えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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こんな夢を見た。ぼくが長い坂を自転車で下っていくと、そこには電車の単線の線路の踏切があり、それを渡ると小さな街がある。線路わきに自転車を駐車し、しばらく街を散策し、小さな公民館らしきところに、ぼくは入っていく。その公民館には、ぼくの古友だちがたくさん集まっていて、小さな舞台らしきものもしつらえてあって、一人一曲づつ順番を回すコンサート、いわゆるオープンマイクだろうか、それらしきものが開かれている。その舞台に死んだ友だちが上がり、この曲は、弾けないからと言い、アカペラでブルースの"In the Evening (When The Sun Goes Down)"を歌い始める。死んだ友だちは完璧に歌がうまく、ぼくは聞き惚れる。しかし、困ったことに"In the EveningIn the Evening (When The Sun Goes Down)"は、ぼくが歌おうと思っていた曲と同じで、かぶってしまっているのだ。ぼくの番が回ってきて、ぼくは仕方ないと思い、同じ"In the Evening (When The Sun Goes Down)"を、ドブロタイプのリゾネーターギターでスライドバーを左指にはめ、弦の上をすべらせ、弾き、歌い始める。ぼくの歌も決してうまくはないけれど、味があっていいような気がする。ふと左の方を見ると、かたわらで、さっき同じ歌を歌っていた死んだ友だちが、グレッチのエレキギターで伴奏をしてくれている。

そこで目が覚めた。なんとなくブルーな夢だったな。それもいいんじゃないんでしょうか。昔、そんなシーンがきっとたくさんあったのだよ。だから、ぼくは"In the Evening (When The Sun Goes Down)"を訳さずにはおれまい。意訳してみました。

♪♪♪
夕方になるとお日様が沈んでいく
夕方になるとお日様が沈んでいく
なんて寂しんだ あの娘がどこにもいなくて お日様がゆっくり沈んでいくよ

昨日の晩は考えごとでひとつも眠れなかった
昨日の夜はあれこれ思って眠れやしない
誰かにこんなひどい仕打ちをしたことがあるだろうか お日様が沈むそんな夕刻に

お日様は東から登り 西に沈んでいきます
あー お日様が東から登り 西に沈んでいきます
語るに語れないあの娘とのばかな話さ

さようなら 恋した人よ 友だちよ おれはどこかに行ってしまう
だけど ある昔みたいな雨の日にもどってくるぜ
お日様の沈んでいく こんな時に♪♪♪





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こんな夢を見た。ぼくは高校の教室に入って行く。そこには、これまでのぼくの人生において、学校や会社で出会ったいろんな人がいて、授業はやっておらず、がやがやと、みんな、おしゃべりをしている。ぼくは教室の真ん中あたりに移動し、席にこしかけ、Sly & The Family Stoneの"Hot Fun in the Summertime"を歌い始める。すると、隣の席にいた前の会社の後輩が、ぼくに、今度、グラウンドで野球の試合をするんっすよ、楽しいっすよ、来ませんか、と声をかけてくる。ぼくは、歌うのをやめて、野球の試合がされ、みんながボールを追いかけたり、バットで打ったり、声援をとばしたりしている光景を思い浮かべ、楽しそうだな、と微笑んでいる。

そこで目が覚めた。なんでもないようないい夢なのです。ぼくが夢の中、鼻歌、歌っていたSly & The Family Stoneの"Hot Fun in the Summertime"ってこんな曲です。





意訳してみました。

♪♪♪
春もおわるころ
彼女はここにもどってくる

夏がやってきて
夏がつづくのさ

またここで
楽しもうよ

夏がやってきて
夏がつづくのさ

こんな最高に楽しい時が欲しかったの
学校から外に飛び出すのさ
お日さまはだれもえこひいきしないよ
すべてはかっこよくってさ

夏休みって楽しいよ
夏休みって楽しいよ
夏休みって楽しいよ
夏休みって楽しいよ

秋の訪れると夏もおわって
彼女のさよならといって行ってしまうけれど

夏がやってきて
夏がつづくのさ

こんな最高に楽しい時が欲しかったの
学校から外に飛び出すのさ
お日さまはだれもえこひいきしないよ
すべてはかっこよくってさ

夏休みって楽しいよ
夏休みって楽しいよ
夏休みって楽しいよ
夏休みって楽しいよ♪♪♪

これから冬が来る、そんな季節なのに、ぼくの心は暖かくなっていくよ。そうか、学校から飛び出すのか! 飛び出そうぜ!
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こんな素敵な居酒屋がJR横浜線の鴨居駅の近くにあるのなんて知らなかった。「鳥みき」です。日本酒の種類が豊富で銘酒ぞろい、鳥や魚の肴がおいしく、にぎわっております。

