えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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うらたんざわ渓流釣場の自然渓流エリアであるヤマメクラシックⅡで尺越え(30センチオーバー)の山女魚を釣った。写真を撮ろうと、魚から小さな赤い蟻に似せた毛鉤を外し、ぼくがじたばたしていると、魚はランディングネットから逃げていったので、写真はない。速い流れ込みのところで山女魚は虫を取ろうと激しく泳いでいた。山女魚と虹鱒は同じ仲間の生きものなのに、まったく別の性質を有しているのを実感。虹鱒がライオンならば、山女魚はチーターのようだ。ぼくは釣った魚はすべて放つから、一魚一会は一期一会なのだ。梅雨の間の晴れた渓流での劇であった。そこで一句。

 山女魚跳ね梅雨の幕間の青空や
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高円寺・座へ『日韓琉鎮魂のまつり』を見に行きました。ぼくの見た演目は琉球舞踏「稲まずん」と「浜千鳥」、韓国伝統芸能パンソリ「水宮歌」、新作能「望恨歌」。新作能のシテの清水寛二さんの舞いの見事で凄みすら感じてしまいました。韓国、沖縄、日本とそれぞれに少しづつ違っていながら、エトスの奥深くは極東アジアの何かでつながっていることを実感いたしました。
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昔からビッグバンドとかスウィングジャズが好きで、レコードやCDをよく聴いていたのだけれど、ライブは見たこともなく、初めてのビッグバンドのライブを見ようと、ビルボードライブ東京に参りました。Gentle Forest Jazz Bandというコンダクターを含めて21人の大所帯のバンドのど迫力の素晴らしさを堪能しました。その中の3人組のGentle Forest SistersがAndrew Sistersみたいで、ぼくをありし日の終戦直後のボールルームに連れていってくれるようでもありました。思わず、サイン入りの最新のCDを買ってしまったのはいうまでもありません。
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アグニエシュカ・ホランド監督の『人間の境界』を見ました。原題は「緑の国境(Green Border)」。ポーランドとベラルーシの国境線を行きかう難民の過酷な行程を追った物語でした。ベラルーシからポーランドに国境を越えれば、ベラルーシに鉄条網を越えて、おし返され、ベラルーシでは、またポーランドに返され、ただ人として生きようとしていた人たちが、ぼろぼろになるまで傷つけられ、亡くなっていく子どもすらいるという、過酷な世界の現実を突きつけられたような気がしました。難民にもいろんな人がいます。アフガニスタンの人、トルコのクルド人、シリアの内戦を逃れた人、アフリカの人、などなど。難民以外に、人権のために身をていする活動家、国境を警備する兵士、警備兵のカウンセリングをする精神科の医師、それらの複眼の視点で物語は進んでいき、モノクロの画面から目が離せません。ぼくの大好きなポーランドの巨匠であるアンジェイ・ワイダ監督のいくつかの映画(『地下水道』や『鉄の男』など)をぼくはいつしか思い出していました。後日談として、ヨロッパに横たわる人種差別、肌の色による差別、民族差別が暗示されます。国家が暴力でもって人をなぶりものにし、隔てるこの世界の現実にいつ変化は訪れるのだろう?

映画『人間の境界』公式
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月川翔監督の『ディア・ファミリー』を見ました。大泉洋さんが主演の町工場の社長の役をし、菅野美穂さんがその妻を演じております。見ているうちに映画の中の夫と妻と福本莉子さん、河栄李奈さん、新井美羽さんの三人の娘が本当の家族に見えてきます。心臓のカテーテルにこんな開発の話があるのなんて知りませんでした。実話をもとにしたフィクションということです。町工場で開発され、製造されたカテーテルによって、その後、世界で17万人の人の命を救うこととなる。もの作りの国、日本の小さな町工場と家庭を舞台にした物語で、家族への愛が普遍への愛にまでなっていきます。感動しました。

映画『ディア・ファミリー』公式サイト
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新宿末廣亭令和六年六月中席昼の部に参りました。

末廣亭に行く前にベルグに寄り、ソーセージを食べながら、白ワインをひっかけるのがぼくの定番。

末廣亭で見た演目を書き出してみます。前座の春風亭昇ちくくんの「弥次郎」、二つ目の桂鷹治くんの「スライダー課長」、春風亭昇々師匠の「指定校推薦」、鏡味味千代師匠の大神楽、三遊亭愛楽師匠の「寿限無」、笑福亭里光師匠の「手水廻し」、国分健二さんの漫談、滝川鯉朝師匠の「夏どろ」、桂右團次師匠の「金明竹」、林家今丸師匠の紙切り、桂信治師匠の「あくび指南」、笑福亭鶴光師匠の「西行鼓ヶ滝」で仲入りです。十代目桂文治についての座談会があり、ナオユキさんの漫談、桂米二師匠の「代書屋」、柳家蝠丸師匠の「山号寺号」、D51のコント、主任の桂文治師匠の「禁酒番屋」。

とても印象に残ったのをいくつか。滝川鯉朝師匠の「夏どろ」では、泥棒もいい人で微笑ましい。笑福亭鶴光師匠の「西行鼓ヶ滝」。笑福亭鶴光師匠の古典落語にして人情噺を、初めて聴きました。笑いのつぼを知りつくした鶴光師匠の噺は面白い。桂文治師匠の「禁酒番屋」を聴きながら、笑って、笑って、江戸の世っていうのは、それほど武士が威張っていなかったのかもしれないなどと思います。

その後、中村屋でカレーを食べて、初めて食べる中村屋のカレーがとても美味しい。中村屋の創業者はインド独立の父にして、日本に亡命したラス・ヒバリ・ボースにカレーを教わったという。頭山満率いる福岡の右翼の政治結社、玄洋社が命を助けたアジアの革命家、民族独立の運動家が四人いて、一人は中国の孫文で、一人はラス・ヒバリ・ボース、一人はベトナムのファン・ボイ・チャウ、一人は朝鮮の金玉均でありました。おっと脱線してしまった。

やはり、今日の寄席もパラダイスでした。
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最近できた喜楽里別邸・横浜青葉店に行ってみました。岩盤浴というのもあって、初めて経験してみました。サウナとういのは苦手で、こういうのは自分には合わないらしいと思い敬遠していたのだけれど、500円の追加料金を払い、「温熱房」と名付けられたコーナーに、それ専用の速乾性の服を着て入ってみました。暑い部屋に入り、たくさんの汗をかき、冷たい部屋に入り、体を冷やし、普通の温度のリラクシングルームで寝そべり、うたた寝します。がぶがぶと水を飲みながらの、この繰り返しが気持ちよかったです。後で調べるとサウナな80℃以上になるのだけど、岩盤浴はあがってせいぜい50℃ぐらいだそうで、体の芯からあたたまり、出てくる汗も、サウナの汗腺からの汗ではなくて、皮脂腺からの汗で、質が違い、デトックス効果も高いそうです。(まわしのか?)サウナが苦手の方もいかがでしょう?
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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