えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ



黒沢清監督の『スパイの妻』を見ました。
蒼井優さんの演技がすごい。その身のこなし、振る舞い、喋り方、昔の日本、小津安二郎や黒澤明、溝口健二の映画に見られるみたいな、例えば原節子みたく、あるいは三島由紀夫の小説に登場するような、古い戦争期の昭和の日本の女性そのものみたいだ。
映画の物語は歴史の暗部をえぐり、加害の日本を描きながら、サスペンスを通じて、男と女の愛のかけひきの物語となり、ある時の社会や日本と対峙した一組を肯定し、それでよしとメッセージする。黒沢清監督がインタビューで答えていたように、エンターテイメントと芸術の垣根を越えて、映画の力を見せつけられました。
途中で戦争期に非業の死を遂げた山中貞雄の映画が、映画の中で映し出される映画としてほんの少しだけ見ることができる。これはきっと短い人生を生きた映画監督への黒沢清さんからのレスペクトの表明だろう。
ところで、ネトウヨと呼ばれる人たちはこれも反日とけなすのだろうか? まったく鬱陶しいやつらだ。
ベネチア映画祭の栄誉ある銀獅子賞受賞、おめでとうございます。
『スパイの妻<劇場版>』




こんな夢を見た。ぼくは体育館にいてバレーボールのコートのわきにユニフォームお着て、すわっている。ぼくの名前が呼ばれ、コートの中でサーブの番の人と交代し、ぼくはサーブを打つのだが、ネットに引っかかり、相手側のコートに入らず、失敗してしまう。ボールは相手側に移り、相手側の選手はサーブが決まり、ボールはぼくの方に飛んでくる。ぼくはレシーブを仕損じ、当てたボールはあらぬ方向へ飛んでいってしまう。失敗してしまった、とぼくは思い、相手のサーバーはぼくを穴だと思い、ぼくを集中的に攻めてくるかもしれない。いくらでも攻められたっていい、とぼくは開き直り、心の真ん中のあたりからファイトがわいてくる。
そこで目が覚めた。運動音痴のぼくだけれども、中学生のある時期、バレーボール部だったことがあるのを思い出した。1972年のミュンヘンオリンピックで全日本男子バレーボールは金メダルを獲得して、小さいころそれを見て、テレビ放送されたアニメにもなって、なんてかっこいいんだろう、とずっと思っていたのです。今でもテレビでバレーボールの試合が放送されていると必ず見てしまう。
さて、来年は東京でオリンピックが開催されるのだろうか?
そこで目が覚めた。運動音痴のぼくだけれども、中学生のある時期、バレーボール部だったことがあるのを思い出した。1972年のミュンヘンオリンピックで全日本男子バレーボールは金メダルを獲得して、小さいころそれを見て、テレビ放送されたアニメにもなって、なんてかっこいいんだろう、とずっと思っていたのです。今でもテレビでバレーボールの試合が放送されていると必ず見てしまう。
さて、来年は東京でオリンピックが開催されるのだろうか?






日本民藝館に「アイヌの美しき手仕事」展を見に行く。衣装にほどこされた海の波にような、もしくは野の花のようなアイヌの文様を見ていると、それは分けへだてのない命ということを感じさせ、南アメリカやアフリカの文様に地下茎によって繫がっているようにぼくは想像してしまう。二十一世紀は始まったばかりで、まだ混迷しているけれど、この展覧会のような新しい見つめなおしによってアイヌの時代になっていき、光がさしてくるのではないかしら?
日本民藝館


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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


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