入ろうとすると外に予約客の人がいっぱい待っていたのだけど、お店の人に何人と聞かれて、一人でぶらっと来ましたと言うと、一人なら入れるよということで、カウンターで呑んでいました。一人酒ってけっこう居酒屋にとってはいいそうです。団体客はたいして注文せず、だらだら話をして、長居をすることも多いそう。一人酒は何も話さず、もくもくと酒を飲み、肴を食し、カウンターの特権で板さんとちょっとだけ話して、ぱっと帰る。美学だなぁ。

しかし、ちかごろの居酒屋、若いお客も増えたね。うれしいいいことです。居酒屋よ、永遠なれ。
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堤未果さんの「日本が売られる」を読む。「日本が売られる」とは政治の法律改変によって海外のグローバル資本に日本が戦後に育んできた貴重な共有財産が売られていることを指す。

そう、売国とか売国奴などという言葉があって、その言葉自体に何らかの少数意見への差別やら、軍国主義の匂いがして、ぼくは好きではないのだけど、むしろ、その言葉に似つかわしいのは彼等の方であったらしい。

売られている品目はこれらで、すべて「日本の」、もしくは「日本人の」という言葉が頭に付き、それは、水、土、タネ、ミツバチの命、食の選択肢、牛乳、農地、森、海、築地、労働者、日本人の仕事、ブラック企業対策、ギャンブル、学校、医療、老後、個人情報。それらが売りに出されているわけです。堤さんはこれらを買うのは「今だけカネだけ自分だけ」の徒であり、それによって次々にぼくたちの生活の当たり前だった足元が崩されていっていると書いている。

しかも、それはグローバル資本主義の名のもと全世界で進行中であるらしいのだ。昔、19世紀の半ばにカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスは「共産党宣言」でこんなことを書いたのだよ。

「一つの妖怪がヨーロッパにあらわれている、――共産主義の妖怪が」

妖怪はベルリンの壁の崩壊とともに消え去ったように見えたのだけれども、21世紀の初頭はこんな風でもあるのだよ。

「一つの悪魔が世界にあらわれている、「今だけカネだけ自分だけ」という資本主義の悪魔が」

杜甫の詩に「国破れて山河ありき」という言葉があるけれど、「山河」こそ「国」の始まりで、そこからしか何もないという気もするのだけど、今や「山河」も、日本では2016年に農地法を変えて大売出し中らしい。赤尾敏や野村秋介が生きていたら何と言うだろうか? やはり夏目漱石は「この国は滅ぶね」と言っているかもしれない。

その滅びる前にすることがあって、ラストの章の「売られたものは取り返せ」に少し救われた。





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ビルボード・ライブ・トーキョーで「メンフィス meets マッスル・ショールズ featuring ウィリー・ハイタワー, スティーヴ・クロッパー & ハイ・リズム」を見る。

サザン・ソウル、ディープ・ソウルのコンサートです。それぞれが伝説のミュージシャンで、アメリカ南部のレコーディング・スタジオでソウル・ミュージックを支えた人たちなのです。シンガーのウィリー・ハイタワーはアラバマ州マッスル・ショールズのフェーム・スタジオから、ギターのスティーヴ・クロッパーはテネシー州メンフィスのスタックス・スタジオから、キーボードのチャールズ・ホッジズとベースのリロイ・ホッジズは同じくメンフィスのロイヤル・スタジオからろいう趣向。

スティーヴ・クロッパーは渋くバッキングに徹していた。重たにファンキーにねばるベースのリロイ・ホッジズとドラムスのスティーブ・ポッツのリズム。塩辛い声のウィリー・ハイタワーの歌は、ソウルそのもの。"You Used Me Baby"では、歌の間に切々と愛を語るモノローグの入るソウル・ミュージックをライブで久しぶりに聴き、まさしくこれがソウル・ミュージックのショウだと感激し、"If I Had A Hammer"では会場中で合唱しました。本当にホットな時間だったこの歌の詞を意訳してみます。

♪♪♪
もしもぼくにハンマーが持てたらなー
ぼくは朝、ハンマーなんだ
夜にハンマーなんだ
この国中で

危険から脱するハンマー
警告の信号から逃れるハンマー
ブラザーやシスターたち
この国中で

もしもぼくにベルが持てたらなー
朝に鳴らすよ
夜にも鳴らすよ
この国中で

危ないよと鳴っているベルがあって
気を付けなと鳴っているベルもあるのさ
ブラザーやシスターたちの間で愛を鳴らす
この国中で

ぼくは一つの歌を歌う
朝にも歌い
夜にも歌う
この国のありとあらゆるところで

危ないよと歌い
気を付けなと歌う
ブラザーたち、シスターたちの間の愛を歌う
この国のありとあらゆるところで♪♪♪

オデッタ、ピーター・ポール&マリー、ボビー・ダーリン サム・クック アレサ・フランクリン ザ・ステイプル・シンガーズ、ジョニー・キャッシュ、数えきれないシンガーたちによってずっと歌い継がれてきたこの"If I Had A Hammer"は日本ではその題を「天使のハンマー」とも言われている。もとはピート・シガーの歌でウィキペディアによるとこんな発端の歌だそう。

