えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

entry_top_w.png
手に出来たプツプツが辛くて、ついに近所の皮膚科のクリニックに行きました。診断は汗疱・異汗性湿疹だそうです。早く行っておけばよかった。原因は不明で、金属アレルギー、アトピー素因、ストレス、多汗症、避妊薬、喫煙などの関連性が認められることもあるそう。ストレスですか? やっぱ、失恋による心身症かもしれません。みなさん、医師には早くかかりましょう。けれど、この病気を治せるのは、本当は、あの娘、Lady Doctorしかおりません。医師の資格はいらなくて、やさしい心があればいいのさ。で、こんなメンフィス・ソウルを思い出しました。

entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
こんな夢を見た。ぼくはある女の人の家に遊びに行く。玄関を上がると居間があり、その女の人は、明日、ライブだよ、練習しているんだ、と言って、ある男の人のピアニストが弾くKORGの電子ピアノに合わせて、歌の練習を始める。ぼくは煙草が吸いたくなり、彼女に、煙草が吸いたいんだけど、言うと、隣の部屋に灰皿があるよ、と彼女は言う。襖を開けると隣の部屋があり、そこに布団が敷いてあり、その布団の近くに灰皿がある。ぼくは煙草を吸い、吸い終わると居間に戻る。彼女は歌の練習をしてるのをぼくは聞いている。ぼくは、煙草の火をちゃんと消したかな、と思い、隣の部屋に戻ると、煙草の火の燃えカスが布団に移り、布団がちりちりと燻り燃えている。ぼくは、布団を叩いて、その燻りを消すが、大変なことをしてしまったと思い、このまま黙っておこうか、と考える。そんなことをしても不誠実だし、必ずばれるので、このことをちゃんと言おうと思い、隣の居間に行こうとする。その時、ぼくはこれは夢なんだと気づき、目覚めようと思う。

そこで目が覚めた。ぼくは夢を見ていて、嫌な夢だったりすると、あっ、夢なんだと夢の中で思い、しかも目覚めなきゃとも思い、目が覚めることがしばしばあるのです。もしかして、人生が終末を迎える時、これは人生なんだと思い、目覚めようと思うのでしょうか? もちろん、ぼくにはまだその経験はありませんが。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

小川三夫さんが語り塩野米松さんが聞き書きした「棟梁 技を伝え、人を育てる」を読了しました。いいこと、ためになることがいっぱい書いてありました。

ぼくは、若いころ、なりたかった職業があって、ミュージシャンとか小説家、それから、古文書や古美術の修復師、そして、宮大工だったのです。もしかして、この本を読んで、宮大工には無理だったのかもしれませんが、何度も出てくる、見習いのころとかは特にそうだという、仕事にひたるということについては、自分がプログラマーをし始めたころを思い出しました。プログラマーし始めた二年間ぐらいは、物覚えが悪く要領の悪い人より劣っていたぼくは、寝ても覚めてもプログラミングのことが頭から離れず、いつもそのことばかり考えていました。本当ですよ。

人を育て技術を伝承するために小川三男さんが創設した寺社建築専門の建設会社「鵤工舎」が手がけた建築物が巻末にたくさん載っていますが、横浜にもあるもよう。弘明寺の修復を手がけているようです。今度、行って、散歩してこようかな。







entry_bottom_w.png
entry_top_w.png


レンタルDVDでジョン・ファヴロー監督の「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」を見ました。本当に楽しい映画は心温まるロード・ムービーでもありました。

主人公、ジョン・ファヴローが演じるカールの料理をしているシーンをを見ているだけで楽しい。そして、ラテンの明るさの元妻を演じるソフィア・ベルガラの美しさ。そこに、いかにも今風の子役を演じるエムジェイ・アンソニー、カールの友だちのコックを演じるジョン・レグイザモ、さりげなく家族の絆やら友だち同士の友情も描かれます。

ぼくの大好きなごきげんな音楽もたくさんかかって、おいしい料理のあるところには、すてきな音楽がつきものかもしれなくて、もしかして、コックとミュージシャンってどこか似ているところがあるのかもしれません。

たわいのない話ともいえるのだけど、ラストのハッピー・エンドにニコニコの笑みがこぼれてしまいました。

映画シェフ 三ツ星フードトラック始めました | オフィシャルサイト
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
河合隼雄さんの著した「深層意識への道」を読了した。今は亡き河合隼雄さんが、自分の人生を振り返りつつ、その時その時で、どんな本を読み、どんな感銘を受けたかを語ったものでした。こういう本を読むと、この本で紹介されている本のすべてが読みたくなるというこまったものでもあります。そいいえば、佐野洋子さんの絵本「100万回生きたねこ」などの生涯、忘れられない名作をぼくは河合隼雄さんの本から教わったようなのです。

