えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
明治大学でドイツ文化史や映画について教えておられるらしい瀬川裕司さんの著した「『サウンド・オブ・ミュージック』の秘密」を読んだ。ロバート・ワイズ監督、ジュリー・アンドリュース主演の名作「サウンド・オブ・ミュージック」をことこまかに解き明かした本です。
いろんなシーンがこういう成り立ち方をしているというようなことなどがこれでもかこれでもかと書かれていて、瀬川裕司さんの「サウンド・オブ・ミュージック」への愛を感じてしまった。というぼくもこの映画「サウンド・オブ・ミュージッ」こそ、これまでの長いのだか短いのだかわからない生涯に見た映画の中で不動の一位なのだ。
ちなみに、二位からは、フェデリコ・フェーリーニの「道」、ヴィム・ヴェンダースの「パリ・テキサス」、チャーリー・チャップリンの「独裁者」、小津安二郎の「秋刀魚の味」などがつづくのだけど、二位以下の順位は季節季節で変わったりします。
とまれ、「サウンド・オブ・ミュージック」を初めて見たのが小学生のころで、相模原市の市民会館で優良映画鑑賞会というのが月に一回、当時でも格安の三百円という料金で開催されていたのだ。もう一度大きな画面でこの映画を見てみたいと願いつつ、「『サウンド・オブ・ミュージック』の秘密」のあまりにマニアックなおもしろさに惹きこまれれ、一気の読んでしまったのでした。なんとこの映画にはモデルとなった家族すらあったのですね。知りませんでした。
それから、ぼくがロックとかの外国の音楽に魅かれていったその原点がもしかして「サウンド・オブ・ミュージック」というミュージカル映画にあったのかもしれません。
いろんなシーンがこういう成り立ち方をしているというようなことなどがこれでもかこれでもかと書かれていて、瀬川裕司さんの「サウンド・オブ・ミュージック」への愛を感じてしまった。というぼくもこの映画「サウンド・オブ・ミュージッ」こそ、これまでの長いのだか短いのだかわからない生涯に見た映画の中で不動の一位なのだ。
ちなみに、二位からは、フェデリコ・フェーリーニの「道」、ヴィム・ヴェンダースの「パリ・テキサス」、チャーリー・チャップリンの「独裁者」、小津安二郎の「秋刀魚の味」などがつづくのだけど、二位以下の順位は季節季節で変わったりします。
とまれ、「サウンド・オブ・ミュージック」を初めて見たのが小学生のころで、相模原市の市民会館で優良映画鑑賞会というのが月に一回、当時でも格安の三百円という料金で開催されていたのだ。もう一度大きな画面でこの映画を見てみたいと願いつつ、「『サウンド・オブ・ミュージック』の秘密」のあまりにマニアックなおもしろさに惹きこまれれ、一気の読んでしまったのでした。なんとこの映画にはモデルとなった家族すらあったのですね。知りませんでした。
それから、ぼくがロックとかの外国の音楽に魅かれていったその原点がもしかして「サウンド・オブ・ミュージック」というミュージカル映画にあったのかもしれません。
できたら拡散してください。JR横浜線古淵駅近くのAEONのペットショップに柴犬が格安の3万円で売られています。子犬としてやってきてもう成犬に近い。本当かどうかはわからないのだけれども、ペット業界の暗い噂も聞くことがあります。ぼくは一緒に暮らしている両親が高齢で飼うことはできないのだけど、誰かこの柴犬を買って飼ってくれる人はいますまいか?