「1949年6月3日、ニューヨークの聖ニコラス・アリーナでアメリカ共産党の主導者たちを集めた謝恩会が開かれた。その会で本作品はピート・シーガーとリー・ヘイズによって初めて演奏された。政府の転覆を謀ったとして訴えられた主導者たちは、当時連邦裁判所で戦っていた。

同年8月27日、ニューヨーク州ピークスキル郊外でポール・ロブスンが企画したコンサートが予定されていた。しかしコンサート当日、反共主義者がコンサートに向かう人々を襲撃し、警察が向かうまでに13名が重傷を負う。このピークスキル暴動により9月4日に延期されたコンサートにおいて、ピート・シーガーは再び本作品を歌った」

見果てぬ夢を追った歌はつづいてゆき、ソウルは決して死なないんだ。





メンフィス meets マッスル・ショールズ featuring ウィリー・ハイタワー, スティーヴ・クロッパー ; ハイ・リズム|イベント詳細|ビルボードライブ東京|Billboard Live(ビルボードライブ)


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ビデオでも見たし、テレビでも見たし、ミニシアターでの自習上映みたいな企画でも見た、スタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」をついに大きな劇場のスクリーンで見た。

20世紀を代表するSF映画は美しくもあり、とても前衛的でもあり、初めて見た時はそのラストの展開に本当に驚愕した記憶がある。いろいろな解釈を生んだ「2001年宇宙の旅」は大きなスクリーンで体感する映画で、しかもあれこれと思考をめぐらし、謎解きをする映画として、何度もリバイバルされてきた。

キューブリックは、「2001年宇宙の旅」は、人猿が樹上から地上に下りて来た時、大きな意識変化があったはずだし、人類が宇宙のどこかに降り立つ時、意識の変容がある、そのことをこの映画で描きたかったと言っているのを、つい近ごろぼくは知った。何度目かの鑑賞の今回、ストーリー性や会話に乏しい根っからの映像派のこの映画、途中で何度か眠たくなりながら、ぼくは「2001年宇宙の旅」から輪廻というようなことを感じてしまう。

そして、戦争という殺し合いにあけくれる人類が、もし戦争をやめていたなら、21世紀の今頃、宇宙のかなたのどこまでもどこまでも行けたのではないかしらとそんな想像もしてみるのだった。

「2001年宇宙の旅」を一度も見たことのない人は一度は見ることをお勧めします。やっぱ、眠くなるかもしれないけれど…

映画『2001年宇宙の旅』公式サイト
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早い春の三月に三峰神社を訪ねて、再び、車を走らせ、この早い秋に訪れてみました。

最近は車にのることも、あまりになくなり、けれども、バッテリーが上がって、いざという時に、発車できないことがないように、数カ月に一度はどこかに、ドライブに出かけるのです。この前の車検でステレオ・セットを直してもらったし、いいミュージックを聴きながらです。

三峰神社といえば、この前、来た時は、御朱印帳を忘れてしまい、御朱印をいただきそこねたということもあったのだけど、今回は大丈夫。ちゃんと、いただけました。

車を走らせての改めての実感、三峰神社のある奥秩父って結構、遠いなぁ。下は山梨、西は長野です。秩父困民党についてなにがしかを知りたくなりました。今度、本を読んでみよう。

三峰神社の狛犬は大犬なのです。ニホンオオカミ。ぼくはどこかの山の森にニホンオオカミがきっと生き残っていることを信じて疑わない。見つかってもいいし、見つからなくてもいい。そして、震災の年に旅立ったわが家の愛犬、レオを思い出します。それは、ゆめゆめうたがふことなかれ、なのです。

さぁ、いろんな写真をご覧あれ。









再度、来てみて、山の森にある古い神社の清浄さに、ぼくの心は清々しくなったようなのです。しかれば、御神籤をひいてみると、「大吉」であったのです。

「第十二番



一歩づつたゆみなく歩むこと

長い道のりに思えてもそれは夢を実現するための一番の近道となる 人生に真剣に向き合ってみよ 深き闇を知り本物の輝きを手に入れるでしょう

運勢大吉」

ゆめゆめうたがふことなかれ
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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