臨床医、治療者としての苦しみや困難さもたくさん語られています。毎日毎日、自殺したい、誰かを殺したいといような人の話を聞くそうです。そんな中でコスモロジー(cosmology)とパフォーマンス(performance)ということが両軸として大切だということで、とてもか印象に残りました。コスモロジーとは自分もその世界に入ってそのなかの一人として全体を見るということだそうで、パフォーマンスとは自分がやらなくてはいけないということだそうです。他にも宝石のような発想が平易な言葉で述べられているのですが、この書のぼくの思う白眉の文章を引用させてください。

「たとえば誰かが来て、「ねぇ、あなた、私はこうしているのだけれど、あまり人の役に立たないし、死んだほうがましと思うわ」と言うのを、「うーん」と聴くのは大変ですよ。だいたいは、「そんなことないよ。あなたは役に立っているよ。しっかりやってね。じゃあ、さようなら!」とか言って、ものすごく励ましているように思うけど、要は「さよなら!」と言うてるんです。そのときに、さよなら言わずに、「死んだほうがまし」「あ、そう」と言っていたら、まだ続きます。そこをじっと一緒にいたら、その人が生きるほうに帰るのですが、帰ってくるあいだのリミナリティの世界に一緒に住んで時間を過ごすのは、ものすごいエネルギーのいる仕事です」

この文に出てくるリミナリティ(liminality)とは、人類学者ターナーの用語で、日常生活の規範から逸脱し,境界状態にある人間の不確定な状況をさす言葉だそうです。いつの間にか、ぼろぼろになっていたぼく自身もそこにはいる、もしくは、いたような気がして、しかも、この前、見て感動した映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」ともぼくの中でシンクロしているように思え、これを読んで、少しだけ傷つくのが怖くなくなったような気がしました。






entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
梅の花は散り、すっかり若葉をしげらせていますね。

御神籤の言葉、その和歌は神さまが詠んだものなのでしょうか。とても美しい。このまえ、町田天満宮でこんな素敵な御神籤をいただきました。そして、ちょっとぎくりともしたのです。みなさまにもご多幸あれ。

「第四十一番 御神籤

さびしさに
何とはなくて
来(き)て見れば
うれし桜(さくら)の
花ざかりかな

運勢 大吉」

ゆめゆめうたがふことなかれ
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
こんな夢を見た。とあるキャンプ場にぼくはいる。こだちにかこまれた大きな広場があって、そこに輪になって、たくさんの知らない人たちが集まっている。ぼくもその輪に入ると、左の隣にみず色のワンピースを着た黒くて長い髪をしたとてもきれいな女の人がいる。何かのオリエンテーションの始まるところみたいだ。遅れてやって来たぼくに彼女は何かあったんですかと尋ねる。ぼくは何もありませんと答えると、彼女はそれはよかったですねとぼくに微笑む。彼女は少し声を大きくして、集まっているみんなに、今日の予定をお話ししますと言って話し始める。

そこで目が覚めた。とても穏やかで幸せな気持ちになっていました。そして、空の上の河合隼雄先生から、こう言われた気がしたのです。当分は私のカウンセリングは要らないのと違いますかな。ならいいのですが。そしてぼくは続けます。単純なことを複雑にしてはいけませんよね。河合先生はこう言います。複雑でも単純でもいいんとちがいますか。ぼくは、どうしてですかと尋ねました。河合先生はこんなことを言います。今日はいい天気や、おはよう。
entry_bottom_w.png
<< 前のページ 次のページ >>
[266]  [267]  [268]  [269]  [270]  [271]  [272]  [273]  [274]  [275]  [276
plugin_top_w.png
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
4 7
12 13
16 18 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
えいちゃんのお奨め

ライブのお知らせ

ぼくのTwitter

plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新コメント
[05/19 Pg Soft]
[05/04 ペコ]
[12/23 ロンサム・スー]
[07/27 gmail account]
[08/29 えいちゃん]
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
ブログ内検索
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新トラックバック
plugin_bottom_w.png
Copyright えいちゃん(さかい きよたか) by えいちゃん All Rights Reserved.
Template by テンプレート@忍者ブログ