会社帰りに映画館に寄り、クリント・イーストウッド監督の「ハドソン川の奇跡」を見た。事故のあった航空便をハドソン川に水面着陸させ、乗客、155名の命を救ったた奇跡のような史実を描いていた。
主役である機長、サリー・サレンバーガー演じるトム・ハンクスが本当にかっこいい。最近のトム・ハンクスを見ると、ぼくは二人のアメリカ映画を支えた名優、ジャック・レモンとジーンハックマンを思い出してしまう。「チャイナ・シンドローム」のジャック・レモン、そして、「フレンチ・コネクション」や「ミシシッピー・バーニング」のジーン・ハックマンです。
さて、「ハドソン川の奇跡」にもどり、はらはらどきどきする映画を見ながら、機械とかコンピューターではなしに、人間を人間たらしめているものって何だろうかなどと考えてしまう。おもしろかった。
映画『ハドソン川の奇跡』オフィシャルサイト - ワーナー・ブラザース公式サイト
主役である機長、サリー・サレンバーガー演じるトム・ハンクスが本当にかっこいい。最近のトム・ハンクスを見ると、ぼくは二人のアメリカ映画を支えた名優、ジャック・レモンとジーンハックマンを思い出してしまう。「チャイナ・シンドローム」のジャック・レモン、そして、「フレンチ・コネクション」や「ミシシッピー・バーニング」のジーン・ハックマンです。
さて、「ハドソン川の奇跡」にもどり、はらはらどきどきする映画を見ながら、機械とかコンピューターではなしに、人間を人間たらしめているものって何だろうかなどと考えてしまう。おもしろかった。
映画『ハドソン川の奇跡』オフィシャルサイト - ワーナー・ブラザース公式サイト
こんな夢を見た。ぼくはどこかのライブ会場にいる。立食のパーティー会場にもなっていて、古友だちがたくさん来ている。ぼくがある友だちと話していると、入口から死んでしまった友だちが歩いて来て、ぼくに近づいて来る。ぼくも、あっとお思い、彼に近づき挨拶をする。よっ、久しぶりと声をかけ、右手と左手の両手をあわせて、握手をする。友だちは見たこともないような無精髭をはやし、少し疲れた風なのだけど、確かに彼なのだ。けれど、少し目をはなしたすきに彼は姿を消して、いなくなっている。隣にいた友だちに今の見たか、来ているんだよと声をかけると、確かに見た、見た、来ているんだねと答える。しばらくして、ぼくはパーティー会場を歩き、別の友だちにそのことを話すと、その友だちも、おれも見た、見た、きているんだよと答える。すると、どこから、えいちゃんとぼくを呼ぶ声がし、ぼくは声のした方に歩いて行く。彼の姿は見えない。ぼくは見えない姿に手をさしのべてみる。人の形にかすかに暖かい。来ているんだとぼくは思う。
そこで目が覚めた。その友だちが旅立ったのはちょうど今ごろの季節だったっけと思い出した。
そこで目が覚めた。その友だちが旅立ったのはちょうど今ごろの季節だったっけと思い出した。
ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞したよ。なんだか、うれしい。ロックン・ロールとかフォークとかブルーズとかの決して芸術としては評価されない音楽を好きでずっと聞き続けてきたぼくにも喜びはひとしおなのです。国を越えて、世界に(ジョン・レノンも歌っていた)ロックン・ロール・ピープルはどれぐらいいるのだろう?
ちょっと昔、バンドでディランの"Knockin' On Heaven's Door"を反戦歌のつもりで意訳して歌っていた。けれど、それだけではないんだよ。歌とか音楽というのはきみの感じるままに感じればいいだけ。百人の聞く人がいれば、一つの音楽も百通りの歌になるんだよ。
♪♪♪
母さん、このバッチをはずしておくれ
ブリキのがらくたみたいに感じるんだ
暗い雲があたりにせまってきて
もうどこにも逃げられそうにないのさ
天国のドアをノックしているみたいだ
天国のドアをノックしているみたいだ
天国のドアをノックしているみたいだ
天国のドアをノックしているみたいだ
父さん、この銃を受け取っておくれ
もう誰も撃ち殺したくないのさ
黒い水がそこらにあふれてきて
もうどこにも逃げられそうにないのさ
天国のドアをノックしているみたいだ
天国のドアをノックしているみたいだ
天国のドアをノックしているみたいだ
天国のドアをノックしているみたいだ
(大統領も、その門番も、報道官も
みえすいた嘘を空からわめいている
俺の小隊はどこへ行ったんだと
ひからびた兵士が血を吐いてうめいている)
