えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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「慨世の遠吠え 強い国になりたい症候群 内田樹 対談 鈴木邦夫」を読了した。かたや思想家、かたや活動家のお二方の共通点は武道家であることらしい。このお二方、天下国家についても論じているけれど、合気道のことも一章、五十頁をさいて話し合っていて、それが一番、ぼくにはおもしろかった。

内田樹さんいわく、合気道には「戦わない教え」というのがあるらしく、神戸に自らの道場を持ち師範も務める内田さんが大先生と呼ぶ合気道の開祖、植芝盛平は先の大戦で兵士たちに合気道を教えて欲しいと軍部に頼まれ、それをきっぱり断り、戦中は自らの意志で武道の世界から離れてしまっていたらしい。そういう人ってかっこいいと思う。

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こんな夢を見た。ぼくは友だち数人と海に行くことを話し合い、海に行く。その海の近くには友だちがオープンした喫茶店があるという。海に着くと、友だちの一人は早く泳ごうと言う。その喫茶店に着くと、そこは海に面した森の中で、窓からは木立を通して美しい青い海と美しい青い空が見える。みんなと談笑してつかの間の楽しい時をすごす。けれど、喫茶店は、いつの間にか、昔、ぼくがよく通っていて、今は行かないバーに変わっている。ぼくはそこで日本酒を頼む。店長が出て来て、ぼくに、ひさしぶり、と言う。ぼくは、ああ、と答える。すぐに、ぼくがその店を出ると、店長が追いかけて来る。ぼくは勘定を払っていなかった事に気づき、いくらですか、と尋ねる。三百五十円と店長は言い、ぼくは小銭で払う。店長は、また来なよ、と言い、バーに戻って行く。ぼくは少し歩き、バーに何か、忘れ物をしたように感じ、バーに戻る。奥の部屋まで見渡したが、忘れ物などない。カウンターの中には店員が来ている。その店員のぼくに向けられた殺意を感じるようで、ぼくは怖くなり急いでバーを出る。

そこで目が覚めた。このように夢は悪夢に変わることもあれば、悪夢が楽しい夢に変わることもある。ぼくは見果てぬ夢のしっぽを追いかけているみたいなのです。
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会社帰りの足でyamyちゃんが歌う「大人のためのプラネタリウム ~童謡と星空めぐり~」を見に神奈川工科大学厚木市子ども科学館コスモシアターに立ち寄りました。今の仕事先が愛甲石田でちょうど帰り道なのです。歌と演奏、星空に癒されました。

子どもの頃キャンプをして、見た、文字通り降ってきそうな満天の星空を思い出すと、プラネタリウムの星もゆらゆらと揺れはじめていました。そんな星の光が遠い遠いところから、何年も何十年も何百年もかけて届いていて、ぼくたちが見ているのは、そんな遠い遠い過去の光だなんて不思議だなぁ。そんな何年も何年もかけて届けられるものもあるんですね。
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国がちんぴらどもに乗っ取られているようで、胸が痛い。そこで気が付いた、愛国心など無縁だと思っていたのだけど、ぼくにも恋闕にはほど遠いカケラの愛国心のようなものがあるのかもしれない。

高き屋にのぼりて見れば煙立つ
民のかまどは賑わいにけり

この和歌は、かまどの煙を見て、常に人々の安寧を気づかう仁徳天皇の御製だそうです。

東洋経済オンラインに載っていた内田樹さんのインタビューをご紹介します。

内田樹、「僕が天皇に敬意を寄せるわけ」 | GQ JAPAN | 東洋経済オンライン

あっ、気が付いたら、夜明けだ。
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サラヴァ東京で民謡クルセイダーズを見ました。久保田麻琴さんがプロデュースした「民謡クルセイダーズの夜」とタイトルされたコンサートで、民謡クルセイダーズはいろいろなラテンのリズムに乗せて日本の民謡を演奏し、本格の正調民謡を不動のメインシンガーのフレディーさん(フレディー・マーキュリーが好きだそうです)が歌唱し、久保田麻琴さんがコンソールの前に座り、生演奏をミックスダウンします。

なるほど、プロフェッショナルはこんな音作りをするのかと思いました。真琴さんは低音を限界まで上げていました。どのぐらい限界かというと、かろうじて音が歪まないぐらいの限界までです。すると、ベースの音は前からも後ろからも響いて、みんな、踊ってしまう。あー、なつかしい、そんなダンスフロアーの音を久しぶりに聞いてしまい、踊ってしまった。

麻琴さんはいそがしそうに、ヘッドフォンを付けずに、スピーカーから流れてくる生の音をたよりに、常にコンソールのバーを微調整しているみたいでした。管楽器3本、ボーカル2人、パーカッション3人、ギター、ベース、キーボードの大編成のバンドのすばらしい音でした。

それから、もえちゃんのキーボードが妙にはまっていましたよ。すごいセンスだ。

このバンドは楽しい。夏の夜の野外で見たい。もちろん、踊りながら。
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近ごろはめったに歌は作らない、できないのですが、昨日の夜はできたてほやほやの歌を歌いました。「夜の列車」という歌です。James Brownの歌う曲にも"Night Train"というのがあったけれど、夜が明けるまで列車は走って、夜が明けるまで、次の停車場とか駅なんてないのです。こんな詞です。

♪♪♪
おいらの列車が走ってゆく
暗い夜を走ってゆく
むらさきいろの煙を吐いている

おいらの列車が走ってゆく
暗い世界を走ってゆく
真っ赤な煙を吐いている

眠っちゃだめ、眠っちゃだめさ
眠っちゃだめ、眠っちゃだめさ
眠ればやつらにかわいいあのこをさらわれる

(interlude)

おいらの列車が走ってゆく
暗い時代を走ってゆく
黒くたなびく煙を吐いている

おいらの列車が走ってゆく
夜が明けるまでを走ってゆく
赤、白、黄いろの煙を吐いている

眠っちゃだめ、眠っちゃだめさ
眠っちゃだめ、眠っちゃだめさ
眠ればだれかにかわいいあのこをさらわれる

眠っちゃだめ、眠っちゃだめさ
眠っちゃだめ、眠っちゃだめさ
眠ればやつらにかわいいあのこをさらわれる

(repeat)♪♪♪
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今日のお昼は町田におりました。お天気なのに雨が降ってきて、天気雨、「狐の嫁入り」なのです。雨男のぼくには何かいいことがありそうなのです。雨が降れば、いいことがある。

黒澤明監督のぼくの大好きな映画「夢」にも「狐の嫁入り」の話が出てきますね。YouTubeで見つけてしまったよ。後で見ようっと。けれど、この映画はもう一回、映画館の大きなスクリーンで見てみたいな。名画座さん、お願いします。

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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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