さな棚田の畦に咲く
秋晴れに苗木の並ぶ籠の中
植樹祭新藁渡すみなの笑み
秋釣りも悪いニュースは遠ざけず
空に溶け少しが残る鰯雲
柿の実の歩道に落ちし痕ありき(痕:あと)
秋の午後バトミントンの羽根の飛ぶ
晴れ着の子銀杏の下の七五三(銀杏:いちょう)
狂い咲き桜朝顔秋いずこ
鱒の子は紅葉の小舟かくれんぼ(紅葉:もみじ)
枯葭にスケッチブック子らの声(枯葭::かれよし)
ハナミズキ赤さ眩しきまろい実よ
サルビアの秘かに咲きし花壇かな
秋薔薇石膏乙女を守り咲き(秋薔薇:あきそうび)
楓の葉ところどころに紅をさす
子どもらはみんなの子ども七五三
我か彼誰ぞ蜜柑をもぎらんか
冬の風ロックンロールは死ににけり
枯野原死んだ人のみ正しけり
冬の空どこもかしこも壁ばかり
紅葉濡れ寺の鐘の音朱に染まん(紅葉:もみじ)
ケーブルカー銀杏黄葉は窓に付く(銀杏黄葉:いちょうもみじ)
けぶる霧阿夫利の社光る梁
狂人はこの世動かし年暮れぬ
単線のすすきはみ出し絵のチョーク
静かなり多摩川岸辺冬枯れて
冬の夕古き校舎は時越えん
どこからか中洲のすすき烏の子
寒椿土方歳三過去の夢
未だ続く狂人の暗き冬の雲(未だ:まだ)
灯油売りオルゴールの音冬初め(音:ね)
無関心冬より寒き続く空
冬来ずも冬より寒きニュースなり
分離体続くよ続く寒椿
反射炉は冬徳川家夢始末(徳川家:とくせんけ)
冬の午後いつも松崎静かなり
曇り空見えぬ夕日に冬惜しむ
木枯しの吹かぬ鈴の音夢なのか(音:ね)
川原に真っ赤な桔梗の実が一つ
落葉無き玉砂利の道風清む
冬杉の森の陵墓に頭垂れ(頭:こうべ)
一本の寒椿青い空の下
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


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