えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

entry_top_w.png





神田の街を散歩した。ここら辺は、江戸の時代、下町の商いをする町人の町ではなく、武家屋敷が並んでいた山の手ではないかしら? たしか、歌舞伎座が下町と山の手のちょうど境界線にある建物だそうです。ちょっと蘊蓄話でした。

湯島聖堂、神田明神、ニコライ堂などをてくてく歩く。「江戸游」という立ち寄り湯でお風呂にも入り、夕食は神保町の「エチオピア」でのチキン野菜カレーがおいしかった。明治大学とか高層ビルになっているのに少しびっくり。神田明神では結婚式をしていて、新郎新婦がしずしずと赤い絨毯の上を歩いて行くのに、なぜか、ぼくも少し晴れがましい気持ちになりました。

夜にたどり着いたのは神保町のライブ・レストラン「楽屋」。B.B.キングやメリー・ウェルズも歌っている、スミちゃん、くるみちゃん、楓子ちゃんの三人娘による、ぼくの大好きな"Guess Who"を聴けたのには、うれしかったです。

entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
こんな夢を見た。ぼくは、どこかの知らない原っぱを歩いている。見渡すかぎりの草原の上には澄み渡った青空が広がっている。そこに四機の戦闘飛行機がやって来て、機体の小さな模様も見えるほどの低空飛行をしていて、危ないように感じ、どうしてあんなに低く飛んでいるのだろう、と思う。その四機は編隊で飛行をしていて、曲芸するかのように飛んでいるから、あれらはもしかしてブルーインパルスだろうか、東京のオリンピックも開催の時期が近づき、祝福に飛行をしているのかもしれない。そして、その四機が空の上で重なり合いピラミッドを二つ重ねた菱形を形作る。それが空の上で浮いている図にぼくは空飛ぶ円盤やUFO、未確認飛行物体のようだと思い、そうかもしれないとしばらくその不思議な空に浮かぶ物体を見ている。そして、再び、歩き始める。歩いていると眠くなり、草原に仰向けになって、横になる。薄目を開けていると、さっきの空に浮いていた菱形の、二つのピラミッドを下の面で合わせたかのような巨大な物体が、降りて来て、下の方の尖った部分でぼくの手の甲を掻いて、ぼくに何かをの合図を送るかのようなのだ。しばらくして、その空飛ぶ物体は去って行く。ぼくが目を開けて、手の甲を見ると、何かの引っ掻いた跡が赤くなって、けれども痛みは何もない。この赤い象形文字のような手の甲の線は何だろうとぼくは見つめている。

そこで目が覚めた。この前、夜の家への帰り道、米軍の飛行機が南から北にものすごい低空で飛んでいくのを見たのを思い出した。いくつもの赤や青や白ののライトを灯したその飛行機がUFOか何かのような気がしたけれど、それは飛行機なのだと合点していた。核戦争の不安からの解放の空に浮かんで見えるものがUFOだとカール・グスタフ・ユングは言っていたそうだ。そういえば、相模原などという厚木、座間、横田などのアメリカの基地に取り囲まれた、立ち入り禁止の有刺鉄線のある町に住むぼくには直接的に不安で、夢の中の青空には菱形の金剛界曼荼羅が浮かんでいた。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

この前、下北沢の小さな映画館で見た台湾の映画「星空」の原作の絵本を読んでみた。ジミー・リャオさんの描いた「星空」。映画とはまた違う美しい絵と美しい物語でした。

世界には身近にも美しいものがあるのに、それを知らないでいるのは口惜しいことだと最近、思うようになりました。ときたま、ぼくも夜の帰り道、星空を見上げます。





entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

澁澤龍彦の「高丘親王航海記」を読了した。奇想天外な話がとても面白く、ついには終章の「頻伽」で深く感動して、その読後の深い余韻は格別のものでした。自身が手にとることもなく逝ってしまい、これが辞世の本となったとは、澁澤龍彦、あっぱれです。語彙がとても豊富で、しかも、これほどに美しい日本語もないのではないでしょうか。

この本の物語の登場人物、高丘親王や藤原薬子、そして病床でこれを書き綴りつづけた澁澤龍彦といっしょに、ぼくも、この小説に出てくる魔法のような言葉を唱和せずにはおられないのです。