天国のドアをノックしているみたいだ
天国のドアをノックしているみたいだ
天国のドアをノックしているみたいだ
天国のドアをノックしているみたいだ♪♪♪
ボブ・ディランってさ、ぼくにとって、ずっと年の離れた兄ちゃんみたいにも感じていたりして、だから、こんなぼくの歌もボビーは許してくれるよね。
テレビ放送されるだろう今年のノーベル賞の授賞式が楽しみです。
ローリング・ストーンズの次のアルバムがブルーズのカヴァー・アルバムなのだそうだ。楽しみです。
もしかして、ミック・ジャガーとキーズ・リチャーズは長い、ながーい旅の果てに、もといたわが家にもどって来たのだろうか。ブライアン・ジョーンズのいたころの初期のローリング・ストーンズも、のちのストーンズに劣らず、すばらしかったのは「サティスファクション」みたいなヒット曲もあるけれど、それよりも、ブルーズへの、特にマディー・ウォーターズやリトル・ウォルターらのシカゴ・ブルーズへの愛に満ちていたからだともいえる。
などと、あれこれと思いをめぐらせば、1980年に出された"Tatuu You"というアルバムに入っていた"Black Limousine"というオリジナル・ナンバーのブルーズを思い出した。名曲というのは現在や過去を歌いながらも、未来も歌っているのかもしれないと慄然としてしまう。ミック・ジャガーとキース・リチャーズが何の血も繋がっていない兄弟みたいなものだとしたら、ロックンロールとブルーズはふたごのようなものかもしれない。夢からも悪夢からも覚めて、よう、ひさしぶりって、二人は挨拶しているのかも。意訳してみました。
♪♪♪
おれたちはいろんなところでリムジンで乗りまわしていたっけ
おまえは白い服を着て、おれはグリーンの服を着て、おれたちはとってもいかしていた
すべては狂った夢の中で
飲みあかしたり、踊りあかしたりしていたのさ
おまえの顔を見てみろよ、おまえとおれを見てみろよ
通りを歩いているおまえを見て、おれはこわくなった
まるで生きているのに、死んでいるみたいだぜ
おまえは何も変わっちゃいないし、何も話してもくれない
おちぶれて、遭難して、海岸で潮に洗われているだけ
おまえの顔を見てみろよ、おまえとおれを見てみろよ
おれたちは一つのペアで、一つのチームで、輝いていた
おれたちはでっかいリムジンをのりまわしていたっけ
そんな夢もどこかへ行ってしまい
もう見ることのない夢には鍵をかけてしまったんだ
おまえの顔を見てみろよ、おまえとおれを見てみろよ♪♪♪
もしかして、ミック・ジャガーとキーズ・リチャーズは長い、ながーい旅の果てに、もといたわが家にもどって来たのだろうか。ブライアン・ジョーンズのいたころの初期のローリング・ストーンズも、のちのストーンズに劣らず、すばらしかったのは「サティスファクション」みたいなヒット曲もあるけれど、それよりも、ブルーズへの、特にマディー・ウォーターズやリトル・ウォルターらのシカゴ・ブルーズへの愛に満ちていたからだともいえる。
などと、あれこれと思いをめぐらせば、1980年に出された"Tatuu You"というアルバムに入っていた"Black Limousine"というオリジナル・ナンバーのブルーズを思い出した。名曲というのは現在や過去を歌いながらも、未来も歌っているのかもしれないと慄然としてしまう。ミック・ジャガーとキース・リチャーズが何の血も繋がっていない兄弟みたいなものだとしたら、ロックンロールとブルーズはふたごのようなものかもしれない。夢からも悪夢からも覚めて、よう、ひさしぶりって、二人は挨拶しているのかも。意訳してみました。
♪♪♪
おれたちはいろんなところでリムジンで乗りまわしていたっけ
おまえは白い服を着て、おれはグリーンの服を着て、おれたちはとってもいかしていた
すべては狂った夢の中で
飲みあかしたり、踊りあかしたりしていたのさ
おまえの顔を見てみろよ、おまえとおれを見てみろよ
通りを歩いているおまえを見て、おれはこわくなった
まるで生きているのに、死んでいるみたいだぜ
おまえは何も変わっちゃいないし、何も話してもくれない
おちぶれて、遭難して、海岸で潮に洗われているだけ
おまえの顔を見てみろよ、おまえとおれを見てみろよ
おれたちは一つのペアで、一つのチームで、輝いていた
おれたちはでっかいリムジンをのりまわしていたっけ
そんな夢もどこかへ行ってしまい
もう見ることのない夢には鍵をかけてしまったんだ
おまえの顔を見てみろよ、おまえとおれを見てみろよ♪♪♪