えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

大岡昇平が編纂した岩波文庫版の「中原中也詩集」を読んでいます。
この前、レンタルDVDで見た映画「野のなななのか」で常盤貴子さんが演じた清水信子が愛読していたたった一冊の本が中原中也の「山羊の歌」であったことから、再び読んでみたくなったのです。あー、大林宣彦監督も中原中也が好きであったのか。
この詩人に初めて出会ったのは高校生のころ、好きでよく聞いていた友川かずきさんのアルバム「俺の裡で鳴り止まない詩」がまる一枚、中原中也の詩を歌ったものだったのです。そのころから、中原中也の詩を思い出してはよく読んでいます。「野火」や「レイテ戦記」を書いた戦後文学のまぎれもない文豪であった大岡昇平は友だちであった詩人への敬意を隠そうともせず、岩波文庫版での解説も、とても読み応えのあるものになっています。ぼくは、これからも、何度も中原中也の詩を読むでしょう。
この前、レンタルDVDで見た映画「野のなななのか」で常盤貴子さんが演じた清水信子が愛読していたたった一冊の本が中原中也の「山羊の歌」であったことから、再び読んでみたくなったのです。あー、大林宣彦監督も中原中也が好きであったのか。
この詩人に初めて出会ったのは高校生のころ、好きでよく聞いていた友川かずきさんのアルバム「俺の裡で鳴り止まない詩」がまる一枚、中原中也の詩を歌ったものだったのです。そのころから、中原中也の詩を思い出してはよく読んでいます。「野火」や「レイテ戦記」を書いた戦後文学のまぎれもない文豪であった大岡昇平は友だちであった詩人への敬意を隠そうともせず、岩波文庫版での解説も、とても読み応えのあるものになっています。ぼくは、これからも、何度も中原中也の詩を読むでしょう。


こんな夢を見た。ぼくは森の中にある野外のコンサート会場の立ち見の客席にいる。ステージにバンドが登場する。バンドはぼくが若いころ、ライブハウスによく足を運んでいたフールズ。あのころのメンバー、ギターの良、ベースのカズ、ドラムスの佐瀬さん、そして、ボーカルの耕だ。耕はアカペラてボブ・マーレイの「ゲット・アップ・スタンド・アップ」を歌い始める。
Get up, stand up
Stand up for your rights
Don't give up the fight
耕はみんなに連呼するようにその歌詞を歌いつづけるのだけど、それはいつしか連呼ではなく、連祷のようにも聞こえ、ぼくもその詞を口ずさみ始めると、回りのみんなも歌い始めている。会場中が、祈り、自分たちを鼓舞するかのように合唱で包まれていく。
そこで目が覚めた。ボブ・マーレイの"Get Up, Stand Up"と"No Woman No Cry"は間違いなく名曲で、ぼくも大好きだよ。きっと、あまりにひどい世界にボブの涙が慈雨のように降ってくるのです。
Get up, stand up
Stand up for your rights
Don't give up the fight
耕はみんなに連呼するようにその歌詞を歌いつづけるのだけど、それはいつしか連呼ではなく、連祷のようにも聞こえ、ぼくもその詞を口ずさみ始めると、回りのみんなも歌い始めている。会場中が、祈り、自分たちを鼓舞するかのように合唱で包まれていく。
そこで目が覚めた。ボブ・マーレイの"Get Up, Stand Up"と"No Woman No Cry"は間違いなく名曲で、ぼくも大好きだよ。きっと、あまりにひどい世界にボブの涙が慈雨のように降ってくるのです。


こんな夢を見た。ぼくはスペインかどこかのリーグのサッカーの試合をテレビで見ている。ちょうどハーフタイムの時間で数人の審判がテロリストの人質になっているのが映し出される。テロリストは無慈悲に審判員の顔をめがけて至近距離でピストルの引き金を引くが、顔に弾痕をつけ、血を流しながら、審判員は倒れない。そのようにテロリストは審判たちを処刑していこく。ところが、ある審判が顔に塗られたドーランのようなものを拭い落とすと、顔に傷跡はあとかたもなく、消えていく。次々に審判たちはそのように顔のメイクを落とし始める。ぼくは、これはハーフタイムのショウだったのかな、と思う。それにしても、誰も死ぬ人がいなくてよかった、と思う。
そこで目が覚めた。われながら危ない夢を見ますな。くわばら、くわばら。そして、夢の神さまは夢に意外な着地点を用意してくれているものですな。きっと、現実だってそうさ。
そこで目が覚めた。われながら危ない夢を見ますな。くわばら、くわばら。そして、夢の神さまは夢に意外な着地点を用意してくれているものですな。きっと、現実だってそうさ。


去年からずっと見たいと思っていた伊藤智生監督の「ゴンドラ」を横浜伊勢佐木町の映画館、ジャック・アンド・ベティーで見た。30年ぶりのリバイバル上映の幻の名品だとのこと。ジャック・アンド・ベティーでは、なんと、デジタルではなく、30年前のフィルムで上映してくれていた。
見ながら、日本でロード・ムービーをルイス・ブニュエルを撮ったならこんな映画になるのではなどと思っていた。きっと、映画というフォーマットでしか表現できなことっていうのもあるんだ。
いつしか、映画に惹きこまれ、ぼくは、ぼくも子どもんころは、どこか、どこにも自分の居場所がこの世界には用意されていないように感じていたのを思い出した。その思いは今でもぼくに憑りついていて、きっと、おしまいまでそうなのかもしれない。見ながら、ずっと、初めて見る映画なのに、デジャブ、既視感を感じていた。30年前に見たことがあったのどうか、その記憶のないのが不思議。
上映後、映画館で伊藤監督のトークを聞いた。こんな名画を撮ったのはこんな人なのか。今、劇場映画の第二作目を準備しているとのこと。心の中で応援しています。見に行きます。楽しみです。
映画「ゴンドラ」公式サイト あなたには居場所がありますか?


その昔、残業続きの夜、終電で家に帰ってくると、深夜にNHKで「兵士たちの戦争」という番組をやっていて、見始めると、その戦争の悲惨さにいつしか深夜の二時になるまで見ていた。その番組は第二次世界大戦を戦った(名もなき)兵士にインタビューするという内容で、インタビューに答える兵士は、怒りのような感情で、ついには手も声も震えて証言する人も多くいた。その時に、哲学や理念での真実とか本当とかでははなしに、戦争の現実とは何だろうかと、ぼくは考えてしまうようになった。
ついちかごろも吉田裕さんの「日本軍兵士 ―アジア・太平洋戦争の現実」を読んだ。戦争の現実は恐ろしい。戦争は地獄です。
そして、人の命を大切にしない政軍一致のかつての日本と、過労死や自殺を顧みず、何も変わろうとしない、変えようとしない今の日本の多くの企業は、まったく地続き暗黒であるとも思う。
番組|NHK 戦争証言アーカイブス - NHK オンライン
ついちかごろも吉田裕さんの「日本軍兵士 ―アジア・太平洋戦争の現実」を読んだ。戦争の現実は恐ろしい。戦争は地獄です。
そして、人の命を大切にしない政軍一致のかつての日本と、過労死や自殺を顧みず、何も変わろうとしない、変えようとしない今の日本の多くの企業は、まったく地続き暗黒であるとも思う。
番組|NHK 戦争証言アーカイブス - NHK オンライン




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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


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