「そうれ、天竺まで飛んでゆけ。」






entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
こんな夢を見た。ぼくは会社か何かの泊まり込みの合宿か研修のようなものに参加している。内容は合宿のある町での勤労奉仕のようなことで、昼間は道の掃除とかどぶさらいのようなことをしなくてはならない。夕方になり、泊まる所に一同は戻って来る。昔あったような学校とか会社の寮か保養荘のような施設の中に集会所があり、そこに集まり夕会をしている。部長か課長のような人がぼくの近くにやって来て、明日の朝会では、遅れて参加することになったきみには何かスピーチをしてもらうよ、と耳打ちされる。そして、いつの間にか朝になっている。ぼくはスピーチをしなくてはならないはず。昨日の夕会とは違う前庭のような所で若い人の司会す朝会は、ぼくにスピーチの番が回ってくることもなく、あっという間に終わってしまう。拍子抜けしたぼくは、スピーチぐらいしたかったのにな、と少しだけ思う。

そこで目が覚めた。昔、会社の研修で小学校のトイレ掃除をするというのに参加したことがあったなぁ。NPO法人 日本を美しくする会|掃除に学ぶ会主催だったけかな? 一日中、トイレ掃除だけだった。反感もしなけりゃ共感もしないが、掃除って何か好きです。 この会を起こした鍵山秀三郎さんがカー用品のイエローハットの創業者で右翼だというのでツイッターで少し炎上していたな。右翼にも左翼にもつまらん人もいれば、立派な人もいるさ。夢から脱線してしまった。掃除の時間だよ。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
こんな夢を見た。ぼくは数人の友だちと寺か神社のような所にいる。一人の友だちがぼくたちを引率してやって来て、そこでぼくたちはいくつかの仕事をしなくてはならない。社務所のようなところで、引率する友だちに御神籤の棒を太くしたようなものの束が渡されて、一つの仕事が始まる前にそれを引かなくてはならないらしい。一本、引くと、そこには意味の分からない漢字が書いてある。そして、引き出しのたくさんある棚があり、意味の分からない漢字の書かれた筮竹のような棒のたばをそこに預けなくてはならない。棒の束を一つの引き出しに入れようとして、そこに信玄袋のようなものが入っているのに気付く。その引き出しはもう既に先に使われてしまっているらしい。別の引き出しを開けるとそこには何も入っていないので、そこに棒の束を入れようとする。

そこで目が覚めた。シンクロニシティ、意味のある偶然の一致ってあるのだろうか? 人生っていつのまにか束の中から一本の棒を繰り返し引いているようなことなのかも。神経衰弱気味の時、夢をたくさん見ます。そして、今、多分、回復期なのです。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
こんな夢を見た。ぼくは知らない町でバスに乗っている。木立の道を通り過ぎ、森の中のバス停が終点で、乗客はぼくも含めて、みんなそこで降りる。少し遠い所にどこかの会社の研究所らしき建物が見えて、みんな、そちらの方に歩いて行くのだけど、ぼくは脇の小さな森林に囲まれた細い歩道を楽器の入った3つの鞄を持って歩いて行く。しばらく歩くと、森の中にカンボジアかインドかにありそうな石造りの廃墟となった寺院のような、円形競技場のような建物に着く。ぼくはここでビデオ撮影をしてもらいながら、数人の友だちの前でささやかなコンサートをしなくてはならない。数人の友だちはもう到着していて、ぼくを待っていたらしい。ぼくは3つの楽器を鞄から取り出し、大きな石でてきた机の上に並べる。どれもシタールやハルモニウムのようなインド風の調べを奏でる音がする。一つの楽器はダルシマーやチターのような四角い木の箱の弦楽器で、それに歯車が付いている。一音、弦をつま弾くと、その楽器は音そのものを動力としつつ、楽器の歯車が建物の溝と噛み合い、ゆっくりと自走し、動き始める。

そこで目が覚めた。最近、澁澤龍彦の「高丘親王航海記」を読んでいて、今はカンボジアを旅する章で、それが夢に出てきたのだろうか? 夢の中で弾いた楽器はなんと吉祥な調べだったのだろう。

ゆめゆめうたがふことなかれ
entry_bottom_w.png
<< 前のページ 次のページ >>
[217]  [218]  [219]  [220]  [221]  [222]  [223]  [224]  [225]  [226]  [227
plugin_top_w.png
カレンダー
08 2025/09 10
S M T W T F S
2 3
7 8 11 12 13
15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
えいちゃんのお奨め

ライブのお知らせ

ぼくのTwitter

plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新コメント
[05/19 Pg Soft]
[05/04 ペコ]
[12/23 ロンサム・スー]
[07/27 gmail account]
[08/29 えいちゃん]
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
ブログ内検索
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新トラックバック
plugin_bottom_w.png
Copyright えいちゃん(さかい きよたか) by えいちゃん All Rights Reserved.
Template by テンプレート@忍者ブログ